比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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シービー帰国!

 

 

八幡side

 

 

愛ダービーから1週間後の今、7月に入っている。本来であれば合宿所に行ってトレーニングをしているところなのだが、今俺は空港に来ている。その理由は言わなくても分かるだろ?シービーのお出迎えだ。愛ダービーを勝った後、シービーは合宿所で2週間の休みを入れる予定で、後の1ヶ月半を追込む期間にするつもりだ。流石に帰って来たばかりなのにトレーニングっていうのはキツいしな。にしても………

 

 

八幡「凄い人だな………テレビで有名人が来る時のアレを見てるっていうかその場に居るんだよな。」

 

 

けどこれもシービーの戦果と言って良いだろう。これだけの人に慕われ、愛されてるって事なんだ。ホント今更ながら思う事だが、俺には勿体無いくらいの担当ウマ娘だな。シービーに限らず、他のメンバーもそうだけど。

 

 

〜〜〜〜〜っ!!!!!

 

 

八幡「おっ、帰って来たみたいだな。まっ、俺はシービーがこっちに来るまで待つか。ファンサービスもウマ娘の仕事の一環だしな。」

 

 

それから遠目で見るシービーは、出待ちしていたファン1人1人を相手にするくらい丁寧な対応をしていた。しかし途中で係員に止められてしまったので、受けられなかった人は残念そうにしていたが、シービーの決めポーズみたいな感じでもある口元に人差し指を付けてから前に突き出す仕草をした事によってまた歓声が沸いた。すげぇな、アイツ………

 

 

シービー「………」キョロキョロ

 

八幡「(俺を探してんだろうな。)シービー!」

 

シービー「っ!!あっ、八幡〜!!」

 

八幡「ようっ、おかえりぉっ!!?」

 

シービー「えへへ〜♪八幡、あたしやったよ!ちゃんと結果、残したよ!!」ギュ∼‼︎

 

八幡「………あぁ、ちゃんと見てた。1人で外国まで行ってよく頑張ったな。」ナデナデ

 

シービー「♪〜」スリスリ

 

 

人前にも関わらず、シービーは俺の胸に顔を埋めていた。ていうか荷物………まぁ今はいいか、シービーの好きにさせてやろう。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

八幡「お~いシービー、そろそろ行くぞ。流石に長過ぎる、人の目もあるんだから。」

 

シービー「んぅ〜んんんんんんんんんんんんんん〜!ん〜んん〜んんんんっ!!」

 

八幡「何言ってるか分かんねぇよ……ほら、1度トレセン学園に戻るぞ。それから合宿所だ。」

 

シービー「んはぁ〜!合宿所?今年は合宿なんだ?やっぱり追い込みたいから?」

 

八幡「それもある。けどお前は2週間お休みな、お前も向こうでは俺の渡してたトレーニングをこなしていただろうし、何より時差ボケだってあるだろうしな。まずはゆっくり休む事だ、いいな?」

 

シービー「は~い♪」

 

八幡「うし、じゃあ行くぞ。」

 

 

ーーー数時間後・合宿所ーーー

 

 

学園に戻って荷を下ろし、予め準備をしていた新しい荷を用意した俺達は合宿所に着いた。今日は都合もあって休みにしていたから皆はきっと自主練か遊びに出ている事だろう。シービーは……飛行機の長旅に加えて車でも長時間の移動だ、疲れて眠っている。

 

 

八幡「さて、荷物とシービー運ばなきゃな。「手伝うぞ、八幡。」……エアグルーヴ、待ってたのか?」

 

エアグルーヴ「あぁ、そろそろだと思ってな。シービー先輩は……寝ているのか。」

 

八幡「飛行機に加えて車でも移動だ、仕方ないだろう。本当ならゆっくり来たかったんだけどな、お前達のトレーニングもあったから無理言ったんだ。」

 

エアグルーヴ「そうか………では八幡、シービー先輩は予定通り休ませるのだな?」

 

八幡「あぁ、2週間は好きにさせる。その方がシービーにとっても良いだろう。」

 

エアグルーヴ「そうだな。では私は荷物を運ぶ。八幡はシービー先輩を頼めるか?」

 

八幡「そのつもりだ、荷物は頼んだ。」

 

シービー「すぅ……すぅ……」

 

八幡「呑気な寝顔だ。アイルランド2冠を獲ったウマ娘には到底見えないな。けど、良い顔だ。」

 

エアグルーヴ「あぁ、そうだな。」

 

シービー「すぅ……すぅ……」

 

 

ーーー八幡の部屋ーーー

 

 

八幡「助かった、ありがとうなエアグルーヴ。」

 

エアグルーヴ「このくらいなんて事は無い。それで八幡、明日からはトレーニングだな?」

 

八幡「あぁ、そうだ。去年行けなかった分を取り戻す勢いで行くからな、覚悟しておけ。」

 

エアグルーヴ「あぁ、当然だ。今のは他のメンバーにも伝えておこう。」

 

八幡「脅すなよ?他のメンバーは?知ってるか?」

 

エアグルーヴ「あぁ、聞いてある。フジはアマゾンと一緒に寮長の業務、アルダンはデビューに迎えて軽く運動、ライスもアルダンと同じで少しでもと運動している。モーリスは同級生と近くを探索、アローは砂浜ダッシュをしていて、バクシンオーはバンブーと共に見回りをしている。」

 

八幡「成る程……よく分かった、軽く動かしている程度なら追い込んでも明日のメニューに変更を加えなくてもよさそうだな。」

 

エアグルーヴ「寧ろ加えてもらっては困る。お前のメニューは我々の力となり糧となるのだ、手加減は要らん。」

 

八幡「流石チームリーダー、頼りになるな。けど、あまり気負い過ぎるなよ?少しは肩の力を抜け、俺だけの時とかは、な?」

 

エアグルーヴ「……あぁ、そうさせてもらおう。」

 

 

女帝様も随分と丸くなった。良い丸まり方をしたから俺もやりやすい。

 

 

 




シービーは2週間の休息!

そして明日からハードメニュー!!
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