比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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閑話2
もし、八幡がお兄ちゃんだったら?


 

 

ーーーーーー

 

 

此処は由緒ある名家であり、レース界隈やその他でも名を馳せている大富豪のメジロ家である。屋敷に関わらず専用のトレーニング施設に加えて娯楽施設や休養施設等もトレセン学園にも引けを取らないレベルである。

 

他にも専門分野に長けたスタッフも働いており、担当トレーナーが決まる前から同レベルのトレーニングを積む事が出来る。そんなメジロ家にはトレセン学園に通っているウマ娘が7人居る。皆姉妹のように仲が良く、全員が他のウマ娘から注目を浴びている。

 

 

そんな7人には少しだけ歳の離れた兄が存在していた。今回はその兄のお話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

執事「アメリカへの長期間の研修、お疲れ様でした八幡様。いかがでしたか、アメリカでのお勉強は?」

 

八幡「あぁ、為になる事が多くあった。これまで学んできた事とは別物だったと思ったよ。俺も一応トレーナーの資格は持ってるし、これからは多くのウマ娘の役に立てる事だろう。」

 

執事「八幡様であればきっと大丈夫でしょう。それに今ではもう噂になられております、メジロ家輩出のトレーナーが日本に帰還してトレセン学園のトレーナーに復帰すると。」

 

八幡「そんな噂が立てられていたのか……だが関係無い。俺もメジロの人間としてその名に恥じぬトレーナーになってやるさ。」

 

執事「流石でございます。」

 

八幡「まっ、そうなる為には担当ウマ娘を決めなくちゃならないけどな。」

 

執事「八幡様、それは杞憂に終わると思われます。」

 

八幡「?」

 

 

ーーーメジロ家ーーー

 

 

アルダン「………」

 

ドーベル「………」ソワソワ

 

ライアン「うぅ〜……」モゾモゾ

 

マックイーン「………」テクテク

 

パーマー「まだかなぁ〜……」ノビィ∼

 

ラモーヌ「……貴女達もう少し落ち着いたらどう?今からそんなに落ち着かない様子だと、会ってからもたないわよ?」

 

アルダン「姉様の言う通りですよ。」

 

ライアン「し、仕方ないじゃないですか!だって兄さんが帰ってくるんですよ!?アメリカに行って3年、メールや電話は欠かさずにやってましたけど、会うとなると………」

 

ドーベル「ライアンの言う通りです、それに兄さんと顔を見合わせていたわけではないんですから………」

 

アルダン「お気持ちは分かりますけど、会う事には変わりないのですから。マックもウロウロするのははしたないですよ?少しはパーマーを見習った方がいいですよ?

 

マックイーン「何かしていないと落ち着きませんの!それにパーマーは落ち着いているというより緊張感が無いだけですわ!」

 

パーマー「あらら~酷い言われようだね……」

 

ラモーヌ「はぁ………お兄様に再会したらどうなるのかしら?」

 

 

コンコンコンッ

 

 

アルダン「どうぞ。」

 

執事「失礼致します。お嬢様方、八幡様がご到着されました。」

 

ラモーヌ「っ!来たわね……それじゃあお迎えに行きましょうか。」

 

アルダン「はい、姉様……あら?そういえばブライトはどちらに?」

 

マックイーン「この部屋では見かけていないような………ま、まさか?」

 

 

ーーーメジロ家・門前ーーー

 

 

執事「到着しました八幡様、お帰りなさいませ。」

 

八幡「帰って来たか……「まぁ〜お帰りなさいませ〜八幡お兄様〜。」ん?ブライト、ずっと此処で待ってたのか?」

 

ブライト「はい〜。待つのは得意ですの〜。」ダキッ!

 

八幡「到着して早々に腕にくっつくな。」

 

ブライト「だって早い者勝ちですもの〜。」

 

八幡「早い者勝ち?」

 

 

ア・ド・マ・パ・ラ「あぁ〜!!!!!

 

 

八幡「ん?おぉ、久し「ブライト、抜け駆けはズルいわよ!!」……え?」

 

ドーベル「ブライト、アンタ1人だけ門の前で待ってたでしょ!!何1人だけ抜け駆けして羨ましい事してるのよ!!」

 

ライアン「そうだよ!!皆平等に部屋で待ってお迎えしに行こうって約束だったでしょ!?」

 

ブライト「あらぁ?そうでしたっけ〜?」ポワァ∼

 

ラモーヌ「その件は今は置いておきなさい。兄様、アメリカでのお勉強お疲れ様でした。」

 

パーマー「お兄〜!会いたかったよ〜!」ダキッ!

 

八幡「おぉ、パーマーお前もか。にしても、皆大きくなったな。抱き着くのは後にしてくれ。まず最初はお婆様に報告したいからな。」

 

 

その後八幡は当主の書斎にて報告を終えて、荷物を整理した後にダイニングのソファに腰を下ろした。その際、書斎の扉の前、八幡の部屋では常に妹達がついて回っていた。そして今現在……

 

 

八幡「あぁ~……少しいいか?スタッフの皆にもアメリカのお土産とか渡したいから離れてもらってもいいか?その後なら相手するから。」

 

ラモーヌ「あら兄様、今は1番寂しい思いをしていた私達を慰めるべきのなのでは?」

 

アルダン「私も姉様に賛成です。兄様、もう少しだけ甘えさせてください。」

 

マックイーン「八幡お兄様、ラモーヌさんとアルダンさんの番が終わりましたら次は私ですわよ!」

 

ライアン「あっ、じゃあその次は私です!」

 

パーマー「じゃあ次は私ね〜!」

 

ブライト「その次は私ですわ〜!」

 

ドーベル「2人はさっき抱き着いてたでしょ!」

 

八幡「こりゃ大変だな………」

 

 

メジロ家は今日も平和です。

 

 

 




という事で、もし八幡がメジロ家のお兄ちゃんだったら?でした。
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