比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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頑張った皆には

 

 

八幡side

 

 

八幡「よぉ〜し、トレーニング終了!今日は軽めに終わったがストレッチは欠かさないようにな。それと俺はこの後少しだけ用事があるから部屋に行っても居ないから、用事があったら今の内に言ってくれ。」

 

カフェ「トレーナーさん……少しよろしいですか?」

 

八幡「おぉカフェ、どうした?」

 

カフェ「爪を…切ってくれませんか?」

 

八幡「あぁ〜そういえばお前って爪が弱かったよな。分かった、すぐにやる。深爪とかにならないように気を付ければいいんだよな?」

 

カフェ「はい、お願いします。」

 

八幡「ん、分かった。他は居ないか?」

 

 

……どうやら他は居ないようだ。俺はトレーニングが終わった後にカフェの脚の爪切りをやっている。俺としてはトレーナー以前に、異性に自身の脚を触らせるのに抵抗は無いのだろうかと思ってしまう。いやまぁ、何かをするわけ無いんだけどさ。

 

 

カフェ「トレーナーさん、部屋には居ないと言っていましたが何処に行かれるのですか?」

 

八幡「ちょっとスーパーにな、買いたい物があるんだ。それがどうかしたのか?」

 

カフェ「いえ……少し気になっただけです。それに、お友達も何だか気にしていたので。」

 

 

何でお友達が興味持つんだ?

 

 

カフェ「ありがとうございました。私もこまめに爪切りをしますが、こんな綺麗になりません。爪やすりでも整えてますけど、こんな風になるんですね……」

 

八幡「ウマ娘の爪も大切な部分だからな、手入れは尻尾や脚と同じくらいやった方がいい。」

 

カフェ「……ですが私の場合、尻尾は朝に目が覚めても手入れが必要無いんです。整っているので。」

 

八幡「それ、絶対お友達の仕業じゃね?」

 

お友達『っ!!』バンバンッ!!

 

 

何でか分からないがお友達から背中を叩かれた……これなんて言ってんだ?行動だけじゃ分からんな。

 

その後、俺は車を借りてスーパーに行って買いたい物を買って厨房へと向かった。今日は料理を作る予定だ。この合宿中はずっと料理は出されていたんだが、今日は俺のトレーニングに参加してくれている5人に料理を振る舞うつもりだ。

 

 

八幡「すいません、トレーナーの比企谷です。厨房を借りに来ました。」

 

「おっ、来たなトレーナーさん!そこの厨房が空いてるから自由に使ってくれていいよ!」

 

八幡「ありがとうございます。」

 

 

よし、じゃあいっちょ作るか。この夏合宿、皆は頑張ってくれたからな。このくらいの事はあっても損は無いだろう。よし、ちょっと気合い入れるか。

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

八幡「………」

 

 

よし、もうそろそろだな……けど何でだろう?もう何人かは来ててもおかしくない時間になってると思うのに、あんまり騒がしくないんだよなぁ……今日は遅いのか?それとも何かあったか?

 

 

八幡「ん〜あの、学生達、え………………何これ?」

 

 

目の前には注文もせずにその場で俺を見ているウマ娘達だった。何で俺を見てるの?注文しないのか?

 

 

八幡「………何見てるんだ?」

 

「ねぇお兄ちゃん、それって?」

 

八幡「これは俺の担当とプラス俺のトレーニングに付き合ってくれた奴等に作ってる料理だ。」

 

「えええぇぇぇ!!?良いなぁアタシも食べたい!!」

 

八幡「残念、これは5人だけの料理だ。」

 

ルドルフ「やはり君の仕業だったか、兄さん。」

 

八幡「何俺のせいみたいな言い方してんだよ、んなわけねぇだろ。トレーナーが料理なんて別に珍しいものでもないだろ?」

 

ルドルフ「確かにその通りだが、こんな風に美味しそうな料理を作るのは兄さん以外には居ないさ。学園の厨房を使って作ったりもしているのだからね。」

 

 

………確かに。学園の厨房使ってるトレーナー、俺以外に見た事ねぇし。

 

 

八幡「そうだ、ライス見なかったか?」

 

ルドルフ「ライスシャワーなら見かけたが、呼んでほしいのかい?」

 

八幡「あぁ。頼めるか?」

 

ルドルフ「そのくらいならお安い御用だよ。」

 

八幡「報酬はコイツの味見だ。安心しろ、俺も同じのを味見するから。」

 

ルドルフ「それは楽しみだね……待っていてくれ。」

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

ライス「凄く人が居るなぁって思ってたら、お兄様が料理していたからなんだね。納得しちゃった。」

 

八幡「お前までそんな事を言うのか……まぁいい。ライス、トレーニングに出ていた他の4人を集めて席に座らせておいてくれ。俺が料理作ってるから。」

 

ライス「お兄様がっ!?」

 

八幡「あぁ、夏合宿を頑張ったご褒美だ。」

 

ライス「うん、分かったよ!じゃあライスを合わせて5人座ってればいいのかな?」

 

八幡「あぁ、料理は俺が運ぶから。ワゴンもあるみたいだしな。」

 

ライス「じゃあ皆で待ってるね♪」

 

八幡「あぁ、完成まで後もう少しだから。」

 

 

ーーー更に数分後ーーー

 

 

八幡「よし、お前達待たせたな。」

 

チヨノオー「待ってました!おぉ〜なんかすっごく美味しそうです!!」キラキラ

 

アルダン「これは………」

 

ヤエノ「近くで見るとこんなにもそそられるものなのですね。天晴れです………」

 

カフェ「……凄い、美味しそう。」

 

ライス「お兄様、これいつもよりずっと豪華に見えるんだけど、そうなの?」

 

八幡「あぁ、グレードは上げてるつもりだ。お品書きはネギと鰹節の冷奴、具だくさんポトフ、焼いたエビのサラダ、メインの生姜焼きだ。お代わりは1人1回受け付けてるから、欲しかったら言ってくれ。」

 

ライス「これだったらすぐに食べ終わってお代わりしちゃいそうだよ!」

 

八幡「それは頼もしいな。まっ、味は見てるから大丈夫だとは思うが……とりあえず食べてみてくれ。」

 

 

さぁて、俺も食べ……たいところだが、なぁんか視線を感じる。芦毛のブラックホールと鹿毛の太平洋と黒鹿毛の肉怪人が見てるんだよなぁ………

 

 

 




まぁやりますよね。
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