比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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理事長室で

 

 

秋川side

 

 

秋川「歓迎っ!!忙しい中よくぞ集まってくれた、まずはお礼を伝えようっ!!感謝っ!!」

 

東条「いえ、ありがとうございます。それで、今回はどういう内容でこの場にトレーナーを?それも………この場に居るのはチーム持ちのトレーナーだけみたいですが。」

 

秋川「静聴っ!!皆に提案がある、聞いて欲しい!!去年に新しくトレーナーとして活動している比企谷トレーナーの事だ。今年で2年目になる彼だが、彼の実績は目を見張るものがある!!1年目でGⅠ制覇、2年目の今年にはダービー制覇、これだけでも充分なものである……しかぁし!!それだけではない、彼の貢献は担当のみならず未担当の子にも及んでいる。皆も知っての通り、彼のトレーニングのおかげで未担当のウマ娘の成長が著しい!そこでっ!!彼をただのトレーナーでいてもらうのは非常に勿体無い!!そこで、彼を複数の担当を持たせようと思っている!皆の意見を聞きたいと思い、この場に君達を集めた!!率直な意見を聞かせてほしい!!」

 

 

沖野(比企谷の担当増員?おいおいそんなの答え決まってるようなもんだろ。)

 

東条(理事長、どうしてこんな質問を?もしかして比企谷君が増員を渋ったからかしら?)

 

 

南坂「僕は賛成です。彼は素晴らしい素質を持っていると思っていますし、担当と未担当の混合でトレーニングを見ているところを拝見していましたが、慌てている様子もありませんでしたし、堂々としていました。それに個々の動きをちゃんと注意やアドバイスをしていましたので、複数の担当を持っても問題無いと思います。」

 

沖野「おっ、話が分かるじゃねぇか!理事長、俺も押しますよ。比企谷のメンバー増員はするべきだと思います。未だにトレーナー不足は続いてるんですし、チームを作らずとも複数の担当は全然良いと思ってます。」

 

 

賛成意見はやはりあるみたいだな……だがそれだけで決めてはならない!もう少し聞いてみよう!

 

 

秋川「………他の皆はどうかな?」

 

黒沼「俺は賛成……でもありますが、今すぐ決めなければならない事ですか?年末まで待ってもいいのでは?俺の比企谷の能力は高く評価しています。複数でもチームでも賛成ですが、この中途半端な時期にしなくてもいいと思います。」

 

チーフ「そうねぇ……私も黒沼トレーナーに同調します。何より本人の意志も確かめておかないといけませんからね。幾ら良いトレーニングが出来ていたとしても、意欲が無ければ本末転倒ですしねぇ。」

 

東条「……そうね、まずは本人に確認ですね。お話はそこからにした方が良いかと。」

 

先輩1「俺は反対です。それでしたら長年活動をしている他のトレーナー達が納得しないでしょう。それに能力が高いとはいえまだ新人の域、贔屓をするのは良くないと思いますが。」

 

チーフ「けれど先輩1トレーナー、ずっと活動している担当2〜3人未満のトレーナー達の殆どはOPレースは勝ててはいても重賞レースを勝っているのはほんの一握りなのよ?それを考慮すると、とても反対なんて言えないと思うのだけど……」

 

先輩1「しかしですねチーフトレーナー、それでは納得しない人達も出てくるでしょう。比企谷の能力が高いのは認めますが、それだけで決めてしまっては他のトレーナーの水準が低いと捉えられかねませんよ?」

 

チーフ「あら、何も私は彼の能力だけで決めているわけじゃないのよ?確かに能力も大事だけれど、ウマ娘との交友関係なんかも大事だと思ってるわ。比企谷トレーナーはとても良い関係を築けていると思うわ。その点、貴方を慕っている先輩2トレーナーはどうなのかしらねぇ?あまりそのようには見えないのだけど?」

 

先輩1「……今彼の事は関係無いでしょう。比企谷の話に戻りましょう。」

 

チーフ「あら、そうだったわね。」

 

 

東条(ふふっ……論破されてる。)

 

 

西村「ならこういうのはどうだ?我々チームトレーナーの中では賛成がやや多いといった見解だ。であれば比企谷君に聞く事、それと残り何人かのトレーナーに聞いてみてはどうかな?それともう1つ、無作為にウマ娘を10人ぐらい選出して比企谷君の担当増員の件を率直に聞いてみる。どうかな?」

 

 

驚愕……トレーナー歴30年の西村トレーナーの言葉に、周りの皆は静かになった。つまりは彼の言葉に納得していると受け取って良いだろう。

 

 

秋川「決定っ!!西村トレーナーが言った事を実行する事とする!!数人のトレーナーとウマ娘への担当増員の件を聞いてみて、結果次第で彼の増員を決める事とするっ!!それでは解散っ!!集まってくれた事、感謝する!!」

 

 

やはり一筋縄では行かない。予想していた事であったが即決にはならなかったか……だがこのまま終わるわけにはいかない!比企谷トレーナーの為にもこの件は受理させなくてはっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「うっ!!?」ブルッ!

 

ルドルフ「む、どうかしたのかい兄さん?」

 

八幡「いや……なんか分からんが、妙な悪寒が身体中を走ってな。誰かが噂してんのか?」

 

シービー「八幡、それはくしゃみした時でしょ〜。」

 

ライス「でも、ちょっとずつ寒くなってきるから気のせいじゃないかもしれないから、気を付けてね?」

 

八幡「俺の味方はライスだけか………」

 

シービー「八幡大丈夫!?手繋ぐ!?腕に抱き着く!?あたしカイロよりもあったかいよ!!」

 

八幡「必死かよ………」

 

 

 




八幡の知らないところで、また色々と動いてますね。
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