比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

433 / 1581
本当に流石は親子

 

 

ライスside

 

 

八幡「とても美味しかったです、ご馳走になりました。自信を持って作るだけの事はあったって事ですね。」

 

お母様「お口に合って何よりです。それにしてもライスちゃんは相変わらず美味しそうに食べてくれるから作り甲斐があるから嬉しいわ。」

 

ライス「えへへ……だって久しぶりに食べたから///お母様の料理。手が伸びちゃうんだもん。」

 

 

分かる〜……なんか知らぬ間に手が伸びてるんだよなぁ。当たり前だが、味も俺が作るのとまるで違うんだよ。なんかお母様の性格そのまんまが乗っかったような味がするんだよなぁ〜。

 

 

お母様「それは良かった♪じゃあライスちゃん、洗い物するからお手伝いしてくれる?」

 

ライス「うん、分かったよ。」

 

八幡「………俺は、居たら邪魔になりそうですので待ってますね。」

 

ライス「じゃ、邪魔にはならないけどやる事は無さそうだから、待っててね?」

 

八幡「あぁ、そうさせてもらう。」

 

 

……そういや次の週は有マ記念だったよな?勝つのはやっぱテイオーか?ジャパンCは良い勝ち方してたからな。けど今急成長してるパーマーも怖い存在だ。ナイスネイチャも去年3着だったしな、充分勝てるチャンスはある。

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「ん?」

 

 

今扉の開く音がしなかったか?でも2人は気にした様子が無い………あれ、聞き間違いか?

 

 

ガチャッ

 

 

「ただいま〜。おや、ライス!帰ってたのかい!?」

 

ライス「うん、ただいまお父様っ!」

 

 

やっぱり、ライスの父親だったか……しかしアレだな、見た目と内面は母親だが、髪色は父親の遺伝ってわけか。うん、納得した。

 

 

お父様「それで、知らない靴がもう一足あったんだけど………誰か来てるのかい?」

 

ライス「お父様、後ろ後ろ!後ろにライスのトレーナーさんが来てるのっ!」

 

お父様「えっ!?僕お客様を素通りしちゃったのかい!?こ、これは申しわけ無い!」

 

 

そんでお父様は後ろを振り向いて俺を視認した。うん、お母様もそうだがお父様も優しそうな雰囲気だ。

 

 

お父様「申しわけ無い、素通りをしてしまって!娘との再会が嬉しくて………申し遅れましたが、ライスの父です。娘がいつもお世話になってるようで、ありがとうございます。」

 

八幡「いえ、とんでもない。ライスシャワーさんのトレーナーを務めています比企谷です。今日から数日間、お邪魔かと思われますが、お世話になります。」

 

お父様「いやいや、ライスのトレーナーさんなら大歓迎ですよ。どうぞごゆっくり寛いでください。」ニコッ

 

八幡「どうも……」

 

お母様「お父様、もう皆晩ご飯食べちゃったから温め直すね?もう少し早ければ皆で囲めたんだけど、待たせるのも悪いと思ったから……」

 

お父様「いいよいいよ!トレーナーさんを待たせる方が僕は気分を悪くしていたと思うから。」

 

お母様「じゃあ席に着いて待っててね?今日のはライスちゃんも手伝ってくれたんだから、いつもより100倍くらい美味しいと思うから♪」

 

お父様「おぉ、それは間違い無いね!」

 

ライス「お、お父様ぁ〜……!」

 

 

こうしてライス一家は勢揃いしたわけだが、こうして見ると本当にライスの親って感じがする。マイナスイオンが飛び交っているというか、周りにキラキラしてホワホワしたオーブが可視化してるように見える。

 

 

お父様「あっ、こんな時にすみませんがトレーナーさん。よろしければ後程、学園でのライスの事を聞かせてはもらえませんか?1人娘が学園でどうしているのかはやはり気になってしまいますので。」

 

八幡「それは構いませんが、あくまでもトレーナーである私の主観になりますよ?」

 

お父様「それで構いません。何せライスは小さい頃からタイミングの悪い事がよく起きる子でしたからね、トレセン学園でもそれが起きているのかと思うと少し心配でしてね……」

 

八幡「あぁ〜………まぁなくもないです。」

 

お母様「あぁ、やっぱり私のせいなのね………」

 

ライス「ち、違うよお母様!」

 

八幡「けど俺から言わせてみれば、お父様の言う通り本当にタイミングが悪い、間が悪いだけだと思うんですけどね。お母様の玄関での事や買い物の事も、俺が来てリズムが狂ったからだと思いますしね。まぁ普段の生活であったら、それはもう流石にそういう体質だと認めざるを得ませんけど。」

 

 

ライス「お兄様………!」

 

お母様「うぅ……ライスちゃん、貴女は本当に良いトレーナーさんと出会えたんだね!お母様は本当に嬉しいわ!」

 

お父様「うん、本当に良いトレーナーさんだね。」

 

ライス「うん!ライスをこんなに強くしてくれた、とっても良いトレーナーさんだよ!」

 

3人「………」キラキラ

 

 

眩しい………お願いです、そんな目で俺を見ないでください。俺はただ当然の事をしているだけなんですから。そんな善意の塊のような目を向けないでください。

 

 

お父様「ライス、僕もこの人とならライスは上手く付き合っていけると思うよ。これからもご迷惑をおかけすると思うけど、しっかりと学ぶんだよ。」

 

ライス「はい、お父様!」

 

お父様「うん、良い返事だ。」ニコッ

 

 

優しいところは両親からの遺伝らしい……しかし良かった、雰囲気が穏やかな人で。これがもし熱血体育教師みたいな人だったら………うん、早々にホテルの世話になってるか学園に帰ってたかもしれなかった。

 

ライス一家、素晴らしいです。

 

 

 




お父様の雰囲気も穏やかそうな人で何より………ホワホワ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。