比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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いちゃもんの果てに

 

 

八幡side

 

 

はぁ〜……やっと解放された。にしても何で俺が良いのかねぇ?他にも良いトレーナーは居るだろうに。シービーは頑なに『八幡が良いっ!!』って言うし、ルドルフも『兄さん以外は選ぶつもりは無いよ。』と、生徒会長らしからぬ発言をしてるし……俺の前だけで。

 

けど今日のトレーニングの事もあるから明日からまた大変な事になるだろうな……何せルドルフとロブロイを参加させたからな、他のウマ娘が明日『トレーニングに参加したい!』と言ってきてもおかしくは無い。今日のトレーニングの改善したのを入れる形でやる事になるだろうな。まぁ居ればの話だけど。

 

 

葵「あっ、比企谷君!」

 

同期1「お疲れ〜。」

 

八幡「……おう、お疲れさん。お前らも今帰りか?」

 

同期1「まぁね。にしても見てたよ〜比企谷君、まさか今日はシンボリルドルフとゼンノロブロイを混ぜてトレーニングをさせるなんてね〜。」ニヤニヤ

 

八幡「試したいトレーニングがあったからな、それで呼んだってだけだ。」

 

葵「けどシンボリルドルフをトレーニングに呼べるのって、私達の世代では比企谷君くらいですよ……」

 

八幡「そうか?お前だって呼んだら受けてもらえんじゃね?知らんけど。」

 

葵「無理ですよ!それに頼もうって考えすらも浮かびませんよ!」

 

 

そうなのか?けどルドルフの視点ってトレーナーの俺でもありがたい意見貰えるから良いと思うんだけどな………

 

 

同期1「けどまた遠巻きに見てたよ?比企谷君の事を嫌ってるトレーナー達。」

 

八幡「知ってるよ、無駄に視線感じたから。」

 

同期1「あのトレーナー達ってミスターシービー狙いでスカウトしてた人達でしょ?結果は?」

 

八幡「分かってんだろ?聞くまでもねぇよ。しかもその腹いせかは知らんが、担当でも無い俺がシービーのトレーニング見てるから恨めしいんじゃねぇの?それに今日はルドルフまで一緒に見ちまったからトドメみたいな感じになっちまったけど。」

 

葵「けどそれならもう見てくる事は無いと思うんですけど?だってあんな事してても、何も産まない時間を浪費するだけですし。」

 

八幡「それならありがたいんだけどな。」

 

 

それで済むのであれば、こんな風になってない。はぁ………寮に帰りたくねぇなぁ〜……

 

 

ーーートレーナー寮ーーー

 

 

八幡「んじゃ、またな。」

 

葵「はい、晩ご飯にまたっ!」

 

同期1「また後でね〜。」

 

 

ふぃ〜……俺も自分の部屋に行って寛ぎますか。

 

 

沖野「おっ、お疲れ比企谷。」

 

八幡「お疲れ様です、沖野さん。」

 

沖野「今日は豪華なトレーニングだったな?」

 

八幡「はぁ……ルドルフが参加しただけで、何でこんなに騒がれるんですか?」

 

沖野「お前も知ってんだろ?シンボリルドルフは自分でも結構なトレーニングメニュー組めんのを。それに担当でもない奴のトレーニングには基本的に参加しないんだぜ?そんな奴がお前のトレーニングに参加したって事は、少なくともお前には脈ありなんだぜ?」

 

八幡「要らんですよ今は。」

 

 

俺は今、ライスをクラシックに勝たせるという目標があるんだからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩1「なぁ、比企谷。」

 

八幡「……はい、何ですか?」

 

先輩1「今日のトレーニング、あれはどういう事だ?」

 

八幡「……というのは?」

 

先輩1「ミスターシービーに加えてシンボリルドルフも参加していただろう?あれは何故だ?」

 

八幡「俺が今日のトレーニングをする上で主観と客観で見られるウマ娘が欲しかったので参加してもらっただけですよ。」

 

先輩2「……それは他のウマ娘でもよかったんじゃないのか?」

 

八幡「他にそういうウマ娘を知らなかったので。(ハヤヒデ、済まん。)」

 

沖野「おいお前等、言いたい事があるなら正直にハッキリ言えよ。どうせシンボリルドルフとミスターシービーが比企谷のトレーニングに参加したから気に入らないんだろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩1「あぁそうだよ!何でお前のトレーニングに参加して俺達にはないんだよ!?」

 

八幡「いや、そんな事言われましても……」

 

同期3「どうせアレだろ!?お前は生徒達から兄扱いされているからな、それで利用してんだろ!?」

 

八幡「何でそんな事しなくちゃならないんだよ。それに兄呼びについては俺も不本意なんだが?つかやめられるのならやめたいくらいだ。」

 

先輩2「そんな事言って、お前はウマ娘を都合良く利用しているんじゃないのか?」

 

 

………はぁ?俺が利用?誰を?ウマ娘を利用するって?何言ってんだコイツ?

 

 

八幡「……おい。」

 

先輩2「っ!?な、何だよ!?」

 

八幡「次そんなふざけた事言ったら許さねぇぞ。俺が誰を利用するって?ふざけるのも大概にしろよ……そんなだからルドルフにもシービーにも見向きされねぇんだよ。」

 

同期3「お前、先輩相手に何言ってんだよ!?」

 

八幡「先に吹っかけてきたのはそっちだろ?それとも何か?言い返さずに満足するまで言われ続けろと?俺はそんな無駄な時間を許容する程暇じゃないんでね。そんな時間があるのなら、こっちはメニュー作るか新しいトレーニング考えてるわ。」

 

先輩1「俺達のやってる事が無駄だとっ!?」

 

八幡「少なくとも遠巻きに俺を見てる行為は無駄な事だと思いますよ。」

 

先輩1「くっ………」

 

八幡「もういいですか?俺寛ぎたいんで。」

 

 

はぁ〜……やっぱり突っかかってきた。ホントやめてもらいたい、無駄なエネルギー使いたくねぇんだから。もう会いたくもないコイツ等。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩2「……フンッ、誰に教えてもらったのかは知らねぇけど、お前に知識を教えた奴はウマ娘を誑し込めとでも教えたんだろうな。とんだクズ恩師だな!」

 

八幡「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……今コイツなんて言った?先生を侮辱したのか?

 

 

 




うわぁ……先輩2、言ってはならん事を〜……!!
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