比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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行きましょう!!

 

 

ライスside

 

 

パドックでのお披露目を終わった後、ライスは控え室に戻ってる途中なんだけど、ブルボンさんも一緒に居るんだ。ライスとブルボンさんは4枠の7番と8番だから隣同士なんだ。だから合間に少しだけお話したりしていたんだ。

 

 

ブルボン「ライスさん、トレーニング拝見していました。ナリタブライアンさんとミスターシービーさんと並走をしていましたね。トレーニングの合間に見る程度でしたが、とても素晴らしいトレーニングだったと思います。」

 

ライス「ライスもブルボンさんの見てたよ。でも殆どが坂路トレーニングだったよね?お兄様からアドバイスを貰って今のトレーナーさんと頑張ってるのは知ってたけど、大丈夫なの?」

 

ブルボン「はい、問題ありません。ですが他の人から言わせてみれば『鬼』だそうです。」

 

ライス「うん、そうだと思うよ………」ヒキ…

 

 

だってトレーニングの殆どが同じメニューの繰り返しなんだもん……流石に『鬼』と言われるのも分かるよ。ブルボンさん的には距離が走れるようになってるから嬉しいのかなぁ?

 

 

ブルボン「いつの間にか到着していましたね、ではこの辺りで。次に会う時はライバルとして……仲良くお話するのはレース後にしましょう。」

 

ライス「……うん、そうだね。レース中はライバル、だもんね。じゃあまた後でね。」

 

 

ーーー控え室ーーー

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡『ライス、居るか?』

 

ライス「あっ、お兄様。うん、入って大丈夫だよ。」

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「パドック見ていたが、問題無さそうだな。」

 

ライス「うん、お兄様といっぱいトレーニングしたから今日はすっごく良い走りが出来そうなんだ!お兄様、作戦は先行でブルボンさんが見える位置で様子を見ながら走る。それで3コーナー手前から追い上げる、だよね?」

 

八幡「あぁ、そうだ。前の相手にもシービーにやってたようにプレッシャーを与え続けろ。もし相手が掛かりでもすれば好都合だからその相手のペースについて行くようにしても良い。お前は賢いからその辺りの判断は任せる。」

 

ライス「うん、分かったよ。」

 

八幡「………」

 

ライス「?お兄様、どうかしたの?」

 

八幡「ん?あぁいや、やっとここまで来たなって思ってな。ライスの力が最大限に発揮出来る舞台が整ったってな。これまでは中距離だけだったが、やっと長距離だ。」

 

ライス「……そういえばお兄様は言ってたもんね。ジュニアクラスとクラシッククラスは苦労させるって。」

 

八幡「あぁ。中距離はライスも走れるとはいえ、少し短いとは思っていたからな。そしてクラシック戦では2戦1分1敗、この菊花賞は勝つしか無い……ライス、頑張れよ。」

 

ライス「……うんっ!」

 

八幡「よし、じゃあ行くか。」

 

 

お兄様がライスにすっごく期待してくれている……ライスの力を信じてくれている……ダメなライスにこんなに期待してくれている、お兄様の期待に答えたい!

 

 

ーーー地下バ道ーーー

 

 

八幡「よし、菊花賞が終わったらこの前行った小料理屋さんに行くか。」

 

ライス「あっ、お兄様が連れて行ってくれたあのお店だよね?い、いいの?」

 

八幡「あぁ、勿論。あのお店の人達もライスを連れて来いって言われてたからな。」

 

ライス「楽しみだなぁ〜……あれ、ブルボンさんとタンホイザさん……とトレーナーさん達にチーム・カノープスのメンバー?」

 

 

黒沼「遅いぞ比企谷……お前が最後だ。」

 

八幡「待ち合わせしてないでしょう……どうしたんですかこんな所で?」

 

タンホイザ「トレーナーさんから聞きましたよ!トレーナー3人でお茶してたって!それなら私達も一緒に行くしか無いですよね!!」

 

南坂「そういう事なんでしょうか?」

 

ネイチャ「まぁまぁ、こうやって行けるのって良いと思いますよ〜。あたしん時は居るべき人が居なかったからね〜。」

 

 

ナイスネイチャさんはきっとトウカイテイオーさんの事を言ってるんだと思う……怪我で菊花賞出られなかったから。それに比べたら怪我無くこのレースを迎えられたのは、幸せな事なんだよね。

 

 

タンホイザ「まぁそういう事なんで、私達は仲良しさんなんですから一緒に行きましょう?ね?ね!?」

 

ターボ「うんっ!!ターボも行くっ!!!」

 

イクノ「貴方は私達と一緒に観客席です。」ガシッ

 

八幡「……んじゃあ全員集まったから、担当ウマ娘を見送りますか。ライス、勝ってこいよ。」

 

黒沼「聞き捨てならねぇな……勝つのは俺とブルボンだ。3冠を獲るのも、な。」

 

南坂「僕達も菊花賞に向けて頑張ってきましたからね、一矢報いらせてもらいますよ。」

 

ネイチャ「おぉ~トレーナーさん達が1番燃えてますなぁ〜。俺のウマ娘が1番強いんだぞアピールが凄まじいですねぇ〜。」

 

タンホイザ「よぉ〜し、気合い入ったぁ!!2人共、行っきましょう♪」

 

ブルボン「ステータス【高揚】を感知。気持ちが高まってきました。ライスさん、行きましょう。」

 

ライス「……よぉ〜し、頑張るぞ~……お~っ!」

 

タンホイザ「おっ、良いねそれ!じゃあ私もっ!えいっ、えいっ、むんっ!!」

 

ブルボン「………むんっ、おー。」

 

 

お兄様、ライス勝ってくるからね!

 

 

 




次回、いよいよ菊花賞!!
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