比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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デザートだ

 

 

シービーside

 

 

シービー「食べたぁ〜!もうお腹いっぱい!」

 

ルドルフ「私もだよ。こんなに充足感のある食事はいつぶりだろうか……」

 

ライス「ライスも〜。とっても美味しかったよお兄様、ご馳走様でした。」

 

八幡「満足してくれたようで何よりだ。シービーなんて腹いっぱいなのに誰にも譲ろうとしなかったもんな。何でだ?」

 

シービー「逆に聞くけどさ、何ですっごい美味しい料理を自分から誰かに譲ろうって思うの?しかも八幡の作った料理だよ?絶対食べ切ろうって思うじゃん!」

 

八幡「何故そこで俺の作ったを強調したのかは知らんが、料理人冥利に尽きるな。さて、じゃあ食器は下げても大丈夫だな?」

 

ルドルフ「手伝うよ、任せっきりは性に合わない。」

 

八幡「助かる。」

 

 

あたしは動けな〜い……久しぶりに動けなくなるまで食べたかも。けどさ、こんな美味しい料理を作れる八幡ってホントに何者?前職コックとかじゃないの?

 

 

シービー「ねぇライス〜、ライスはまだ食べれるの?いつもはもっと食べてたでしょ?」

 

ライス「は、はい……食べようと思えば。でも何だか今日はお腹いっぱいです。」

 

シービー「あはは、そうだね。どれもこれも美味しかったなぁ♪9月からは八幡とフランスに行くわけだけど、こんな料理が普通に出てくるのかな?」

 

ライス「ど、どうなんでしょう……今日が特別豪華なんだと思いますけど、本場のフランス料理ってどんななんでしょうか?」

 

ルドルフ「フランスは量よりも形式や美しさに重点を置いた料理形式を取るよ。日本でいうところのコース料理に近いかな。全てのお店がそうだというわけではないけどね。」

 

八幡「まっ、俺とライスが使わせてもらう場所はそれなりにスピードシンボリさんが使わせてもらっていた場所だから良い所みたいだけどな。食事も期待していいんじゃないか?合わなかったら俺が作るから安心しろ。」

 

 

良いなぁライス、あたしも八幡に料理を………ん?

 

 

ライス「い、いいのかなぁ?ライスばっかり「ちょっと待った。」ふぇ?シ、シービーさん?」

 

シービー「んん〜……」クンクン

 

ルドルフ「な、何かなシービー?」

 

シービー「んんぅ〜……」クンクン

 

八幡「俺もかよ、何だ急に?」

 

シービー「……2人共、あたし達に内緒で何か食べたでしょ?それも甘い物。2人からなぁ〜んか甘くて良い香りがするんだよね〜。何食べたの?」

 

マックイーン「っ!!」ビクッ!!

 

八幡「……お前って何でどうでもいい事に関しての勘がこんなにも鋭いんだ?」

 

シービー「どうでも良くないからねっ!それにルドルフだけズルいじゃん!」

 

ルドルフ「あはは……兄さん。」

 

八幡「しょうがね、持ってくるか。」

 

 

ほら!!やっぱり2人で何か食べてたんじゃん!!あたしに隠し事しようたってそうは行かないんだからね!!

 

 

ライス「よ、よく気付きましたね。ライス全く分かりませんでした……」

 

シービー「ふっふ〜ん♪どんなもんだっ!」

 

ルドルフ「待たせたね2人共、これが正体だよ。」

 

ライス「わぁ〜こんなのも作ってたんだ!」

 

 

お皿の上にあったのは、マカロンとクレープだった。マカロンはピンク、黄色、緑、茶色の4種類でクレープは苺と生クリームにチョコソースがかけられていた。

 

 

八幡「にしても食えるのか?」

 

シービー「バカにしないでよ八幡!世の中には別腹っていう言葉があるんだから!食後のデザートってすっごく美味しいんだからねっ!」

 

八幡「別にバカにはしてないが………」

 

シービー「じゃあルドルフはもうこのデザートを食べたって事でいいのかな?」

 

ルドルフ「あはは、残念ながら食してはいないよ。私は盛り付けと仕上げを手伝っただけさ。だからまだデザートは食べていない。」

 

八幡「というわけだ。食べたかったら食べていいぞ。食べられなかったら明日に残しておくから心配すんな。もしかしたら俺が食うかもしれないけど。」

 

シービー「大丈夫!その時は作ってもらうから!」

 

ライス「けどやっぱり美味しそう♪」

 

シービー「じゃああたし達も食べよっか!」

 

 

あんなに満腹だったのに、別腹だから行けちゃうんだよなぁ〜。

 

 

マックイーン「トレーナーさん!」

 

八幡「………やっぱり来たか、メジロパックイーン。んでどうした?」

 

マックイーン「私はマックイーンですわ!それよりも、そちらのクレープ、お1つ分けてもらう事は出来ませんの?」

 

八幡「おかしいな?俺が見た覚えでは、お前プリン食ってなかった?しかも生クリーム乗ったヤツ。」

 

マックイーン「た、食べましたわ!食べましたけれども!そちらのクレープはとても美味しそうですの!」

 

八幡「………じゃあ生地の部分だけ。」

 

マックイーン「意地悪しないでくださいましっ!!」

 

八幡「あのねぇ?このクレープ別に何か入れてるわけでもない普通のクレープなんだけど?」

 

マックイーン「そんなの構いませんわっ!!」

 

 

八幡(いいのかよ………)

 

 

ライス「んっ!お兄様お兄様!このクレープ、中に生チョコが入ってる!」

 

八幡「あぁ、チョコソースだけだと味気無いと思ってな、入れてみた。」

 

ルドルフ「この生チョコのおかげでとても濃厚な味わいを楽しむ事が出来るよ。」

 

八幡「そうか、それは良かっ「トレーナーさんっ!!」………はぁ、もう面倒だからやるよ、ほれ。」

 

マックイーン「〜っ!ありがとうございます!!」

 

 

八幡(けどマックイーン、今のお前は周りからメジロ家のウマ娘としてではなく、甘い物が大好きな奴にしか見られてないと思うけどな。)

 

 

今日の食事は大・満・足!!けどあたし達がデザートを食べてる時、メジロマックイーンがクレープを泣きながら食べてたんだけど、何かあったのかな?

 

 

 




やはり現れましたね……そしてやっぱり泣いて食べる。
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