比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

371 / 1582
ライスシャワー編 〜青いバラを咲かせる為に〜
青薔薇の芽生え


 

 

ーーーーーー

 

 

八幡はコース場に来て、担当希望のウマ娘に声を掛けてからスカウトをした。そのウマ娘は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライス「え………ほ、本当に?でもお兄様、会長さん達や他の人達からも声を掛けられてたんじゃないの?それにブルボンさんかも……」

 

八幡「俺がここ10日間悩みに悩んで決めた事だ。まぁ、もしお前が嫌なら他のウマ娘を探す事になるんだが………どうだ、受けてもらえるか?」

 

ライス「………」

 

八幡「………」

 

ライス「……じ、じゃあ!ライスのトレーナーさんになってください、お兄様!!」

 

八幡「よし、決まりだ。これから忙しくなる、準備もそうだが、覚悟も出来てるか?」

 

ライス「は、ひゃい!!」

 

八幡「……まずは力を抜く事から始めるか。」

 

ライス「はうぅ〜……」

 

 

八幡(よし、これで俺もトレーナーとしての第1歩を踏み出した。だがここで満足してはいけない、ライスをしっかり強くしてクラシッククラスで1つでもGⅠを獲れるようにしていく事が今の大きな目標だろう。目先の目標としてはデビュー戦の勝利ってところだ。)

 

 

ライス「あの、お兄様……」

 

八幡「うん、何だ?」

 

ライス「えっと……お兄様はどうしてライスを選んでくれたの?ライスの他にもお話を貰ってたんだよね?なのに何でライスを?」

 

八幡「そうだな……大きく上げるとするなら、俺個人がお前を担当にしたい、勝たせてやりたいって思ったからだな。これが何よりも1番納得出来る理由だろ?ライスシャワーって名前なのに当の本人が不幸じゃ名前負けしてるだろ?」

 

ライス「う、うん……」

 

八幡「なら先ずはライス自身を幸せにしてやらないとなって思ったんだよ。その為にはレースで勝つ必要がある。それ以外にも方法はあるが、此処に居るウマ娘にとってはそれが1番だろ?」

 

ライス「けどそれならライスじゃなくても……」

 

八幡「さっきも言ったが、俺がお前を勝たせてやりたいって思ったからだ。だからお前を選んだ。たったそれだけの事だ。」

 

ライス「ラ、ライスだから………」

 

八幡「……納得いかないか?」

 

ライス「ううん、ありがとうお兄様!そう言ってくれて嬉しい♪ライスも頑張るよ!」

 

八幡「これから頑張ろうな。」

 

ライス「うんっ♪」

 

 

さて、俺もこれからライス用のトレーニングメニューを作っていかないとな。今のライスでも充分な実力はあるが、大舞台でも通用する力をつけていく必要がある。今分かってるのは長距離が得意っていう事だけだからな。他のも見る必要がある。

 

 

八幡「明日は長距離以外の適性を走らないとな。」

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

葵「そうですか、ライスシャワーさんを選んだんですね。どんな子なんですか?」

 

八幡「そうだな……あまり自分に自信を持てない子で明るい性格ではないな。だが走りはかなりの物だ。特に長距離に関しては一級品だと思うぞ。」

 

葵「長距離、ですか……でもそれだと最初苦労するのでは?だってジュニアシーズンは長距離は走れないどころか2,000mまでしか走れないんですよ?」

 

八幡「確かにそうだな。最初のうちは手探りになるだろう。だが走れないわけではない。まぁまだ表面上の走りしか分かってないからこれから理解していけばいい事だ。」

 

葵「比企谷君が言うと説得力ありますね……」

 

 

八幡sideout

 

ライスside

 

 

ロブロイ「えぇ!?じゃあ今噂のトレーナーさんの担当になったんですか!?」

 

ライス「う、うん!凄く嬉しかったなぁ……」

 

ロブロイ「でも良かったですね、ライスさんもあのトレーナーさんの担当になりたいって言ってましたからね。ライスさんの夢が叶いましたね!」

 

ライス「うん!明日からお兄様とのトレーニングだけど、どんな事をするのかなぁ?」

 

ロブロイ「やっぱり厳しいトレーニングになるのでしょうか?私は会った事が無いのでどんな人なのか分からないので、どんな人なのか教えてくれますか?」

 

ライス「お兄様は凄く優しい人だよ!ロブロイさんも噂を聞いた事あると思うけど、怪我に凄く敏感だから、ライス達ウマ娘の事を凄く大切にしてくれてるんだよ!」

 

ロブロイ「成る程……ライスさんがそう言うんですから間違い無いですね!」

 

 

お兄様はきっと良いトレーニングをしてくれる筈。最初に会った日にお兄様のトレーナー室に行って、お兄様の作ったメニューを見させてもらったんだけど、ライスにはよく分からなかった。けどハヤヒデさんが凄く褒めてたから本当に凄いんだと思う。

 

 

ロブロイ「じゃあ明日から楽しみなのでは?」

 

ライス「うん!どんな事をするのかなぁ……」

 

 

ロブロイ(ライスさんがここまで褒める人……それにお兄様って呼んでるし、本当に良い人なんでしょうね。私も少し気になりますね……今度会ってみましょうか?)

 

 

ロブロイ「あっ、そろそろ晩ご飯の時間ですね。行きましょうか、ライスさん。」

 

ライス「そうだね、いこっか!」

 

 

ライスもここから始まるんだよね……いっぱい勝てるようにいっぱいトレーニングして強くならなきゃ!!よぉ〜し、頑張るぞ〜…お~!!

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。