比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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アイリッシュセントレジャー ①

 

 

シービーside

 

 

実況『さぁ、アイリッシュセントレジャーに向けて集まったウマ娘達がスタート地点へと向かっていきます。2,800mのこのレース、カラレース場のプレートコースから始まる長距離のこのレース。今回はどのようなレース展開が繰り広げられるのでしょうか!?今回このレースには、この欧州の長距離絶対王者のエルーティクルが参戦、圧倒的な1番人気です。そしてそれに続くのがアイルランド2冠を達成した日本の侍、ミスターシービー!果たして3冠を達成出来るのか!?』

 

 

違うよ、達成しなきゃならないんだよ……それに、アイツに一杯食わしてやらないと気が済まない。

 

 

ティクル「………」ノビィ∼

 

 

まるで余裕、みたいな感じで緊張感も何もない。

 

 

ソナ「………シービー、見ない。」

 

シービー「え?」

 

サーテ「ソナの言う通りだよ、彼女をあまり見ない事だよ。ああやって余裕を見せつけて他の相手を挑発しているんだ、所謂ルーティンみたいなものさ。」

 

シービー「成る程ね………じゃあ見ておこっと♪」

 

ソナ「………どうして?」

 

シービー「ん?だって彼女を負かした時に言ってあげようと思ってね、『余裕ぶってたけど、負けちゃったね。』ってね。」

 

サーテ「君、本気で勝つつもりなんだね………ううん、違うよね。ここに居る皆勝つつもりでこの場に居る、当然私達も………」

 

ソナ「………ん、頑張る。」

 

 

よし、あたしも更に気合い入れないとねっ!

 

 

♪〜♪〜♪〜

 

 

実況『さぁ、ファンファーレが鳴り響いてウマ娘達がゲート入りを始めました!!今日は多くの人々がこのカラレース場に集まり、世界の中継でも多くの人々がこの様子をご覧になっています!世界最強の長距離王者と2冠ウマ娘との対決を今か今かと楽しみにしています!!そして来賓には我がアイルランドの国王陛下並びに王妃、ピルサドスキー殿下がお越しくださったばかりか、イギリスからダンシングブレーヴ王が天覧しておられます!!世界が注目するアイリッシュセントレジャー、間も無く発走です!!』

 

 

サーテ「じゃあシービー、お先に行くよ。」

 

ソナ「………バーイ。」

 

シービー「頑張ろうね。」

 

ティクル「よぅ、先行くぜ。」

 

シービー「ん、バイバイ。」

 

ティクル「何だよ素っ気ねぇな……まぁどうでもいいけどよ。」

 

 

………よし、あたしも入ろう!!

 

 

実況『さぁ漸く全員が収まりました!!アイルランドにて最強決定戦が始まります!!世界王者か!?3冠か!?はたまた下剋上か!?アイリッシュセントレジャー………ゲートが開いて一斉にスタート!!』

 

 

うん、良いスタート切れた♪

 

 

実況『各ウマ娘揃ったスタートを切りました!!やはり先頭を行きます【暴走機関車】エルーティクル、ハナを行きます!!サーテックス、ソナライズは中団の位置に付けています!そしてミスターシービーは2000ギニーの時と同じ最後方からとなりました!!』

 

 

ティクル(ケッ、勝負を捨ててやがるぜ!!この俺を相手に追込だぁ?奇跡でも起きねぇ限り、テメェが俺に追いつくなんて事、万に1つもねぇよ!!)

 

シービー(あたしと彼女の差は………大体10〜20バ身ってところかな?さぁて、どこから仕掛けようか………)

 

 

実況『さぁレースはもう半分を過ぎています!展開は変わらず先頭はエルーティクルが引っ張っている!』

 

 

シービー(さぁてと、ボチボチ動き出そうかなぁ!)

 

 

実況『おっとここでミスターシービーが動き出した!!しかし大丈夫か!?こんなに早いタイミングでスパートをかけて大丈夫なのか!!?既に中団の真ん中辺りまで上がって来ている!!』

 

 

シービー「まだまだ上がって行くよ〜!!」

 

ソナ「っ……速い!」

 

サーテ「ていうか……笑ってるっ!?」

 

 

実況『ミスターシービーまだまだ上がって行く!!単独2番手まで上がって来た!!直線向くまでにその脚は残っているのか!?先頭のエルーティクルまではまだ3バ身の差がある!!このリードは縮まるのか!?』

 

 

シービー「ヤッホー、捕まえに来たよ〜♪」

 

ティクル「あぁ!?ハッ、残ってる脚があんのなら捕まえてみやがれ!!!」

 

 

実況『おっとここでエルーティクルもギアを上げた!!これは2人の一騎打ちになるのか!?後ろも漸く追い上げ体勢に入る!!先頭は依然エルーティクルですが、見ると差が縮まっているようにも見えます!!ミスターシービーの追込、とてつもない脚です!!』

 

 

ティクル(縮まってるだと?そんなのまだ俺が本気を出してねぇからだよ!!直線も向いてねぇのにそんな脚を使っちまったら、潰れるに決まってんだろうが!!勝負あったな、やっぱりテメェは俺に負ける!!!)

 

シービー(ふふ〜ん、まだまだ行けるよ♪)

 

 

八幡「よし、シービー………」

 

シービー「うん、分かってるよ八幡………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八・シ「此処だ(よね)!!

 

 

ズサァ!!!

 

 

実況『何とミスターシービー、またスピードを上げた!!!エルーティクルと並ぶ勢いだ!!さぁ最終コーナーが近付いて来た!!エルーティクルが先頭だが、ここでミスターシービーも並んできた!!』

 

 

ティクル「テ、テメェ!!!?」

 

シービー「やぁ、追いついたよ♪にしてもこれが本気?随分と簡単に追いついちゃったよ?」ニコッ

 

ティクル「るっせぇ!!!テメェこそもう追い上げる脚なんて残ってねぇだろ!!?」

 

シービー「ん、そう思う?じゃあお先に〜♪」

 

 

実況『ここでミスターシービー先頭に立った!!脚はまだ残っているのか!?最後まで持つのか!?最終コーナーを曲がって直線コースを向きました!!さぁここからは真っ向勝負!!駆け引き無しの力と力のぶつかり合いだ!!!』

 

 

 




最後の直線残して終わりました……続きは次回!!
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