比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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特別?

 

 

ライスside

 

 

ロブロイ「ライスさん、その……ライスさんのトレーナーさんがどんな風に呼ばれてるか知ってますか?」

 

ライス「え、お兄様の呼ばれ方?トレーナーさん、とかじゃないの?」

 

ロブロイ「えっと、兄と呼ばれてるみたい、です。」

 

ライス「兄……それってお兄ちゃんとかお兄さんって呼ばれてるって事?」

 

ロブロイ「えぇ、そうなんです。しかも間接的にライスさんに原因があるみたいで……」

 

ライス「ふぇ!?ラ、ライスのせいっ!?」

 

ロブロイ「ち、違います!そうじゃなくて、ライスさんの態度とか、トレーナーさんの行動とかに影響が出てたんです。そのせいで学園の生徒の多くがトレーナーさんに対して兄扱いをしだしたんです。」

 

 

ふえええぇぇぇ!?

 

 

ライス「じ、じゃあライス、今日は少しだけ皆の事観察してみるよ!」

 

ロブロイ「そ、そうですか……頑張ってくださいね?あっ、アドバイスではありませんけど、比較的トレーナーさんの近くの方が分かりやすいと思いますよ。」

 

ライス「うん、ありがとうロブロイさん!」

 

 

ーーートレセン学園・教室ーーー

 

 

「ライスさんおはよぉ〜!」

 

ライス「お、おはよう〜。」

 

「そういえばこの前のデビュー戦凄かったね〜!後ろにすっごい差を付けてたね!」

 

ライス「う、うん!お兄様のおかげで調子が良かったから、思い切り走れたんだ。」

 

「あぁ〜やっぱり兄さんのおかげだよね〜!うん、分かるよ〜それっ!」

 

 

っ!!早速クラスメイトがお兄様の事を『兄さん』って呼んでる!ロブロイさんの言ってた事は本当だったんだ。でもまだ1人だもんね、もっと観察しないと!

 

 

バクシンオー「おはようございます、ライスさん!いやぁ〜今日は良い天気ですね!!」

 

ライス「お、おはようバクシンオーさん。今日も元気、だね……」

 

バクシンオー「学級委員長ですから!!それにしても先日のデビュー戦、1着おめでとうございます!!素晴らしい走りでした!!」

 

ライス「ど、どうもありがとう。」

 

バクシンオー「それにしても、やはり羨ましいですね〜ライスさんは。」

 

ライス「え?な、何で?」

 

バクシンオー「何しろあのトレーナーさんに鍛えられているのですから!」

 

ライス「や、やっぱりそうなの、かな?」

 

バクシンオー「当然です!!素晴らしいトレーナーですよね、比企谷トレーナーは!」

 

 

バクシンオーさんは普通かな……トレーナーさんって呼んでるし、大丈夫そう。

 

 

バクシンオー「はっ!!間違えました!!お兄さんでしたね!!いやぁ〜ウッカリしてました!!」

 

「あははっ、バクちゃんってばおっかし〜ww」

 

ライス「………」

 

 

バクシンオーさんもだった!!?

 

 

八幡「ライス〜今日のトレーニング……済まん、取り込み中だったか?」

 

「大丈夫だよ兄さん!」

 

八幡「だから兄さんやめろ。ったく、何でこんなに増えたんだ?俺への兄呼びは………」

 

ライス「えっと、どうしたのお兄様?今日のトレーニングがどうかしたの?」

 

八幡「あぁ、そうそう。今日は少し用事があるから今日のトレーニングは休みってだけだ。朝早くに悪かったな。」

 

ライス「ううん、わざわざありがとうお兄様!」

 

八幡「あぁ、じゃあまた昼休みにな。」

 

 

わざわざ教室に来て教えてくれるなんて、お兄様はやっぱり良い人だなぁ〜。

 

 

バクシンオー「ふむぅ……やはりお兄様の方がいいのでしょうか?」

 

「いやいやバクちゃん、あれはライスさんだけのオリジナルだからダメだって!」

 

バクシンオー「……やはりそうですよね!私はお兄さんで行きましょう!!」

 

 

うぅ〜ん……いいのかなぁ?

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

………クラスで聞いただけでも全員お兄様の事を兄と呼んでいた。凄い……お兄様ってこんなに慕われるようになったんだ。それに今だって………

 

 

「お兄さんの料理、やっぱ美味しそう……」

 

「一口だけでいいから食べたいよね、お兄ちゃんの料理。絶品なんだろうなぁ〜。」

 

「ライスさんが羨ましいよね。兄ちゃんにあんな美味そうな料理を作ってもらえてさ〜。」

 

 

やっぱり言われてる……

 

 

八幡「にしても、何でこうなったんだか……」

 

ライス「え、何が?」

 

八幡「お前も気付いているとは思うが、学園の連中が俺の事を兄扱いしてるだろ?俺はそう呼んでほしいって言った覚えは無いんだが、勝手にな………」

 

ライス「やっぱりお兄様は嫌だったんだね………」

 

八幡「ライスには許可したが、他の奴等に許可した覚えは無いしな。やめろと言ったんだが聞き入れてくれる様子は全くと言っていいくらい無い。おかげで同業者からは揶揄われる一方だ。」

 

ライス「そ、そうなんだ……」

 

 

それじゃあ、本当は嫌なのかなぁ……ライスもやめた方がいいのかな?お兄様って呼ぶの。

 

 

八幡「あっ、一応言っておくが嫌ってわけではない。お兄様なんて呼ばれた事は1度も無かったから新鮮でもあったしな。その呼び方はやめなくていいからな。」

 

ライス「そ、そうなの!?良かったぁ………」

 

八幡「悩んでたとは思ったが、やっぱりそうだったみたいだな。安心しろ、お前が悩む大体の事は解決してやれそうだからな。けど、一応は相談しろよ?」ナデナデ

 

ライス「えへへ〜…うん、ありがとう♪」ピョコピョコ

 

 

 




ライスだけは八幡公認!
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