比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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八幡レス

 

 

八幡side

 

 

日本に帰って数日が経って、漸く日本の時間にも慣れてきた。帰って来た時は本当に大変だった。アイルランド3冠の取材だったり、次走だったり、他のメンバーの事だったり色々と聞かされた。最近の予定はライスのセントライト記念でその次がフジのスプリンターズSになっている。これから忙しくなりそうだ………

 

 

八幡「んで10月に入ってからは………うへぇ、自分で組んだ予定とはいえ、えげつねぇ。こんなにやり切れるかね?俺の身体持つか?」

 

エアグルーヴ「弱気になるな八幡、もしも自分の手では足りぬと判断したのならば私を頼れ。ある程度の事なら私も力になれる。」

 

フジ「そうだよ八幡さん、少しは頼ってね。」

 

アルダン「兄様、私達に出来る事があれば、何でも仰ってくださいね。」

 

八幡「それはありがたいんだがフジにアルダン、ちょいと離れてくれませんかね?」

 

フジ「それは無理なお願いだね。2週間も八幡さんに会えなかったんだからご無沙汰だったんだよ?ちょっとくらいいいじゃないか。」ギュ∼

 

アルダン「私も兄様と会えなかったんですから寂しかったんですよ?」ギュ∼

 

八幡「それは皆一緒………かどうかは分からんが、お前だけだろ?それに俺が帰ってから時間の許す限りずっとこの調子だろうが。」

 

アルダン「いいではありませんか。最近は兄様と過ごす時間が少なかったのですから、これでおあいこです。それに私達のチームに限らず学園の皆さんも八幡さんが居ない影響が少なからず見えました。兄様の居ない学園は少し活気が無いように見えました。」

 

八幡「………俺が居ないだけで?」

 

 

嘘だろ、そんな事になってたのかよ。しかもそれが2週間も続いてたってマジ?よく壊れなかったな。

 

 

フジ「確かにちょっと元気が無かったかもね。」

 

エアグルーヴ「ちょっとどころでは無い、明らかに活気が無かった。会長も少し落ち込まれていたからな。八幡と友好的なトレーナー達も少し張り合いの無さそうな表情だった。」

 

八幡「マジかぁ……今度飲みにでも誘うか?配属してから1度も誘った事なんてねぇけど。」

 

アロー「あのさトレーナー、今更なんだけど………本気なの?私がアメリカの……BCジュベナイルに出させるって。」

 

八幡「本気だ。ていうかこの前のBSN賞だってそうだろ?それに物足りない、って思ってんじゃねぇのか?この前のは8バ身だろ?追込でこの差ってのは流石になぁ………他にもうお前に走らせられるようなレースが12月の全日本ジュニア優駿くらいしかねぇし、それまでトレーニングに専念してたらもっと差が開きかねない。今のお前の力を見る良い機会だ。」

 

アロー「……ん、分かった。」

 

八幡「それに安心しろ、向こうには先生達が一緒に行く。流石に秋シーズンに入ってから俺が遠征に出るのは現実的じゃないしな。」

 

アルダン「私はサウジアラビアRC、ライスさんも順調に行けば菊花賞、フジさんがスプリンターズS、モーリスさんが富士S、アローさんがBCジュベナイル、重賞ばかりですね。」

 

フジ「八幡さんのトレーニングのおかげで皆成長が著しいみたいだからね。」

 

エアグルーヴ「著しいでは済まぬレベルだがな。」

 

フジ「そっか、最初に改造されたのは君だったね。」

 

エアグルーヴ「改造と言うなっ!!」

 

 

俺のトレーニング、改造扱いされてるの?

 

 

※まぁ……無理もないのでは?ホントの事ですし。

 

 

八幡「そんでよ、まだ離れてくれんのですか?幾ら今日がトレーニング休みの日とはいえ、お前達少しくっつき過ぎやしないか?」

 

フジ「ん〜ダメかなぁ。」

 

アルダン「はい、ダメですね。」

 

八幡「そうですか……」

 

エアグルーヴ「貴様等、もう離してやれ。八幡にも仕事があるのだぞ?」

 

フジ「そう言って君もさっき八幡さんの肩に頭を乗せていたじゃないか。人の事を言えた義理かい?」

 

エアグルーヴ「私は他のメンバーの誰かが来るまでと決めていた。お前達のように無制限にではない。」

 

フジ「………そればかりか頭も撫でられてたし、あろう事か耳も触らせてたよね?」

 

エアグルーヴ「なっ!?お、お前何故そこまで知っている!?その時間には誰も居なかった筈!?」

 

フジ「1人だけズルいよね〜そんなに良い思いをしてたなんてさ〜!しかもウマ娘の中でとってもデリケートな部分でもある耳を触らせるなんてさ〜。」

 

エアグルーヴ「ち、違う!!八幡が2週間リーダーとして頑張っていたみたいだからと褒美を貰っていたのだ!!私からせがんだわけでは無いぞっ!!」

 

八幡「本当ならお前達にも少しやってやろうとは思ってたんだが、連日こうして抱き着かれてたからな、止めにした。」

 

フジ「そ、そんなっ!?」

 

アルダン「兄様、それはあんまりです!」

 

八幡「離してほしくても離してもらえない状況の俺よりかは大分楽で良いと思うが?」

 

フ・ア「うっ………」

 

アロー「私にはしなくていいから。」

 

八幡「そういうタイプじゃないだろお前は、無理にしようとは考えてねぇから安心しろ。その分はまだ何もしに来てないライスに回すから。」

 

フジ「えぇ!?」

 

 

だってライスは次のレースに向けて頑張ってるし、今日だって軽い自主練するって言ってたしな。頑張ってるんだからご褒美くらいあげてもいいだろ。

 

………あれ?やっぱり俺ってライスに甘い?

 

 

 




皆さん、次は重賞レース!
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