シービーside
シービー「それじゃあ〜ライスの日経賞優勝と天皇賞・春の出走決定に乾杯〜っ!!」
『乾杯〜!!』
ライス「えへへ、ありがとう皆///」
ルドルフ「感謝する必要は無いさ。君の祝勝会だから当然の事だよ。主役はライスシャワー、君なのだから好きに楽しんでくれればいいんだよ。」
沙希「はいライスちゃん、比企谷からコレが好きだって言われたからたくさん作ったからね。」
ライス「ありがとうございます、川崎さん!」
シービー「ほらほら、ライス楽しもっ!」
ライス「は、はいぃ!」
八幡「こういう時、シービーのあの元気さは助かるな。けど今日はありがとうございます、急なお願いだったのに貸切にもしてくれて。」
女将「いいんだよこのくらい!それに前にも言ったと思うけど、此処に居る私等はライスちゃんのファンだからね。その為なら貸切くらいなんて事ないよ!」
八幡「……ありがたいです。」
シービー「ちょっと八幡〜、なんか辛気臭い雰囲気じゃない?楽しんでる〜?」
八幡「お前は羽目外し過ぎなんだよ……この中で必要以上かつ小料理屋の落ち着きある雰囲気ぶち壊して騒いでるのはお前だけだぞ。」
シービー「いいのいいの、今日は無礼講だ〜!」
こういう時は楽しまないとね〜♪
ルドルフ「しかし兄さん、こんな良いお店を隠していたなんてね……酷いじゃないか。」
八幡「いいだろ別に。誰かに教えたら俺の憩いの場所が減っちまうだろ。」
沙希「アンタが誰かにこの場所を教えてくれたらこの店も繁盛するんだから、そこは融通利かせなよ。」
八幡「生々しい話すんなよ……」
ルドルフ「その時は我々生徒会が使わせてもらうとしよう。何より雰囲気も風情も良い……個室もあるから利用もしやすい、これからは懇意にさせてもらうよ。」
八幡「お前、これから使う気満々だな……」
シービー「じゃああたしも八幡が来る時一緒に行く〜!その方が楽しそうだし〜♪」
八幡「俺、比較的静かに食ってるからな?」
ライス「そういえばライス達って貸切で来た事はあるけど、普通に開いてる時に来た事無いよね。お兄様、普段ってどんな感じなの?」
八幡「普段も店の雰囲気と一緒で落ち着きがあるような感じだ。きっとシービーみたいな奴が居たら浮くだろうな。」
シービー「あたしだって雰囲気読む事くらい出来るからね?バカにしないでよ!」
八幡「そのくらい今のお前は羽目外してるって事だよ。貸切だからいいけどよ。」
お兄ちゃんは失礼だなぁ〜もうっ!もし本当にこのお店に行く時はついてってやる!
沙希「まっ、アタシが居る時は相手くらいするけど基本的には調理だからあんまり期待しないでね。」
女将「その時は私が回るから沙希ちゃんを貸してあげるよ!積もる話もあると思うからね。」
沙希「女将さん、そういうのはいいですから……」
シービー「その時はあたしも行くから〜!」
八幡「ついて来んでいい、俺がゆっくり食事する事が出来ないだろうが。」
シービーsideout
八幡side
ライス達はこの店の料理を楽しみながら談笑している。そこには川崎も混ざっている。レース場で少し打ち解けたからか、今では普通に会話出来るようになっている。
女将「それで?トレーナーさんはあっちに混ざらないのかい?こっちで1人晩酌なんて洒落込んでさ。」
八幡「俺にはガールズトークに割り込む度胸は無いですよ。今は川崎に任せますよ。俺だって落ち着いて飲みたい時くらいありますよ。」
女将「カッコ付けちゃって……まっ、あの子達がトレーナーさんをほっとくわけ無いけどね。すぐにあの元気な子が来ると思うよ。1人で何してんだーっみたいな感じでね。」
八幡「そういうの言わないでくださいよ。アイツだったらやりかねないんですから。」
女将「仕方ないね、そういう子みたいだからね。まぁ束の間の平穏を楽しみなよ。一応コレもサービスしておくから。普段は絶対出さない品だよ。」
八幡「……どうも。」
女将「ライスちゃんが勝ったからね、トレーナーさんも調子に乗らせてあげないとね。」
そう言って女将さんが俺のテーブルに用意してくれたのは白身魚の刺身と唐揚げ、釜飯だった。しかもこの刺身の並び方……ひょっとしてふぐか?
八幡「コレ、絶対に高い料理でしょ?」
女将「フグだからね、当然だよ。ふぐの釜めしにふぐの唐揚げ、ふぐの刺身、ふぐ盛りコースだよ。値の張る料理だし隠れてる料理だから、本当に常連のそういう層の人しか頼まないけどね。」
八幡「ありがたく頂きます。」
女将「あいよ。」
さて、向こうの様子見ながら食事を楽しみますか。
ワイワイッ!!
八幡「………良い感じに楽しめてるな。」
大将「比企谷さん、良い子を新しい担当にしたみたいだね。」
八幡「まぁ強引に結ばれたんですけどね、けど良い子ってのは認めますよ。」
大将「はははっ、比企谷さんも苦労してるみたいだね。けど困った時はいつでもこの店に来なよ?」
八幡「そうします。」
シービー「八幡〜こっち来て一緒に食べようよ〜!」
八幡「……やっぱり呼ばれたか。」
大将「はははっ、人気者だね。」
仕方ね、行きますか。
明日が楽しみで仕方ない………