比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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エラい事に………

 

 

 

八幡side

 

 

八幡「成る程……やっぱりエアグルーヴか。まぁ俺…というよりも生徒の安全性を考えての事だろうな。技術や知識があっても、あんなトレーナーには誰も教えてもらいたい筈が無いだろうしな。それで?他には何かあるか?」

 

シービー「いいえ、ありません………」

 

ライス「ライスも無いよ………」

 

八幡「……あのな、1つライスに聞いてもいいか?」

 

ライス「な、何……?」

 

八幡「どうしてライスまで此処まで来たんだ?俺はシービーだけに事情を聞くつもりだったんだが?」

 

ライス「だ、だってライスもお兄様に隠し事してたから。怒られるならライスも一緒にって思って……」

 

 

……なんかアレだ、頭の中に天使と悪魔の俺が存在していたとすれば、どっちもライスを許しているだろうな。良い子過ぎやしないかい?どうやったらこんな風に育つのだろうか?

 

 

※僕は全てを許しますよっ!!ライスに危害を加える者には容赦しませんけど♪

 

 

八幡「取り敢えず怒ってないから安心しろ、そもそも怒る気なんて無いし、怒ってもいないから。シービーがどうしてあの事を知っていたのか気になっただけだ。だからライスは帰っていいぞ。んじゃまぁシービーは一緒に行こうか。」

 

シービー「え……行くって何処に?」

 

八幡「決まってるだろ、生徒会室だよ。」

 

 

ーーー生徒会室ーーー

 

 

よし、着いた。中に誰か居てくれればいいんだが………

 

 

コンコンコンッ

 

 

ルドルフ『どうぞ。』

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「失礼するぞ、ルドルフ。」

 

ルドルフ「おや兄さん、こんな所に来るなんて珍しいな……何かあったのかい?」

 

八幡「実はな……んっ。」

 

シービー「や、やっほぉ〜ルドルフゥ〜……」オズオズ

 

八幡「このシービーから面白い話を聞けてな、少し説明を要求したいんだ。トレーナー間で話した事がどうしてウマ娘全体にまで広がっているのかを、な。」

 

ルドルフ「……気付かれてしまったか。」

 

八幡「まぁ安心しろ、怒る気は無いから。」

 

エアグルーヴ「……済まん、元はと言えば私がブライアンに相談していた事が始まりなのだ。会長を責めてやらないでほしい。」

 

八幡「いや、責めるつもりは無いって。言ったろ、説明してほしいって。それだけだ。」

 

エアグルーヴ「あぁ、分かった。始まりは………」

 

 

そんで俺は生徒会で紅茶を飲みながらエアグルーヴとルドルフから説明を受けた。何というか………俺をバカにされたからが動機っていうのが驚いた。

 

 

八幡「………事情は分かった。けどよ、理由が俺ってどうなんだ?」

 

ルドルフ「充分過ぎる理由だとも。」

 

シービー「その通りだよっ!!あたし達のお兄ちゃんにケチ付ける人なんて真平御免だよ!!それからルドルフ、あたしストーカーされそうだからお兄ちゃんの枠増やすのように理事長に言って!!」

 

ルドルフ「?それはどういう事だい?」

 

八幡「俺をバカにしたトレーナーがシービーを狙ってるかもしれないんだよ。最近になって俺の事もそうだがシービーも追っているようでな。」

 

ルドルフ「ふむ、そういう事か……しかし私情も含まれているように感じるのだが?」

 

シービー「当たり前じゃん!!ルドルフだって知ってるでしょ!?あたしがどれだけ八幡の担当になりたいのかをっ!!」クワッ!!

 

 

………すっげぇ、こんな風に言われるとは。

 

 

エアグルーヴ「しかし生徒の間でもあのトレーナーの評判は悪い、元担当の生徒もトレーナーからは色々と難癖をつけられていたと証言していた。」

 

八幡「あっ、やっぱ抜けてたんだな。ていうかあの先輩の担当になってる奴っているのか?」

 

エアグルーヴ「トレーナー不足の関係でレースに出られないと表舞台に立てないからな、レース出たさが故に未だに担当の者は居る。まぁこれは仕方ないだろう、抜けたとしても今後すぐに契約出来るとは限らないからな。」

 

八幡「そうだろうなぁ………」

 

ルドルフ「兄さん、理事長に勧めてもいいだろうか?人数増員についての事を。」

 

八幡「……それ、お前の私情もあるよな?」

 

ルドルフ「シービーの言葉を借りるのであれば、当たり前だよ。」

 

 

………さいで。

 

 

八幡「やめてくれ、そんな事されたら今以上に騒ぎになっちまうだろうが。それにあのトレーナーからも【コンコンコンッ】…ん?」

 

 

秋川『確認っ!!誰か居るだろうか!?』

 

 

ルドルフ「理事長?どうぞ。」

 

秋川「失礼!!おぉ比企谷トレーナー、ご苦労!!日々の業務、大儀である!!」

 

八幡「どうも……」

 

ルドルフ「それで理事長、今回はどのようなご用件でいらっしゃったのでしょうか?」

 

秋川「ふむ……比企谷トレーナーも居るのであればちょうどいい!!」

 

 

え、何で俺が居るとちょうどいいんだ?

 

 

秋川「提案っ!!シンボリルドルフ会長、昨年の新任トレーナーである比企谷トレーナーは初年度から今に至るまで大変な功績を上げている!!故にっ!!比企谷トレーナーの担当増員をしたいと思っている!!生徒の長である君に問いたいっ!!」

 

 

………マジかよ理事長、この場でそれを言うのかよ。

 

 

ルドルフ「理事長の仰る通り、兄さ……比企谷トレーナーは大変優秀なトレーナーです。その証拠にこの場に居る全員は彼の担当になる事を強く希望をしています。今もその話をしていまして、担当増員をしてみようかと話していたところなのですが、本人から止められましてね……残念です。我々としても、腕も面倒見も良いトレーナーに指導してもらいたいと思っているのですが。」

 

秋川「質問っ!!比企谷トレーナー、何故増員の件を拒んだのだろうか!?」

 

八幡「いや……古参のトレーナーを差し置いて俺が増員ってなったら納得しないでしょう。だからもう少し時間を「不毛っ!!」置いて………え?」

 

秋川「今は何処もトレーナー不足である!!才能ある君を埋もれさせておくのは実に勿体無い!!シンボリルドルフ会長、比企谷トレーナーの担当増員の件、前向きに検討しよう!!チーム設立をしているトレーナー達に聞いてみようと思う!!それまでは待っていて欲しい!!」

 

ルドルフ「はい、分かりました。」

 

秋川「うむっ!!そういう事なので、比企谷トレーナーも心の準備をしておいてほしいっ!!失礼っ!!」

 

 

マジかよ……事情を聞きに来ただけなのに担当まで増えちゃうかもしれないとか、何で?それとお前達はそんな目で俺を見るんじゃねぇ。そんな目で見ても勧誘なんてしねぇからな?

 

 

 




事情を聞きに来たのに、担当を増やす話に……
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