比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お家案内と晩御飯の用意

 

 

ライスside

 

 

ライス「えっと、お兄様はもう分かってると思うけど、一応紹介するね。ライスのお母様だよ。」

 

お母様「ご紹介に預かりました、母のライラックポイントと申します……先程は大変お見苦しい所をお見せしまして、申し訳ありません。」

 

八幡「いえ、大丈夫ですので……」

 

お母様「お恥ずかしい限りです……ところでライスちゃん、さっきも少し思っていたんだけど、トレーナーさんの事はお兄様と呼んでいるって事でいいのかな?」

 

ライス「はっ……う、うん。ちゃんとお兄様にも確認して呼ばせてもらってるよ。」

 

お母様「そうなの……ならいいの。トレーナーさん、娘の活躍はテレビを通して見させていただいております。まさか私達の娘があんなに大きな舞台で活躍していると思うと、自分の事のように嬉しく思います。ライスちゃんをここまで成長させてくれてありがとうございます。」

 

八幡「いえ、それが我々トレーナーの役目でもありますので。それに娘さんはとても賢いウマ娘ですので、最初に教えた事を確認して2で覚え、3では確実にマスターしているくらいですから、トレーナー目線から見ても良いウマ娘ですよ。そんな子の担当になれてトレーナー冥利に尽きます。」

 

 

お兄様……そんな風に思っててくれたんだ。

 

 

お母様「そうですか、それを聞けてとても嬉しいです。まだまだご迷惑をかけるとは思いますが、これからもよろしくお願いします。」

 

八幡「こちらとしては、ライスから見限られない限りは続けさせてもらいますので大丈夫ですよ。ライスも嫌になったら言っていいからな?」

 

ライス「い、嫌になんてなるわけ無いよ!ライスのトレーナーはお兄様だけだもんっ!!」

 

八幡「そうか、それは良い事を聞いたな。」

 

 

自己紹介が終わってからはお兄様が寝るお部屋に案内したり、お家の間取りを案内したりした。なんでか分からないけど、ライスは何回も転びそうになったんだ。その度にお兄様が助けてくれたんだ。お兄様は本当にあの絵本に出てくる優しい人みたい………

 

そして最後に………

 

 

ライス「此処がライスのお部屋だよ。えへへ、中等部に入る前のお部屋だからちょっと恥ずかしいけど。」

 

八幡「綺麗に整理されてるな、お前の性格が窺える。ん?あそこに飾ってあるのって確かライスのスマホの待ち受けだったやつじゃなかったか?」

 

ライス「凄いねお兄様、そんなところに気付けるなんて!正解だよ。ライスはちっちゃい時から青いバラが好きだから何枚も撮って1番良いのを待ち受けにしたんだよ。」

 

八幡「青いバラか……ライスのトレードマークみたいなものだからな。」

 

ライス「お兄様は青いバラの花言葉って知ってる?」

 

八幡「いや、花の事は詳しくないからサッパリだ。どんな言葉があるんだ?」

 

ライス「青いバラの花言葉はね、【奇跡】と【夢かなう】なんだ。良い花言葉だよね。青いバラはね、自然に咲いたものじゃなくて人工で作られたバラなんだ。元々バラには青っていう色が無かったから、作るのは不可能って言われてたくらいだったんだよ。」

 

八幡「へぇ〜……やっぱ詳しいんだな。」

 

ライス「えへへ、自分の好きな物はやっぱり調べたくなっちゃうから。」

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

ライス「お母様、案内終わったよ。」

 

お母様「ありがとうライスちゃん。トレーナーさんもあんな狭い部屋ですけど、自分の部屋だと思って使ってくださいね?」

 

八幡「はい、ありがとうございます。」

 

お母様「それでですね、今日はトレーナーさんも来ていただいた事ですし、ご馳走にしようと思うのですけど、トレーナーさんの好きな食べ物はあったりしますか?腕によりをかけてお作りしますよ。」

 

八幡「お邪魔する立場なのに、そこまでしていただいてよろしいのでしょうか?」

 

お母様「いつも娘の面倒を見てもらっているお礼だと思ってください。こう見えてもライスちゃんにお料理を教えられるくらいには自信があるんですよ。」

 

ライス「お母様、ライスもお手伝いするよ!お兄様に美味しい物を食べてもらいたいから!」

 

お母様「ありがとうライスちゃん。」

 

 

八幡(なんか作ってもらう流れになってるが、断ったらライラックポイントさんの厚意を無碍にするって事になるしな、ここはお言葉に甘えさせてもらおう。)

 

 

八幡「分かりました。御相伴に預かります。それと料理は何でも大丈夫です。出された物であれば余さず食べますので。」

 

お母様「そうですか?では嫌いな食べ物とかはありますか?こちらは一応聞いておいた方が良いと思うんですが……」

 

八幡「(……そうですね、出された後だったら手遅れですもんね。)強いて言えばトマトが苦手ですね。それ以外でしたら大丈夫です。」

 

お母様「分かりました。じゃあ今からお買い物に行かないとね。ライスちゃん、手伝ってくれる?」

 

ライス「うん、勿論!」

 

八幡「あぁ自分も行きますよ。ウマ娘に言うのも変ですけど、荷物持ちが必要でしょうから。」

 

 

そしてライス達はお母様がいつも行っているスーパーでお買い物をしてお会計をしようとしたんだけど、お家にお財布を忘れちゃったみたいで、お兄様が支払ってくれました………

 

 

お母様「本当にごめんなさいトレーナーさん、本当に私はこういうところがダメダメでっ!」ペコペコッ!

 

八幡「い、いえ……ついて来て正解でしたね。(こういうところ、やっぱ親子だよなぁ。)」

 




お母様とライスの手料理かぁ………私、気になります!!
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