比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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次に向けて

 

 

フジside

 

 

八幡さんが帰国してトレーニングも八幡さんが見るようになって数週間が過ぎた。私が出走するスプリンターズSまで残り数日にまで来ていた。春の高松宮記念の2着以来の短距離レースだから、今の私はとても燃え上がっている。自分でも自覚している、今までに無いくらい心が熱くなっている。

 

次のスプリンターズS、必ず勝たないと……八幡さんの為、私自身の為にも。それに次は何度か走った事のある中山レース場だから、それなりに自信はある。だから負けられないし、負けたくない。

 

 

フジ「はあああぁぁぁぁぁ!!!」

 

バクシンオー「バクシンバクシイイィィィン!!!」

 

フジ「……よしっ、先着!!」

 

バクシンオー「ちょわあああぁぁぁぁ!!」

 

 

よし、これで3回連続でバクシンオーに先着出来た!!良い調子♪

 

 

モーリス「す、凄いですね……フジ先輩。まさか3回連続でバクシンオー先輩に勝つなんて。」

 

八幡「それだけ本気って事だ。春の事もあるからな、本人が1番負けたくないって思ってるだろうしな。だからこそあの力の入り様なんだろう。」

 

モーリス「私も次の富士Sを勝てばマイルCSに………私も負けていられません!トレーナーさん、私の走りも見てくださいっ!!」

 

八幡「あぁ、分かった。」

 

シービー「燃えてるね〜モーちゃん。よし、じゃああたしが併走に協力するよ。不足はないでしょ?」

 

モーリス「勿論です、お願いします!」

 

フジ「八幡さん、5本勝負終わったよ!次………はもう終わりだったね、ダウンまではまだ時間があるかな。どうしてたらいいかな?」

 

八幡「する事が無ければダウンに入ってもいいぞ。」

 

フジ「ん〜………モーリスのを見てるよ。一緒にダウンする事にするよ。」

 

アルダン「フジさん、お飲み物とタオルをどうぞ。もうすぐ大事なレースなのですからお身体にも気をお配りください。」

 

フジ「ありがとうね、アルダン。」

 

八幡「身体も冷やさないようにしろよ。」

 

フジ「うん、分かってる………」

 

 

八幡さん……やっぱり横顔もカッコ良いなぁ。けど菊花賞で見たあの時の笑顔、また見たいなぁ………他の人にはきっと見せた事は無いと思うであろう、私だけが知っている笑顔。次はいつ見れるかな………

 

 

八幡「……ん、どうしたフジ?」

 

フジ「え!?う、ううん何でもない///」

 

八幡「そうか?ならいいが。」

 

アルダン「ふふふっ♪」

 

フジ「な、何ですか?」

 

アルダン「いえ、何でも。」

 

ライス「お兄様、ライス達も終わったよ!」

 

エアグルーヴ「セントライト記念が終わってすぐのトレーニングで少し心配だったが、それを問題にしない程の走りだった。これならば本番でも良い走りが出来るだろう。それ以前にライスの本領発揮の出来る距離適性だからな、申し分無いと言っておこう。」

 

八幡「エアグルーヴがそう言うのならそうなんだろうな。これは本番が楽しみだ。」

 

ライス「えへへ……セントライト記念ではブルボンさんにまた負けちゃったから、次は勝たないとって思ってたから。」

 

八幡「ふっ、次はお前の得意な長距離だからな。勝ってくれないと困るってもんだ。頼むぞライス。」

 

ライス「うん!」

 

エアグルーヴ「それから八幡、気付いているか?周りに取材班とトレーナーが取り巻いている。許可したのは八幡だから知っているとは思うが、あんなにたくさん許可を出してよかったのか?」

 

八幡「あぁ、いい加減ウザかったからな。シービーが帰って来てトレーニングを始めようと思った矢先に見学や撮影の許可、取材、断り続けたらお前やフジの言う世間の評価がまた下がりかねない。」

 

フジ「気にしてくれていたのかい?」

 

八幡「何度も言われると、な。それにシービーもアイルランドの3冠を獲ってチームの評価は鰻登りだ。せっかく上がった評価を落とすわけにはいかないだろ?」

 

 

嬉しいなぁ……八幡さんがこうして自分……のではないけど、気にしてくれるなんて。

 

 

アルダン「と言っても、兄様の評価はダービー終わりの事件から上がったままですから、人柄の評価は当然ながら3冠を3つも獲っているのですから、トレーナーの評価は申し分ありません。」

 

エアグルーヴ「そうだな。それに次のスプリンターズSを勝てば、更に高まるだろう。勝てばフジは全適性制覇という事になる。これを逃す手はあるまい。」

 

八幡「だろうな。」

 

フジ「大丈夫だよ八幡さん、次は絶対に勝つ。高松宮記念のような事はもうしない。2度も同じ轍は歩まないから。」

 

八幡「……あぁ、そうだな。」

 

シービー「はっちま〜ん、終わった〜♪」

 

モーリス「うぅ〜1度も先着出来ませんでした……」

 

シービー「そう簡単に先着されたら、あたしの立場無いもん。それに壁は高い方が良いでしょ?」

 

モーリス「も、勿論です!」

 

八幡「よし、全員揃った事だしダウンに入れ。各々ストレッチは入念にな。分かってるとは思うが、暦ではもう秋だ。寒くなってきている、身体を冷やさないようにな。特にレースが近い奴は、な。」

 

フジ「八幡さんも一緒にどう?」

 

八幡「何もしていないのにダウンしてどうなるよ。」

 

エアグルーヴ「お前の場合はアップになるな。」

 

八幡「これから運動を?冗談じゃねぇよ……俺にもやりたい時間があるんだからよ。」

 

フジ「じゃあ私達と一緒にトレーニングする?」

 

八幡「自主練の時なら考えてやる。」

 

 

ふふふっ、その時っていつになるかなぁ?

 

 

 




八幡「なぁ?最近ちょっと更新遅くね?」

生焼け肉「スランプではないんですけどね〜。」

八幡「ビジョンが浮かばなくなった、とか?」

生焼け肉「ハッピーエンドっぽいのを最近思いついたからか、直近のが思いつかなくなったのかなぁ?捻り出して2〜3時間も執筆に時間掛かってるし………」

八幡「とか言って、他のを妄想してんじゃねぇの?」

生焼け肉「………否定出来ません。」

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