比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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大感謝祭

 

 

八幡side

 

 

八幡「………ホント、何でこうなったんだ?」

 

 

皆さん、秋になってからどうお過ごしでしょうか?食べ過ぎたりしてません?運動のし過ぎでコズミ気味になってたりしてません?あるいは本や新聞の読み過ぎで近視になっちゃったりしてませんか?そのどれにも当てはまらないチーム・ポラリスのトレーナー、比企谷八幡です。いやもう本当にどうしてこうなったのか知りたい。

 

いやね?前にエアグルーヴから【秋のファン大感謝祭】の事を聞かされていたんだよ。俺もその時はトレーニングの事や海外調整の事で忙しかったから手が回らなかったんだよな。だから、俺は了承出すから皆で決めてくれっていう風に言っておいたんだよ。そしたら………コレだよ。

 

 

【北極星喫茶〜8人の星〜】

 

 

なんか喫茶店出来てるんですけど?『え、マジで?本気でやるの?』ってなったよ。しかも全員の賛成(海外に行ってるアロー以外)を得ているらしかったから、知らんのは俺だけみたいだ。しかもちゃっかり俺まで星の中に入ってるらしい。いや………何で俺まで?

 

 

エアグルーヴ「内装は殆ど出来上がったな、食器も良いのが揃った。後は……衣装だな。フジ、そちらはどうなっている?」

 

フジ「問題無いよ、明日には届くって。」

 

ライス「メニューに必要な食材もちゃんと納品されてたよ。さっきモーリスさんと一緒に確認して来たから大丈夫。」

 

モーリス「全部数えました!」

 

エアグルーヴ「うむ、上々だ。後は………」

 

 

いやめっちゃ進んでる………俺が口出し出来ないところまで進んできちゃってるよ。俺、裏方なんだよな?さっきライスがメニューに必要な食材って言ってたからそうなんだよな?俺は裏方なんだよな?

 

 

エアグルーヴ「今はこんなところか……八幡、ある程度は我々で進めたのだが、お前からの視点も欲しい。何か必要なものはあるだろうか?」

 

 

『無いよ。』なんて言えねぇよなぁ………

 

 

八幡「そうだな……今から増やすってのは気が引けるんだが、お前達の手作りグッズってのはどうだ?例えばお前達の耳飾りや勝負服をモチーフにした何かとか……ほら、ウチにはライスシャワーっていうレジン職人が居るだろ?」

 

ライス「え、えぇ!?」

 

シービー「成る程、あたし達の何かを作って渡すって事?」

 

八幡「あぁ。作って食べて飲んでもらうだけってのは少し味気無いだろ?なら少しメニューの数を減らしてもいいから、この商品を頼んだらこの中から好きなグッズを選べる、とかどうだ?まぁそうなったら、デビューしたてのアルダンには申しわけ無い事になっちまうけどよ。」

 

アルダン「いえ、私はそんな事気に致しません。きっと楽しいお祭りになると思いますから。」

 

エアグルーヴ「ふむ……ならば少し提案書の書き足しをしなくてはならないが、確かにそれは良い案だ。その方が来てくださるファンに楽しんでもらえるというものだ。ライス、レジンの講師を頼めるだろうか?」

 

ライス「で、でもライスに出来るかなぁ………」

 

八幡「いや出来るだろ、こんな立派なモンを作れるんだからよ。大丈夫だって。」

 

ライス「あっ!付けててくれたんだ……」

 

八幡「そりゃな。」

 

 

そこらの品の無いアクセサリーよりもこっちの方が断然良いからな?

 

 

ライス「うん、分かった!ライスやってみるよ!」

 

エアグルーヴ「助かる。では私は申請書の書き足しをして来る。他の皆は今出来る作業を進めて欲しい。」

 

 

そう言ってエアグルーヴは学園側へと向かって行ったのだが、他にやる事なんてあるのか?あっ、看板作りとか?入口にあったのは店名が書いてあるのを吊るしたアレだけだったし。

 

 

八幡「……そういやバクシンオーは?」

 

モーリス「バクシンオー先輩は何故かバンブー先輩と見回りをして来ると……どうして風紀委員のバンブー先輩と行ってしまったんでしょうね?」

 

八幡「まぁアレだ、ちょっとおバカな学級委員長だからだろう。」

 

モーリス「あはは………」

 

八幡「それでフジ、俺って裏で料理作るのか?」

 

フジ「出来ればお願いしたいって思ってるんだ。勿論ずっとお願いするわけじゃないよ?休憩も取ってもらうつもりだし、せっかくの大感謝祭だからね。」

 

八幡「つっても、俺あんまり参加してなかったしな。去年だってフジの菊花賞で頭いっぱいだったし。」

 

フジ「だから今年は目一杯楽しもうよ。これまで参加してこなかった分も含めて、ね?」

 

八幡「………楽しむ、か。そうだな……」

 

 

それに俺の中で学校のお祭り事なんて、良い思い出が無い。歳こそ成人過ぎどころかアラサーのおっさんだが、ここいらでそれを経験するってのもありかもな。

 

 

八幡「んじゃ、俺は看板でも作ろう。マーカースタンドに色々書いたら良い感じになんだろ。」

 

シービー「あっ、それ良いね♪それじゃあ北斗七星描こうよ!そこにお店のタイトル書いてさっ!」

 

アルダン「後はオススメのメニューやグッズの事も書いておけば、良い宣伝にもなります。」

 

フジ「それじゃあ、マーカースタンドと蛍光マーカーを用意すれば作業出来るね。私は学園で蛍光マーカーを探してみるから、八幡さんはスタンドを見て来てもらえるかな?多分学園には無いと思うから。」

 

八幡「そのつもりだ。モーリス、アルダン、ついて来てもらえるか?」

 

モーリス「勿論です!」

 

アルダン「えぇ、参りましょう。」

 

 

ふっ、柄にも無くはしゃいじまってるように感じるが、しょうがねぇよな。お祭り、なんだからな。

 

 

 




アニメ1期でこんなのやってたなぁ〜って思ってたら閃きました。
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