比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

413 / 1579
大師匠と称賛

 

 

ライスside

 

 

合宿所からトレセン学園に帰って来て、次の事で打ち合わせをする事になってたから部室に来たんだけど、その中にはお兄様の先生さんともう1人知らない人が居たんだ……誰なんだろう?お兄様だって気付いたら、いきなりお兄様の肩を掴んで凄く嬉しそうな顔をしていたから、お兄様の知り合いの人だと思うんだけど………どんな関係なのかな?

 

 

マンノウォー「しかしまた一段と良い男になったものだな!私は嬉しいぞ!!」

 

八幡「ありがとうございます。ていうかどうやって中に?俺ちゃんと鍵を掛けてたと思うんですけど……」

 

タリアト「忘れたのか?この前私が学園に来た時にお前が私に合鍵を渡していただろ……」

 

八幡「あぁ、そういえば……」

 

ライス「あ、あの…お兄様、その人ってだぁれ?」

 

八幡「っ!あぁそうだった、ライスとプロフェッサーは初対面だったな。紹介する、俺の先生の師匠で俺にとって大師匠のマンノウォーさんだ。アメリカのウマ娘で【アメリカ史上最高のウマ娘】とも呼ばれている人だ。聞いた事ないか?」

 

ライス「知ってるよ!だってすっごく強いウマ娘だって教科書にも載ってるくらいだもん!凄い……目の前に本物が居るんだ〜!」

 

マンノウォー「ふっふ、やはり新鮮な反応だな。お前がライスシャワーだな?改めて、マンノウォーだ!八幡は自慢の孫弟子でな、その担当が君のような良い子になってくれて嬉しく思うぞ!」

 

ライス「ラ、ライスシャワーです!よ、よろひくお願いしましゅっ!!」

 

マンノウォー「はっはははは!!そう固くなるな!しかし私が教科書にか!?私よりも弟子の方が相応しいだろうにっ!」

 

タリアト「師よ、何故私なのだ?」

 

 

ライスとプロフェッサーの挨拶を済ませたところで、俺は先生達にコーヒーや茶菓子の準備をした。先に部室に着いていたとはいえ、流石に何も用意しないのは失礼だしな。

 

 

八幡「しかしずっとこっちに居たんですか?先生からはプロフェッサーが到着次第、合宿所に向かうと聞いていましたから……」

 

タリアト「うむ、当初はそうしようとしていたのだがな……改めて考えると向かってもする事がないと思ってな。この1ヶ月半はこの辺りの案内をしていた。連絡を入れておけば良かったか?」

 

八幡「いえ、俺も今日のバスで帰る前に思い出したので、そういえばどうしたのかなぁって思ってたんです。それまで忘れてたくらいなので。」

 

マンノウォー「そうかそうか!ならばちょうど良かったではないか!して孫弟子よ、今日はその合宿から帰って来たのだろう?今からトレーニングか?」

 

八幡「まさか、移動してきてすぐにトレーニングなんてやらせませんよ。それとトレーニングではなくて打ち合わせを少しするだけです。」

 

タリアト「次……3冠路線のこの辺りだと菊花賞のトライアルレースだったな。」

 

八幡「はい、セントライト記念を予定しています。ライス、次のレースまでは……というより菊花賞まではスタミナトレーニングと調整を同時進行でやって行く。それとセントライト記念の後にはブライアンを並走相手に頼んでる。」

 

ライス「え、ブライアンさん……を?」

 

八幡「あぁ、アイツなら長距離の適性もあるし脚質もお前に似ている。だから並走にはちょうど良いだろう。みたいな感じなんだが、ライスは何かやりたいトレーニングとかあるか?」

 

ライス「うぅ〜ん……お兄様の考えたメニューに文句は無いんだけどね、1週に1回だけでいいからランニングだけの日を入れたいんだけど、いいかな?」

 

八幡「お前、ホープフルSの時みたいな事をやらかすつもりか?」

 

ライス「そ、そんなつもりじゃないんだけど……」

 

タリアト「ランニングだけ?」

 

ライス「ひ、ひゃい!えっと、ライスのやってるトレーニングなんですけど、毎日朝にランニングをしているんです。それで少しでもスタミナをつけようと思ってて……あっ、勿論それだけじゃなくて!早い位置からのスパートとか、身体の体幹の強化とか、色々と強くなれるので………」

 

マンノウォー「ほう……ランニングのみ、か。」

 

タリアト「……八幡、ライスシャワーの言っている事に信憑性はあるのか?」

 

八幡「はい、あります。ジュニアクラスの時のライスのレースがあるんですが、その時のライスにはスピードを中心のトレーニングを行っていました。実際に見た方が早いと思うので、これを見てください。」

 

 

俺はホープフルSの映像を見せながらライスが内緒でやっていたトレーニングを説明した。

 

 

タリアト「それでこれ程の走りを。毎朝3,000mのランニングを2ヶ月間も………凄まじいの一言だな。」

 

マンノウォー「そうだな。毎朝ランニングに加えて週2回のスタミナトレーニング、その成果がこれとは驚きを隠せないな……」

 

八幡「そう思うでしょう?ウチのライスは本当に凄いんですよ。」

 

ライス「お、お兄様!や、やめ「うむ、このトレーニングを欠かさずに実行して成果が出ているのだ、素直に称賛すべきだろう。」ふぇ?あ、あの……「流石は孫弟子の選んだウマ娘だ、根性も据わっていると見る。」え、えっと……」

 

八幡「見ろよライス、お前のトレーニングを俺の師匠と大師匠が褒めてるぞ……すっげぇ。」

 

ライス「あわわわ……っ!」

 

 

いや、本当にすげぇって。プロフェッサーからは手解きくらいしかされてないから分からんが、先生からあんな風に言われる事なんて滅多にない事なんだぞ……ハッキリ言ってちょっと羨ましい、嫉妬するくらい。

 

 

 




ライス、先生とプロフェッサーから褒められちゃった!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。