比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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●永遠の“キセキ”を

 

 

フジside

 

 

『フジ先輩〜っ!!』

 

フジ「あはは……そんなに泣かないでよ皆。仕方のない事なんだから。」

 

「でも……でもぉ〜!!」

 

「フジ先輩ともうお別れって思うと、涙が……止まらないんですよ〜!!」

 

フジ「全く、困ったポニーちゃん達だなぁ………私でこんな調子だったら君達が卒業する時はもっと大変な事になっちゃうよ?」

 

 

もう分かったと思うけど、私は今年でトレセン学園を卒業する事になった。トゥインクルシリーズを走り終えて次はドリームトロフィーシリーズっていうのも考えたんだけど、自分の走りで限界を追求するよりもサポートをする側に回りたいと思ったから、卒業をする事にしたんだ。

 

 

「けど偶には遊びに来てくださいね!!」

 

「そして泊まっていってくださいね!!」

 

「そして最後に顎クイ壁ドンしてください!!」

 

フジ「じゃあ偶には遊びに来ようかな。おっと、そろそろ時間かな。」

 

 

ーーー栗東寮・玄関前ーーー

 

 

フジ「この寮ともお別れかぁ………長い間この寮に住まわせてもらったけど、いざ離れるとなると寂しさが込み上げてくるね。」

 

 

さて、じゃあ………

 

 

フジ「栗東寮、ありがとうございました!!今まで大変お世話になりました!!」

 

「フジ先輩お疲れ様でした〜!!」

 

「お元気で〜!!」

 

「こちらこそ、ありがとうございました〜!!」

 

「お世話になりました〜!!」

 

フジ「皆もありがとうね〜!!」

 

 

そして私は長い間住んでいた栗東寮に別れの挨拶を告げて、その場を後にした。

 

 

ーーートレセン学園・部室ーーー

 

 

フジ「学園に出る前に此処ともお別れをしておかないとね。挨拶する場所が多いけど、それだけお世話になってるって事だからね。それに私が八幡さんと過ごした大切な場所でもあるし、ちゃんと言っておかないとね。」

 

 

一応メンバーには挨拶は済んでるから、後は学園の各所を回って挨拶をするだけかな。

 

 

ルドルフ「やぁフジキセキ、挨拶回りか?」

 

フジ「ルドルフ会長……そんなところです。今日でお別れですからね。寂しくなりますよ。」

 

ルドルフ「それは私も同じ事さ。君には色々と支えられて来た。特に寮やイベントの際には多くの事を手伝って貰っていたからね、それも昨日の事のように思い出すよ。」

 

フジ「私も会長と一緒に仕事が出来て良かったです。とても楽しい時を過ごさせてもらいました。」

 

ルドルフ「さて、私もまだ仕事があるからね。これで失礼させてもらう。フジキセキ、君の今後が明るい未来である事を陰ながら祈らせてもらうよ。」

 

フジ「ありがとうございます。」

 

 

ーーートレセン学園・校門前ーーー

 

 

フジ「………ふぅ〜。」

 

 

もう、此処に通う事は無いんだよね。当たり前が無くなるって本当に寂しいよね。

 

そして私は学園に向かってこれまでと同じように深いお辞儀をした。きっとこの学園で過ごした日々は一生物の宝物になる、それだけは絶対に言える。

 

 

八幡「終わったのか、挨拶は?」

 

フジ「……うん、今ね。」

 

八幡「……やっぱり寂しいか?」

 

フジ「そりゃ寂しいさ。八幡さんは?」

 

八幡「お前とこの形で会えなくなるのは寂しさを感じる。まぁ仕方のない事だってのは分かってるけど、ままならないものだな。」

 

フジ「それはもう仕方ないよ、いつかはお別れの時が来るんだからさ。」

 

八幡「そうだな、いつまでも一緒に居られるわけじゃないからな。」

 

 

やっぱり八幡さんも寂しく感じてるんだ………嬉しいなぁ。私も八幡さんと居られなくなるのは寂しい。本当ならもっと一緒に居たかったけど、自分の道は決めないといけないからね。

 

 

八幡「んじゃ、行くか。」

 

フジ「うん………エスコートを頼むよ、ムッシュ?」

 

八幡「そんな期待すんじゃねぇよ、マドモワゼル。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「着いたな。」

 

フジ「うん、やっとだね。」

 

 

私達の目的地、それはとある一軒家。どうしてこんな場所に来ているのかというと、その理由は……

 

 

八幡「漸く、だな………」

 

フジ「うん、この家で私の…私達の新しい新生活が始まるんだよね。」

 

八幡「あぁ……そうだな。」

 

 

そう、目の前にある一軒家は私と八幡さんが住む新しく建てた家なんだ。さっきまで思わせぶりに言ってたけど、あれは学園で一緒に過ごせなくなるって意味だったんだ。卒業した私はこれからはこの家から大学に通ってトレーナーについてを勉強をしていくんだ。

 

 

八幡「ふぅ……フジ、この家で住む前に1つ言っておきたい。俺はお前が好きだ、この気持ちはあの有マ記念の時から変わってない。お前も気持ちが変わっていなければ、その時の約束を果たしたいと思ってる、どうだ?」

 

フジ「勿論だよ……私だって気持ちは変わってない。ずっと八幡さんが好き、この日が来るのをずっと心待ちにしてたんだ。八幡さんと早く恋人になりたいって思ってたんだ。」

 

八幡「いいのか?俺はもう30過ぎたオッサンだぞ?」

 

フジ「八幡さんだから良いんだよ、私は君に惚れたんだから君だけしか見えてないよ。」

 

八幡「……フジ、これからはトレーナーと生徒ではなく、恋人としてよろしく頼む。」

 

フジ「うん………これからもよろしくね!」ニコッ!

 

 

八幡さんと一緒なら、この先も私達でしか見られないような【キセキ】を見ていこうじゃないか。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 




というわけで【フジキセキ編 〜私と貴方の【キセキ】〜】これにて終了となります!!

計150話となりました!!今回はエアグルーヴ編からの続きという形になりましたが、次回に出すウマ娘では最初からの物語にしたいと思ってます。なので名前呼びやチームは存在しません。

前回同様、少しだけ閑話を挟んでからの投稿にしたいと思っています。そして気になる次のウマ娘なのですが、次の形から決めたいと思ってます。

①ライスシャワー
②作者の1番好きな競走馬
③なんでもいい

この形でアンケートを取ろうと思っていますので、よろしければ回答よろしくお願いします。

最後になりますが、フジキセキ編を読んで頂きありがとうございました!!

お次のメインウマ娘は?

  • ライスシャワー
  • 作者の1番好きな競走馬(因みに未実装)
  • なんでもいい
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