比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お礼の品

 

 

八幡side

 

 

八幡「ご馳走様です。」

 

「毎度っ!トレーナーさん、ライスちゃん、また来るのを待ってるからね!」

 

ライス「は、はい!頑張ります!」

 

「それじゃ、次のレースも頑張んなよ!」

 

 

ふぅ〜……此処にライスを連れてきたのは正解だったな。ライスを応援しているってあの言葉は紛れもない本当の言葉だ。何故かというと、さっきのおばさんはこの店の女将さんで、店長は奥で料理を作っているのだが、その2人がデビュー戦でライスの走りを見てファンになったのが始まりだ。

 

で、デビュー戦のインタビューで俺の事も見ていたから俺の顔も知っていたらしく、俺が初めて此処に来た時にライスのトレーナーだとすぐに気付いたとの事だ。ライスも連れて来てほしいと言われていたから、今回この機に連れて来たという事だ。まぁちょうどいい紹介と腹ごしらえになったから、お互いに良しとしよう。

 

 

八幡「どうだ、美味かったか?」

 

ライス「うん、とっても!ライス普段朝はパンを食べるんだけど、偶にはご飯も良いなぁ〜って思ったよ♪また来たいなぁ〜。」

 

八幡「じゃあ次のレースに勝った時に祝勝会として此処に来るか?」

 

ライス「いいの?」

 

八幡「あぁ。女将さんに言えば大丈夫だろ。」

 

 

ライスもこの店が気に入ったみたいだ。今日は朝という事もあったからそんなに量を食べてないが、普段のライスはもっと食べるからその時にでも伝えよう。『かなり多めに作ってほしい。』ってな。

 

 

八幡「ライス、何処か行きたい所はあるのか?」

 

ライス「えっと……ロブロイさんにお礼をしたいから何か買いに行きたいなぁって思ってるんだ。」

 

八幡「俺もロブロイに本を買う事にしてるんだが、ライスは何を買うんだ?」

 

ライス「ライスはまだ決めてないんだけど、お菓子にしようかなって。ロブロイさんはお菓子好きだから。特に外国のお酒の香りがするお菓子が好きなんだ。」

 

八幡「ほぉ〜……意外なのが好きなんだな。そしたらアレだな、パウンドケーキとか良いかもしれないな。流石にウィスキーボンボンとかはそのまま酒入ってるから学生のライスには買えないから……まぁ後はカップケーキとか良いんじゃないか?」

 

ライス「ケーキかぁ……うん、良いと思う!」

 

八幡「まぁ洋酒の匂いがするかどうかは分からないが、こういう時にあげるお礼ってのは物に残らない形の方が良いだろう。俺は本にしたけどロブロイも欲しいって言ってくれたしな。」

 

 

俺は本、それも英雄譚でライスはお菓子……うん、これは良い買い物が出来そうだ。よし、じゃあ最初はケーキ屋にでも行ってみるか。

 

 

ーーーケーキ屋ーーー

 

 

ライス「わぁ〜色んなケーキがある……っ!」

 

八幡「このお店のパウンドケーキが良いと思うぞ。それかカップケーキだな。」

 

ライス「でもお兄様、よくこんなお店知ってたね。物知りだなぁ〜。」

 

八幡「いや、知ってたわけじゃない。スマホで調べて此処がこの辺りで1番近くて良い店だったんだよ。俺も来たのは初めてだ。」

 

ライス「そうなの?でも確かに良いお店。」

 

八幡「好きに見ればいい、俺も見て回るから。」

 

ライス「うん!」

 

 

程なくしてライスはパウンドケーキとカップケーキの両方を買った。俺も少し甘いのが欲しくなったからケーキを3つくらい買ってしまった。手荷物が増えてしまったが、このくらいなら大丈夫だ。

 

 

ライス「良いのが買えて良かったよ♪じゃあ次はお兄様のお買い物だよね?確か本、だったよね?どんなジャンルの本なの?」

 

八幡「英雄譚だ。ウマ娘が主人公の英雄譚なんだが、それを言った瞬間人が変わったかのように喋り出してな。それにしようと決めた。本人はお金払うからって言ってたけど、その必要は無いしな。」

 

ライス「じゃあライスも絵本を見に行こうかな。」

 

八幡「絵本?ライスは絵本が好きなのか?」

 

ライス「うん、そうなんだ。良い絵本があったら読んで見たりもするよ。」

 

八幡「そうなのか……よし、じゃあ次は書店だな。」

 

 

ーーー書店ーーー

 

 

ライス「じゃあお兄様、また後でね。」

 

八幡「あぁ。」

 

 

さて、この前見つけたのがまだ残ってればいいんだが、どうだろうか………

 

 

八幡「【ソロモン王の伝説記】……【海王リヴァイアサン伝説】……おっ、段々と近付いて来た。【我輩のレース伝説】……【天を駆けたウマ娘の子供の英雄記】……あっ、これだ。【神と呼ばれるまで】あって良かった〜。」

 

 

さて、会計済ませよう。他に買いたい本は特に無いしな。高校の頃だったらラノベ買ってただろうけど今は読まないし、トレーニングの本も学園の図書館とか都内の図書館のも合わせて読み漁ったしな。

 

 

八幡「大学の頃も途中まではラノベだったけど、先生のスパルタが始まってからはそれどころじゃなくなったんだよなぁ………それ以来興味が無くなって買わなくなったし。トレーニングの参考書も今は特に必要無いしな。」

 

ライス「あっ、お兄様あったの?」

 

八幡「あぁ、あった。これを買って俺のは完了だ。ライスはどうだ?欲しいのがあったら買うぞ?」

 

ライス「ううん、ライスも特に無いから大丈夫。」

 

八幡「ん、じゃあこれ買ってくる。」

 

 

本を買ってからはケーキとかもあったから、ライスを寮まで送り届けてお出かけはお開きにした。よし、帰ったらケーキを食べよう。

 

 

 




ロブロイさん、喜んでくれると良いですね。
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