チヨノオーside
チヨノオー「す、凄いですね!改めて近くで見ると本当に美味しそうです……ライスさんはこれを週に2回も食べられるのですか?」
ライス「ううん、こんなに豪華なのはライスも初めて。お兄様も言ってたけど、きっとこの合宿だけだと思うんだ。ご褒美って言ってたし。」
ヤエノ「ですがこれを5人分……いえ、お代わりも用意している事から10人前ですか、それを作ってしまうトレーナー殿も中々のやり手ですね。本当にお見逸れしました。」
アルダン「それに完成度も見事なものです。これは学園で調理される品にも劣らない。それよりも優れているように見えてしまいます。」
ライス「お兄様が作る料理はすっごく美味しいよ。毎週食べてるライスが保証出来るから!」
カフェ「……ライスさんがそう言うのであれば、きっとそうなのでしょう。早く食べてみたいです、お友達も心待ちにしています。」
………あれ?お友達って私達の事かな?
アルダン「では冷めない内に頂きましょう。」
ヤエノ「はい。では皆さん、両手を合わせて……いただきます!」
ア・カ・チ・ラ「いただきます!」
どれから食べてみようかなぁ〜。やっぱり生姜焼きからかなぁ?でもこのポトフも美味しそう……それとも前菜のサラダから?それともこの冷奴?食事でどれから食べるのを迷ったのって人生で初めてかもしれないよ〜!
ライス「♪〜やっぱりお兄様の用意するご飯は美味しいなぁ〜。ほんのりお塩をかけてくれるからお米の甘さとお塩のしょっぱさが好きなんだよね。」
アルダン「このポトフのスープ、とても優しい味がします。風味もそうですが、何より野菜の甘味も良い相乗効果が出ているように感じます。何故でしょう……屋敷のみならず両親の事まで思い出してしまいます。」
カフェ「………うん、とても美味しい。豆腐だけでも美味しい……でもネギと鰹節と一緒だったらもっと美味しいね。貴女もそう思う?」
ヤエノ「使っている素材が良いからでしょうか、一口だけでもすぐに次に手が出てしまいます!しかし他の料理も味わいたい………けどもう一口!これが肉の力というものなのですね!」
わあああぁぁぁ皆やめてよぉ〜!!私もどれから食べたらいいか分かんなくなっちゃうよぉ〜!!
ーーー数十分後ーーー
チヨノオー「はふぅ〜………」
アルダン「ふふふっ、チヨノオーさんったらあんなに悩んでましたのに、いざ食べ始めると色々な料理に手を伸ばしていましたね。」
チヨノオー「えぇっ!?み、見てたんですか!?」
アルダン「えぇ、ちょっぴり面白かったです。」
チヨノオー「う、うぅ……///」
ヤエノ「しかし、夢中になって食べてしまいました。それでどうします?皆さんはお代わりをするのですか?私は当然、お代わりです!!」
カフェ「そうですね……私ももっと味わいたいです。いつもより、食欲が湧き上がっています。」
チヨノオー「私もいただきます!今度はどれにするか迷ったりしません!」
ライス「ライスも欲しいかな、アルダンさんは?」
アルダン「では、兄様にお願いして来ましょうか。私が言ってきますので、皆さんは待っていて下さい。」
もう一食用意してくれてるのがとってもありがたい。量を見ただけでも分かるけど、きっと人1人分の量だと思うから私達ウマ娘にはちょっと物足りなさを感じる人は多いと思う。それを考慮してお代わりなんだろうなぁ〜。
チヨノオー「皆さんはどれが1番美味しいと思いました?やっぱり生姜焼きですか?」
ヤエノ「私はそう感じました。とても見事に仕上げられていましたし、美味でした。」
カフェ「私は冷奴が1番でした。豆腐そのままの味、醤油をかけた時の味、そして醤油をかけたネギと鰹節の味、1つで3つの味が楽しめましたので。」
ライス「ライスはやっぱりご飯かなぁ……おかずも美味しかったけど、塩っ気の効いたご飯がとっても美味しかったよ。」
アルダン「故郷を思い出すかのような、とても優しい味のポトフが1番美味しく感じました。」
チヨノオー「皆さんバラバラですね……私はサラダが1番美味しかったです!」
けどどれも本当にに美味しいから凄い……
八幡「あいよ、お代わりお待ち。」
チヨノオー「あっ、待ってました!!」
八幡「俺も早く食べちまわないとな。でないとあの3人がまた迫って来ちまう。『余りは無いのか!?』とか『肉を寄越せ。』だとか言われかねない。」
ライス「もしかして……オグリキャップさんやスペシャルウィークさんとか?」
八幡「あぁ。それと肉好きのブライアンもな。」
ブライアン「おい、聞こえているぞ。」
オグリ「トレーナー、料理は無いのか?」
スペ「トレーナーさん、私も欲しいです!!」
八幡「君達、さっきあげただろ……それ以前にもう飯食い終わってたよね?」ジトォ∼
ブライアン「あの肉は別だ。」
オグリ「もう少しで満足できそうなんだ!」
スペ「あれだけじゃ足りないです!」
八幡「お前達、何でそんなに図々しくなっちゃったの?分かったよやるよ、ただし文句言うなよ!」
トレーナーさん、とっても忙しそう……だけど、やっぱり皆からお兄さん呼びされているだけの事はありますね。それに結局、最後はやっぱり聞き入れちゃうんですね。何だか私の兄とそっくりです♪
やはり来たか、腹ペコ3銃士!