比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ライストレーナー?

 

 

八幡side

 

 

ライス「あうぅ……ごめんねお兄様………」

 

八幡「気にすんなって、仕方ないだろあれは。起こる事自体奇跡に近いものだけどよ……」

 

ライス「うぅぅ〜………」

 

八幡「そう気を落とすな、もう済んだ事だ。」

 

 

開幕早々どうしてこんなにも暗い雰囲気になっているのかというと、俺とライスは買い物に出掛けていたのだ。そしてその帰り道、突然の突風にライスが持っていた荷物が手元から離れてしまったのだ。それだけならまだ良いんだが、比較的軽かったのが不幸を招いたのか風に攫われてしまった。そんで場所が河川敷という事も不幸を呼んだのか、持っていた物が川に流されてしまったのだ。

 

けど幸いだったのが、中身が食材じゃなかったという事だ。これがもし食べ物だったら無駄になるところの話じゃなくなってたしな。まぁ、新品が無駄になったというのは否定しないが………

 

 

ライス「けど良いの?ライスが持ってたからやっぱりライスがお金を「気にしなくていいんだよこのくらい。それに俺からライスにお願いしたんだから費用くらい俺が出す。」そ、そう……なの?本当に?」

 

八幡「本当に。ほら、また風に飛ばされないうちに学園に戻るぞ。」

 

ライス「う、うん!」

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

八幡「よし、じゃあよろしく頼む、トレーナー。」

 

ライス「ふぇ!?ラ、ライスがトレーナー!?」

 

八幡「あぁ、今回は俺が教わる立場だからな、今だけ立場は逆だ。しっかり教えてくれよ?」

 

ライス「わ、分かったよ!よ、よぉ〜し!ちゃんと出来るかどうか分からないけど、やってみるよ!がんばれ〜…オー!」

 

 

………どうしてこんな仕草をしているのに、あざとさを微塵も感じさせないのだろうか?

 

 

※それはライスが我々の妹だからです。そしてこの言葉を教えたお母様、マジでありがとうございます!!

 

 

ライス「それじゃあまず最初に……お兄様はどんな物を作りたいの?」

 

八幡「色々あるんだが、まずは1番簡単な物を教えてくれないか?そこから練習していくつもりだから。」

 

ライス「あっうん、そうだよね!じゃあ簡単なのから教えて行くね!」

 

 

俺が今、ライスに教わっているのはレジン作りだ。ライスから貰ったのを見てると、俺もだんだんこういうのを作ってみたくなってしまったから、どうせならプロに教わろうと思ったわけだ。貰ったブレスレット本当にすげぇ出来だったからな、俺もあのレベルの物を作ってみたいものだ。それに毎日トレーニングメニューばかりじゃ頭も凝り固まっちまうしな、違う事をするのも大事だ。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「……こんなもの、なのか?」

 

ライス「うん、最初はライスもこんな感じだったんだ。それから量とか色を足したりとかキラキラ光る物を入れたりとかして工夫するんだ。」

 

八幡「色んなやり方があるんだな……こりゃライスのレベルに辿り着くまで時間が要りそうだ。」

 

ライス「でもお兄様ならきっとすぐに上手に作れるようになると思うよ!」

 

 

何の根拠があってこんな事を言うのかは分からない。だがライストレーナーからこう言われるのは説得力がある。もう少し頑張ってみようか。

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

八幡「何も使わないでのレジンならある程度はマシになってきたな。」

 

ライス「うん、とっても上手だよ!ライスの教えた事、もう全部出来るようになってる!」

 

八幡「トレーナーの教え方が上手かったからな、このくらいなら俺1人でも大丈夫だな。」

 

ライス「えへへ……そ、そうかな?」

 

八幡「あぁ、ライスは人に教えるのが上手いと思うぞ。それより、もう昼だしランチにしないか?」

 

 

良いところだしまだ続けたい気持ちではあるが、もう昼時だ。割と早い時間に買い物に行って作っていたんだが、時間が経つのは早いもんだ。

 

 

ライス「え……あっ、もうこんな時間!楽しい時間ってやっぱり早いね。」

 

八幡「そうだな。俺もこんなに時間が経っているとは思ってなかった。ランチどうする?」

 

ライス「え、えっと……お兄様が作ってくれるのだったら何でも良いよ?」

 

八幡「……お前も段々と俺の料理を強請るようになってきたな。」

 

ライス「ち、違うよ!?確かに食べたいとは思ってるけど、お兄様が料理したくないなら学園のでも大丈夫だから!」

 

 

※大丈夫っ!ライスのお願いなら全部聞いてあげるから!!お兄様に任せて!!

 

 

八幡「冗談だ。作るから安心しろ、リクエストは無いようだから適当に作るけどいいか?」

 

ライス「うん、大丈夫。でも何処で作るの?」

 

八幡「学園のカフェテリア。」

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「お待ちどうさん、使っていい食材を聞いて作ったから本当にあり合わせだ。」

 

ライス「でも凄く美味しそうだよ♪やっぱりお兄様は凄いなぁ〜!」

 

八幡「そりゃどうも。じゃ、遠慮せず食べてくれ。」

 

ライス「うん、いただきます♪」

 

 

ライスは俺の作った昼食を吸い込むかのようにパクパクと食べ始めた。ホント美味しそうに食べるよな、ライスにしろオグリ達にしろメンバーにしろ……そんなに良いものかね?

 

 

ライス「♪〜……ん?どうしたのお兄様?」

 

八幡「ん、何がだ?」ナデナデ

 

ライス「だって、頭………」

 

八幡「………あっ、悪い無意識だった。」

 

 

いつの間にか俺はライスの頭を撫でていた。すぐに頭から手を離したが、いつやってたんだ?

 

 

※ズルいぞ八幡1人だけ!!僕にも撫でさせろ!!

 

 

ライス「あの……お兄様がやりたかったらいつでもやって良いよ?ライスも嫌じゃないから。」

 

八幡「そうか?なら撫でたい時には撫でるが………本当に良いのか?」

 

ライス「うん♪」

 

 

……ライスもこう言ってる事だし、これからは本人に確認してから撫でてみる事にするか。

 

 

 




ーーーおまけーーー


生焼け肉「ふぃ〜、今日の執筆も終わった。」

ライス「あ、あのっ!」

生焼け肉「うん?あれれ、ライスじゃん。どうしたの?」

ライス「今日、レジン作ったから……作者さんにもあげようと思って作ったの。貰ってくれる?」

生焼け肉「………」

ライス「……あ、あの、作者さん?」

生焼け肉「はっ!!!ご、ごめん、あまりの嬉しさに放心してたよ。もらっていいの?」

ライス「う、うん……貰ってくれたら嬉しいな。」

生焼け肉「ありがとう……これ、家宝にするね!!」

ライス「えっと、付けてくれると嬉しいな……」

生焼け肉「ズキュンドキュン!!!」チ∼ン…

ライス「さ、作者さ〜ん!!?」


僕ぁもう天に召されちまいましたよぉ〜。あっ、次回からライス編に入りますので、よろしくねぇ〜♪

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