比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

339 / 1581
チームとダジャレ

 

 

八幡side

 

 

最初から結論を言う形になってしまうのだが、了承してほしい。いや、それ程までにヤバい。ていうか怖い、今更ながら俺ってとんでもない奴等をチームにしてしまったんだなって思ってるんだよ。

 

大感謝祭が終わったその週にアルダンが走るレース、サウジアラビアRCがあった。アルダンのライバルとも言えるチヨノオーも出ていたんだが、出走していた7人を全員置き去りにして2着のチヨノオーに5バ身差をつけて重賞初制覇を飾った。俺、接戦になると思ってたんだが、何あの走り?アルダンがめっちゃ強く見えたレースだった………

 

 

その後、1週跨いで次には富士Sで今度はモーリス。初の年上、シニア級との相手で少し萎縮していると思いきや、これまた着差広げての勝利。しかもだ、100mからアイツ流してたからね?いやいや嘘だろ?強くなり過ぎてね?流しても後ろに3バ身離しての優勝&マイルCSの優先出走権を獲得ときたもんだ。思ったんだけどさ………ヤバくね?

 

 

そして次は菊花賞でライスの出番だ。相手のブルボンはダービーの事もあるからかなり強めにトレーニングして来たと踏んでたから、厳しい戦いになると踏んでた。直線でも並んで抜かしては差し返すの攻防を予想してた。

 

しっかしまぁやってくれたもんだよライスも!俺の婆ちゃん以来の記録を出しちまったよ!菊花賞、史上2人目の大差勝ち!おいおい、あんな小さくておどおどした子がそんな走りしちゃいます!?しかもだよ?日本レコードまで叩き出しちゃったんだよ………

 

 

それを踏まえた上で言う、俺のチームメンバー………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッキリ言ってヤバい、怖い。

 

 

八幡「そんで次がフジの天皇賞・秋とアメリカに行ってるアローのBCジュベナイル………なぁんかまたやらかしてくれそうで怖いんだよなぁ。」

 

沖野「またまた載ってるじゃねぇかチーム・ポラリス!かぁ~すっげぇな!『チーム・ポラリス、京都の次は東京で魅せるか!?3冠ウマ娘、フジキセキが天皇賞・秋へ向けて視界良好!!』だってよ!」

 

八幡「やめてくださいよ沖野さん、今は次に向けてのスケジュールとか組んでるので。余計な事を頭に入れたくないんですよ。」

 

東条「けどソイツの言ってる事も分かるわよ。貴方、アメリカの新聞見た?ウイングアローの評判、かなり良いみたいよ?しかも現地のウマ娘を差し置いて、今のところ1番人気に支持されているみたい。」

 

八幡「あぁ〜聞きたくない〜。」

 

黒沼「比企谷、次のライスシャワーの予定を教えろ。それに向けてブルボンと調整をしておく必要がある。このまま負けっぱなしは俺のプライドが許さねぇ。」

 

八幡「それを今やろうとしてるんですよ……」

 

後輩「先輩っ!!この前ウチの子がレースに勝ちました!!デビュー戦で勝ちました!アドバイスありがとうございました!!」

 

同期2「おっ、お前んところも勝ったのか?実は俺の担当もこの間2勝目獲ったんだよ!ありがとよ比企谷、お前の言ってたトレーニングが吉と出たわっ!!」

 

八幡「………もう何なんですか!?何で今日はトレーナーの密度がこんなに高いんですか!?分かります?俺今忙しいんですけど!?」

 

 

いやもうどうして!?しかもこんな時に限って桐生院が居ねぇし!!

 

 

沖野「俺は野次ウマしに。」

 

東条「私はアローの事を知らせに。」

 

黒沼「俺はライスシャワーの次走を聞きに。」

 

後輩「この前のアドバイスのお礼を。」

 

同期2「後輩と同じ。」

 

八幡「大体分かりました。沖野さんは後でゴールドシップ呼んでおきます。東条さん、わざわざありがとうございます。黒沼さん、まだ未定です。後輩と同期2、今度どっか飯屋に行こう。」

 

 

ーーー1時間後ーーー

 

 

八幡「はぁ………やっと解放された。ていうか何で俺が出て来たんだ?あの部屋、一応俺と桐生院に貸し出されたトレーナー室なのによ。なんかおかしい………いや、もう考えるのは止めにしよう。」

 

ルドルフ「おや、こんな所でどうしたんだい八幡君?それに、何やら少し疲れたような顔をしているように見えるよ?」

 

八幡「ルドルフ……いや、ちょっとな。他のトレーナーに囲まれてたから抜け出して来ただけだ。」

 

ルドルフ「それはご苦労だったね。だが君にも人付き合いというものもあるだろう、少しは大目に見たらどうかな?」

 

八幡「大目に見ても見切れねぇ時だってある。」

 

ルドルフ「そういうものかい?」

 

八幡「じゃあ聞くぞ?シリウスが何の用事も無いのに生徒会に入り浸ってたら、お前どう思う?」

 

ルドルフ「………君の心情が少し理解出来たよ。確かにあまり気分の良いものではないな。」

 

 

理解者が増えた事が少しだけ嬉しい……

 

 

ルドルフ「そうだ八幡君、今君は暇かな?」

 

八幡「やる事を失って困っていたところだ。」

 

ルドルフ「ならばちょうど良い。よければ私の相手をしてもらえないか?最近、君とは話を出来ていなかった。それに君が知っているダジャレも幾つか教えてもらいたい。」

 

八幡「……後者が本命だろ?」

 

ルドルフ「さぁ、何の事かな?」

 

八幡「はぁ、まぁいい。ところでルドルフ、あそこに居るのは誰だ?」

 

ルドルフ「……あれはエルコンドルパサーだね。木陰で休んでるように見える。彼女がどうかしたのか?」

 

八幡「また()()()()が寝()()()()。」

 

ルドルフ「っ!?ふふふっ、成る程そういう事か。うむ、単純で分かりやすい。」

 

八幡「この程度なら少しはあるぞ。」

 

ルドルフ「あぁ、是非とも教えて欲しい。」

 

 

 




八幡、その強さを出してるのも貴方なんですよ?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。