ライスside
この前のグランプリレースで上半期が終わって、秋になるまでは大きなレースはお預けになっちゃった。それまではサマーシリーズっていう、九州や北海道でレースが開かれるんだ。ライスもちょこっとだけ興味はあるんだけど、ライスにはちょっとだけ厳しそう……でもいつかは行ってみたい!
それで今はね、バスで合宿所まで向かってるんだ。このバスには美浦寮で合宿に参加する人だけ乗ってるんだけど、引率扱いでお兄様も乗ってるんだ。
それで今は………
アルダン「次はチヨノオーさんの番ですよ。」
チヨノオー「むむむぅ、どれにしよう……」ジィ∼…
カフェ「………」
ライス「あ、後1枚で上がれる……」
八幡「………」
ババ抜きをしています。因みにライスはあと1枚で上がれるんだけど、ここが難しいポイントだよね。だってこの人数でもう1つの絵柄を当てるのってすっごく難しいと思うし、何よりお兄様がそれを持っているかどうか………
※順番は会話順で回ってるです!
チヨノオー「決めました、コレです!やったっ、当たりました!!ふっふっふ〜これで後は……2枚当たれば終わり!」
カフェ「……ではライスさん、カードを引かせてもらいます。」
ライス「は、はい!」
カフェ「………そういえばライスさん、貴女は知っていますか?」
ライス「え?な、何を?」
カフェ「………幽霊を。」
ライス「ふぇっ!!?」
八幡「こらカフェー、あんまライスを怖がらせるなよ?ライスは幽霊が苦手なんだから。続けるならめっちゃ晴れてる日に朝からお前の部屋押しかけてカーテン開けるぞ〜。」
カフェ「……トレーナーさん、それはイタズラ以前に不法侵入なのでは?」
八幡「じゃあお友達にやってもらう。」
カフェ「………それは卑怯です。」
八幡「なら怖がらせるのをやめるように。」
カフェ「分かりました。それに今のはただの冗談ですのでご安心を……」
ライス「う、うん……」
冗談かぁ〜……良かったぁ〜。
アルダン「兄様、今回の合宿はライスさんお1人でのトレーニングなのでしょうか?」
八幡「ん?そのつもりだが?」
アルダン「そのトレーニング、私が参加してはご迷惑でしょうか?」
八幡「俺は問題無いが、お前には負荷が大きいかもしれないぞ?ただでさえお前は脚元が弱い上に身体もそんなに頑丈じゃない。ダメではないが、大丈夫か?」
アルダン「えぇ、その辺りは私の身体と相談しながらトレーニングを致します。」
チヨノオー「あっ!じゃあ私もアルダンさんの付き添いという事で参加します!」
八幡「え?」
カフェ「私も……お友達に早く追いつく為に、参加させてください。」
八幡「おいおい、いつの間にか大所帯になってないか?チヨノオーの付き添いは分かった。カフェ、お前のお友達ってそんな速いの?」
カフェ「……はい。子供の頃から1度も前を走らせてくれた事はありません。ずっと後ろをついて行くだけでしたので、顔も分かりません。」
八幡「ふぅ〜ん……まぁいいわ。んじゃこの4人って事でいいな?」
チヨノオー「待ってください!ヤエノさんも誘いたいので、5人にしてくれませんか!?」
八幡「あいよ、暫定でヤエノな。」
ライス「今度は違う人達とトレーニングだね。」
八幡「あぁ、良い刺激になるだろう。」
最近は会長さんとシービーさんが多かったから、違う人とトレーニング出来るのは嬉しいなぁ♪
ーーー合宿所ーーー
アマゾン「助かったよトレ公!あたし1人じゃ流石に見切れなくてね、アンタが居てくれて助かったよ!これは貸にしとくよ♪」
八幡「いや、気にするな。俺の担当も乗っていたからそのついでだ。帰りも見てやるから。」
アマゾン「そりゃ頼もしいね!流石はアニキだね!面倒見が良いじゃないか!!」
八幡「お前までそんな風に呼ぶのかよ……やめてくれよアマ姐さん。」
アマゾン「へへ、アタシは呼ばれ慣れてるからそういうのは効かないよ!」
八幡「そうかい、じゃあヒシアマお姉ちゃんにしようか?その方が嬉しいか?」
アマゾン「バ、バカッ!!そんな可愛らしい呼び方すんじゃないよ!!照れ臭いだろ!!?」
八幡「成る程、この呼び方には弱いみたいだな。よし、後でフジにも教えとくわ。」
アマゾン「ちょ、やめなトレ公!!フジにチクったらタダじゃおかないよ!!」
フジ「?私がどうかしたのかい、ヒシアマ?」
八幡「あぁ!実は「おい!!何サラッと言おうとしてんだいアンタ!!」あぁ〜悪い、どうやら俺の命が危なそうだから言えないわ。」
フジ「おや、そうなのかい?困ったなぁ……お兄さんがそんな目に遭うのは見ていられないから守らないと。教えてくれたら守ってあげるよ?」
八幡「おっ、マジで?」
アマゾン「フゥ〜ジィ〜………」ゴゴゴゴゴ……
フジ「あはは……そろそろやめとこっか?」
八幡「そうだな。悪かったってアマゾン。言う気なんてねぇよ。ちょっとしたアメリカンジョークだ。」
アマゾン「何処がアメリカンだってんだい!?」
ライス「お兄様、どうかしたの?」
八幡「ん?いや、何でもない。ちょっとした冗談を言い合ってただけだ。」
フジ「そうそう、何でもないよ♪」
アマゾン「………」ゴゴゴゴゴ……
そ、そうなのかなぁ?なんかアマゾンさんがすっごく怒ってるような気がするんだけど。
ーおまけー
フジ「あはは、災難だったねヒシアマ?」
アマゾン「あのトレ公……」
フジ「まぁまぁいいじゃないか、これで君の言ってた貸しをチャラにすればさ。」
アマゾン「………そういう事にしておくよ。」
フジ「ふふふっ、じゃあ私もそろそろ行くよ。」
アマゾン「あぁ。」
フジ「それじゃあね、アマゾンお姉ちゃん♪」
アマゾン「ぶっ!!!ア、アアアアンタそれ誰から!!ま、まさかトレ公!!!?」
フジ「ううん、違うよ。ほら、あそこの原始肉……いや、マンガ肉さんから教わったんだよ。」
生焼け肉「ふぃ〜、久々に良い執筆が出来た!後は……」
アマゾン「アンタの告げ口かあああぁぁぁぁ!!!!」
生焼け肉「えっ!?ちょっ、待ってぎやああああああああ!!」
フジ「ふふふ、これは使えそうだね♪」