比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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1日経って

 

 

八幡side

 

 

アイリッシュセントレジャーから1日が経った。昨日は色々とすげぇ日になった。3冠を達成してからというものの、シービーの人気が跳ね上がった。レース場の人達からサインや握手を強請られたり、写真を一緒に撮って欲しい等があった。シービーの人柄も相まってそうさせるのだろう、まさに【天衣無縫】だな。

 

そんで今日は1日オフの日だ。本当ならすぐに日本に帰りたいところなのだが、レース後だからそれは出来ない。シービーの体調も考慮しながらという形で明後日に帰る事になった。そんで今は俺とシービーは日本のチームメンバーにお土産を買う為に街に来ている。

 

 

もうこれだけで分かるだろ?人に囲まれんだよ………頼むよ、今はプライベートなんだから自由にさせてくれよ。シービーもちょっと苦笑いだし。

 

 

シービー「皆もしかして昨日のを見てくれたの?」

 

「勿論!!凄かったよ昨日のレース!!」

 

「あんなレースは初めて見たよ!!」

 

シービー「あはは、ありがとうね。でも今日はプライベートだから………ね?」

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

シービー「いっぱい買ったね♪」

 

八幡「そうだな、まぁこれだけあれば充分だろ。」

 

シービー「そういえば八幡に連絡とか来たの?あたしはレース終わった時にいっぱい来てたよ。後は寝てる時とかにたくさん来てたかな。」

 

八幡「俺は勝った時に電話が来てた。因みにエアグルーヴからでチーム全員が映ってた。いきなり『そっちでも非常識な展開を見せてくれたな。』って言われた。俺、ただシービーをトレーニングさせてただけなのに。」

 

シービー「そうなんだ。まぁアイルランドと日本って殆ど真逆の時間だもんね。あたし達は昼でも向こうは夜だもんね。」

 

 

そうなんだよなぁ……向こうの寮とかは就寝時間とかあるから気軽に電話とか出来ないんだよなぁ。

 

 

シービー「じゃあこっちに居る間は八幡とデートが出来るってわけだよね♪今日はダービーの分だから、まだセントレジャーの分が残ってるからね♪だからまた明日デートしようね♪」

 

八幡「まっ、そう言ったのは俺だしな。それに外国で頑張ってくれたわけだからこのくらいは、な。」

 

シービー「やった♪八幡やっさしい♪」

 

 

と、いうわけだ。日本にいる皆、もう少しだけ待っててくれ。もうすぐお土産持って帰るから。

 

 

八幡sideout

 

エアグルーヴside

 

 

昨日、シービー先輩がアイルランド3冠を達成した事によって日本中が揺れた。新聞では一面トップ、ニュースでも1番に出て来るくらいの話題となっていた。それ程の偉業を達成したという事だろう。それに八幡も海外の3冠トレーナーとしてまた1つ名声を博した。

 

我々のトレーナーとして誇りに思う。そんな八幡も今はアイルランドに居る。2週間くらい日本から離れているのだが、私の友人が少しだけレスな状態になっているのだ………

 

 

フジ「はぁ………会いたいなぁ。」

 

エアグルーヴ「フジ、その言葉はもう何十回、何百回と聞かされて来たぞ。後数日の辛抱だ。」

 

フジ「仕方ないでしょ?2週間も居ないんだからこうなるよ………それに向こうではシービー先輩と2人きりでしょ?今回ばかりは言わせてよ、シービー先輩だけズルいよ。」

 

エアグルーヴ「……お前がその言葉を使うとは。」

 

フジ「エアグルーヴは寂しくないのかい?八幡さんがこんなに居ないのは初めてでしょ?」

 

エアグルーヴ「確かに八幡が居ないと寂しさはある。だがお前程ではない。お前はその気持ちを恋を煩わせていると思えばいいだろう。」

 

フジ「………じゃあ八幡さんにエアグルーヴも寂しそうにしていたって伝えるよ。10分に1度くらい名前を出していたってね。」

 

エアグルーヴ「それはお前の方だろう………では私も伝えていいか?お前が1日1回泣く程八幡に会いたがっていたと。」

 

フジ「泣いてはいないけど、否定は出来ない……」

 

 

しかし、八幡達が帰って来るのは明後日だ。残りのメンバーも画面越しで会えてはいるものの、物足り無さは感じている。無論、私もだ。八幡が居るのが普通だったからな、あまりこういうのに慣れていないからかもしれんな。

 

 

ルドルフ「やぁ、エアグルーヴにフジキセキ。」

 

エアグルーヴ「っ!会長、お疲れ様です。」

 

フジキセキ「会長さんはどうかしたんですか?」

 

ルドルフ「何、漸く作業が一段落したところだよ。八幡君に関する物が多かったよ。アイルランドで偉業を成した事が早速効果を表しているようだ。全く、彼は本当に色々とやってくれるよ。」

 

エアグルーヴ「我々のトレーナーとして、とても誇らしく思います。」

 

ルドルフ「本当に君達が羨ましいよ。それに八幡達に限らず君達にも言える事だ。この国での3冠を獲る事も容易な事では無い。君達の力も確かさ。」

 

フジ「なんだか照れ臭いですね。」

 

ルドルフ「しかし、八幡君が居ないと少し寂しさを感じるよ。君達もそう思わないかい?」

 

エアグルーヴ「はい、我々もその話をしていたところです。フジが「エアグルーヴ?」………冗談だ。」

 

ルドルフ「ははは、仲がよろしいようで何よりだ。」

 

 

八幡よ、早く帰ってこい。

 

 

 




八幡とシービーとのデート。

日本の皆さんは八幡のご帰宅をご所望のようで。
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