比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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新メニュー!その名は………

 

 

八幡side

 

 

……皆さんこんにちは、トレーナーの比企谷八幡です。いきなりですが、助けてください。

 

 

「トレーナーさん、何とかしてください!」

 

「私からもお願いです!」

 

「私達も強くなりたいんです!」

 

 

………大勢のウマ娘から懇願されちゃっています。え、何故かって?それは………

 

 

「またあのトレーニングをやらせてください!皆でやってもトレーナーが居ないと、どこをどうすれば正解なのか分からないんです!」

 

「だからまた鬼ごっこを始めてください!」

 

 

そう、押し寄せて来てる理由というのは、俺がトレーニングとして始めた鬼ごっこだ。これがウマ娘の中で爆発的に受けてしまい、グループを作ってトレーニングをする子が激増したのだ。そこまでは良い、だがその後だ。やったはいいものの、修正点やその後の動きが分からないという理由で俺のところまでやってきたのだ。実は此処に居るウマ娘は全員、エアグルーヴと一緒に鬼ごっこに参加したウマ娘達だった。

 

 

八幡「いや、あのな?あの鬼ごっこはエアグルーヴの弱点克服の為にやったメニューであって、今後はやるつもりは無いんだ。」

 

『えええぇぇぇぇ〜!?』

 

シービー「せっかく楽しく走れるトレーニングが見つかったと思ったのに~!ねぇトレーナー、またしようよ~!」

 

八幡「何でお前まで便乗してるんだよシービー……とにかく、今はやる予定は無いの。ていうかお前今楽しいって言ったけどよ、あのメニュー楽しいの?」

 

『楽しいですっ!!』

 

 

わおっ、だから皆こんなに頼んでくるのな………

 

 

八幡「そう言ってくれるのはありがたいが、今は鬼ごっこは受け付けてないし、やるつもりも無い。だから………」

 

「?トレーナーさん?」

 

 

今は坂路を軸にしてる。週に2回、その他は筋力とマイル走法アップのトレーニング………ふむ、これなら行けるか?

 

 

八幡「今思いついたトレーニング法があるんだが、試したいy『はいっ!!』つはって早っ!!もうちょっとは待てよ!俺まだ何するかも言ってないんだけど!?」

 

 

まぁその前にエアグルーヴに相談しないといけないけどな。あぁ〜大変大変。

 

 

ーーー生徒会室ーーー

 

 

エアグルーヴ「坂路での新しいメニュー、だと?」

 

八幡「あぁ。お前にも相談しようと思っていてな、このところ1人での練習だったしな。そろそろ他の奴等との練習をと思って提案した。」

 

エアグルーヴ「そんな事を言って、どうせ他のウマ娘からせがまれたのだろう?私がデビュー前にしてた鬼ごっこをして欲しいと。」

 

八幡「あぁ~……やっぱ分かる?」

 

エアグルーヴ「当然だ。」

 

ルドルフ「しかし比企谷トレーナー、一体どんな内容のトレーニングなんだい?」

 

八幡「そこ重要だよな、内容は………借り物競走ならぬ、買い物競争だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー食堂ーーー

 

 

お昼になって、俺は食堂に来てお昼を食べている………生徒会の皆さんと一緒に。

 

 

エアグルーヴ「それで、より詳しく聞こうではないか。」

 

八幡「いや、あの時言ったまんまなんだけど?」

 

エアグルーヴ「何を買い物するというのだ?」

 

八幡「お題。」

 

ブライアン「脳みそが無いのかお前は……」

 

八幡「じゃあステーキってお題があったら?」

 

ブライアン「………」

 

エアグルーヴ「考えるなブライアン!!」

 

ルドルフ「まぁまぁ。しかしだね比企谷トレーナー、真面目に聞くと、どんな内容を入れるんだい?」

 

八幡「今エアグルーヴがやっている坂路トレーニングは東京の直線を想定した内容で行っている。だから全力で走っていると言ってもいい。だから基礎はこれだ。他に入れる要素としては、前に人が居る状態で1人抜けだとか、抜かれずに走り切れだとかそういうのだ。コーナーまでは走らずその手前辺りでゴールさせる。だがこれには欠点もある。」

 

ブライアン「欠点、だと?」

 

八幡「コースを取り過ぎる。だから占領しちまうって事だ。だから案でもあるが、没案でもある。」

 

ルドルフ「成る程、確かに留意する点だ。」

 

エアグルーヴ「であれば、不採用なのでは?」

 

ルドルフ「だが、私も面白いとは思う。お題によっては勝負にもなり得るのだからね。トレーナー君、その案はいつやる予定なんだい?」

 

八幡「あぁ~……昨日は火曜で坂路トレーニングだったし、次の坂路トレーニングにはやろうと思ってたから、明後日だな。」

 

ルドルフ「そうか……」

 

エアグルーヴ「あの、会長……やるつもりですか?」

 

ルドルフ「あぁ。1度試すのも良いだろう。それで危険だと思ったら無しにすればいい。メンバーは我々生徒会と……もう1人欲しいところだが、誰がいいだろうか?」

 

八幡「あっ、もし採用されたら誘おうと思っていた奴が居るんだが、ソイツでもいいか?まだ決まったわけじゃないけどよ。」

 

ブライアン「信用出来るのか?」

 

八幡「悪い奴ではない。うん、悪い奴では。」

 

エアグルーヴ「一気に不安になったのだが?」

 

ルドルフ「では明後日の放課後にトレーナー君の案を実行してみよう。コースは抑えているのかい?」

 

八幡「あぁ。」

 

ルドルフ「では明後日、よろしく頼むよ。」

 

 

 




ーおまけー


ルドルフ「ところでトレーナー君、今日のは手弁当なのだね?」

八幡「あぁ。学食もいいものだが、金掛かるからな。自炊もそんなに嫌いじゃねぇから最近漸く始められた。」

エアグルーヴ「ほう……茶色一色だと思っていたが、色とりどりだな。ちゃんとバランスは取れているな。」

八幡「俺は一応トレーナーだからな?」

ブライアン「おい、交換するぞ。」

八幡「え、俺その量は無理だ。」

ブライアン「違う、肉の事だ。」

八幡「………じゃあ1個やるからこれくらいのサイズでくれ。」

ブライアン「あぁ。」

八幡「んじゃ、貰ったからな。」

ブライアン「………っ!!!う、美味い!」

八幡「そいつは何より。」
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