八幡side
八幡「しかし、毎年色々な出店をやってるよな。もう本当に祭りって言われても遜色無いレベルだ。コレを毎年企画して実行してるお前達生徒会と学園にはホント感服させられるわ。」
エアグルーヴ「と、突然何だ!?それに私の力はほんの一握りに過ぎん。1番尽力されていたのは会長だ。会長無くしてこのような催しは出来ていない。」
八幡「………けどそれを1番サポートしているのはお前だろ?ブライアンには手伝ってやれってお願いはしたが、それでも少しだろ?ルドルフはお前が1番支えてんだから認めろよ。」
エアグルーヴ「わ、私はただ当たり前の事をしただけだ。褒められるような事はしていない。」
八幡「……とか言ってるけど、皆どう思う?」
フジ「うん、流石にそれは無理があるよね。君が色々と尽くしているのは知ってるし、普段から頑張っているからね。」
モーリス「生徒会でもチームでもすっごい頑張ってますから!」
シービー「そうだよね〜そうだよね〜!」
アルダン「日頃、私達や学園の為に尽力してくださっているのです、少しくらい褒められても良いのでは?」
ライス「ラ、ライスもエアグルーヴさんはとても頑張っていると思うなぁ〜………」
バクシンオー「でしたらトレーナーさん、エアグルーヴさんを褒めてあげてください!!頭ナデナデです、えっへん!!」
……何言ってんだこの学級委員長。
八幡「何言ってんだお前は……ていうかエアグルーヴがそれを許す筈が無いだろ。」
エアグルーヴ「い、いや!それで済むのであれば、それで構わないぞ!だが流石に今はダメだ!感謝祭が終わってからにしてもらう!」
シービー「あぁ~エアグルーヴってば八幡に撫でられたいんだぁ~甘えたいんだぁ~。」
エアグルーヴ「ち、違いますっ!!」
フジ「まぁまぁ、取り敢えず今は学園祭を楽しみましょうよ。それに楽しまなきゃ損だしね♪」
八幡「んじゃ取り敢えず回るか。」
俺達は休憩時間を使って学園での催しを見て回る事にした。しかしアレだな、学校祭みたいだよな。
「あっ、トレーナーさん!焼きとうもろこし食べない?良い焼き具合のがあるよ!」
「串焼きもありますよ〜、如何ですか?」
「甘いのとかどうです?クレープありますよ!」
ゴルシ「ゴルシちゃん特製のスピカ限定焼きそば食ってけよハチ〜!」
フジ「凄い人気者だね、八幡さん。」
八幡「だな、何でだろ?」
シービー「八幡はもう少し自分に興味を持った方がいいよ?八幡の学園での人気っぷりは凄いんだから!」
ライス「う、うん。お兄様って必ず1日1回は話題になるもんね。あっ、悪い話題じゃないからね?」
モーリス「私の学年でも絶対になりますよ!」
八幡「うん、分かった。分かったからもうやめてくれ。俺は褒められ慣れてないんだ。」
エアグルーヴ「ほう、ならば今日は八幡の慰労も込めて労ってやろう。」
八幡「いやいいって。俺はいいから「それは良い考えだね♪八幡さんには日頃の疲れを取ってもらおうか!」おいフジ………」
シービー「じゃあさじゃあさ!スーパークリークが耳掻きの出し物やってたからさ、あたし達も八幡に耳掻きとかマッサージやってあげようよ。」
八幡「おい待て、感謝祭どうすんだよ。俺はいいから「今ならライスを撫でられるよ?」いやいや何で?何でライスを引き合いに出したんだ?撫でたくないわけじゃないが、何でそれで受けられると思った?」
フジ「耳掻きに加えて肩揉み足揉みをアロマの香りを焚きながらやってあげるよ♪」
アルダン「きっと身体中が凝り固まっているでしょう。背中や腰もやってあげた方がよろしいのでは?」
エアグルーヴ「もう面倒だ、全身フルコースでやってやろうではないか。」
八幡「………あの、拒否権は?」
ライス「で、でもお兄様は毎日ライス達の為にメニューを組んだりメニューを作ってくれたりしてるから、お礼がしたいんだけど………ダメ?」ウルウル
おい、拒否権無いやん。
八幡「……やるならトレーナー室でやってくれ。保健室でもいいがあそこは今、一般の人も利用出来る状況にあるから使うには好ましくない。」
アルダン「ではトレーナー室に参りましょう。」
ーーートレーナー室ーーー
ガラガラッ
……よし、幸にして誰も居ない。
エアグルーヴ「よし、では八幡、上着を脱いでシャツになってから診療台にうつ伏せになれ。」
八幡「……なぁ、誰がどこをやるんだ?」
シービー「ていうよりも最初はあたしが耳掻きをしてあげるよ。だから八幡、あたしの膝に頭乗っけて〜♪耳掻き掻きしてあげるよ〜♪」
八幡「女に耳の中見られるって抵抗あるな……」
シービー「大丈夫、後で八幡にもあたしの耳掻いてもらうから♪」
八幡「あ、俺もやるのね………」
フジ「じゃあ反対側は私がやろうかな。」
アルダン「では私は背中を。」
エアグルーヴ「ならば私は右足を担当しよう。」
ライス「じゃあライスは左足かな?」
バクシンオー「ふむ……後残っているのはどこでしょうか?どこかありますか?」
モーリス「腕くらいしか無いと思いますけど……あっ!じゃあリラックスの出来る音楽を流しましょう!」
バクシンオー「おぉ、名案ですね!では私はその音楽に合わせて歌いましょう!」
八幡「頼むからやめてくれ。」
バクシンオー「ちょわっ!!?」
八幡「リラックス出来なくなる………」
その後俺は休憩時間が終わりになる20分前くらいまで、ずっとマッサージを受けていた。マッサージを受けている間、いつの間にか俺は眠っていた。気持ちが良かったのだろうか、それともこういう経験が無かったからか、シービー曰くすぐに寝たんだと。
皆、ありがとうな………
あれ、ファン感謝祭なのに……