比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お世話になる場所

 

 

ライスside

 

 

ライス「わぁ〜!!此処がフランスなんだ〜!」

 

八幡「漸く着いたな……12時間はやっぱり長く感じるな。しかし、流石はフランスって感じだな。空港だけでもこんなに違うのか。」

 

ライス「うん、とっても綺麗。」

 

「比企谷様、ライスシャワー様。これからお世話になる施設へと向かいますが、よろしいでしょうか?」

 

八幡「はい、お願いします。」

 

 

確か、スピードシンボリさんが現役だった頃にお世話になってた所を使わせてもらうってお話だったよね?とっても良い人だよね、そのお部屋を貸してくれる人。

 

 

ーーー車内・移動中ーーー

 

 

ライス「わぁ〜……っ!」

 

 

八幡(ライスの奴、はしゃいでるな。まぁ無理も無い、初めての海外なんだ。最初はそんな気持ちになる。レースよりも街景色に圧倒されてしまうのも仕方ないだろう。何しろ日本とは全く違うんだからな。)

 

 

ライス「綺麗なお家がたくさん……ねぇお兄様、ライス達がお泊まりする所もあんな感じなのかな?」

 

八幡「だと良いな、流石にボロ屋では無いとは思うが……俺も見たわけじゃないからな。」

 

「ご安心ください、お2人をお出迎えする準備は出来ていると先方からご連絡を受けております。」

 

ライス「そ、そうなんですね……よかったぁ。」

 

八幡「それを聞いて少し安心しました。」

 

「先方の方々も日本からウマ娘が来るのは久しぶりだからと張り切っておいででしたので。」

 

 

張り切ってたんだ……どんなお部屋なのかな?ちょっと楽しみかも♪

 

 

「お部屋へ案内した後、お2人はどうされますか?」

 

ライス「ライスは街を見て歩いてみたいと思います。綺麗な街を近くで見てみたくて。」

 

八幡「ライス、それは明日にした方が良い。今俺達がやらなきゃならないのはフランスの時間に対する順応だ。」

 

ライス「じゅ、順応?」

 

「流石でございます、比企谷様。日本を出たのは日本時間で午後13時。それから12時間半のフライトでこのフランスに到着されたのが1時半。ですが約7時間の時差があります。日本は今1時半ですが、フランスは18時半という事になります。お出かけは出来ますが、先ずはフランスの時差に慣れるのが得策です。」

 

ライス「そ、そうなんだ……日本は真夜中の1時なんだ。不思議な感じ、此処の人達は普通に出歩いてるけど日本では夜中なんだよね?」

 

八幡「そういう事だ。だから俺達に最初に要求される事、それは夕飯、風呂、そして就寝だ。」

 

 

ーーーシャンティイ学園ーーー

 

 

ライス「此処って……学園?」

 

「その通りです。当時学生だったスピードシンボリ様がこちらの学園の寮を使わせていただいていました。少し失礼……すみません、日本よりレースに出走する為にフランスへと来ましたライスシャワーと比企谷です。私はこちらの施設を使わせていただけると連絡を受けた者です。トレーナーのファブル氏にお取次ぎ願えませんでしょうか?」

 

「ライスシャワーさんに比企谷さんですね?少々お待ちください。」

 

 

す、凄い……途中から何を言ってるのかさっぱり分からなかったよ………これが言葉の壁っていうのかな?

 

 

ファブル「お待たせして済まない、私が君達の滞在を許可したファブルだ。よろしくね。」

 

ライス(あ、挨拶だよね……えっと、確かフランス語では……)ラ、ライスシャワーです!よ、よろしくお願いします!」

 

八幡「トレーナーの比企谷です、今回はお世話になります。」

 

ファブル「そう固くならなくていいよ。君達の事はスピードシンボリから聞いているからね、気軽に接してくれて構わない。」

 

八幡「ありがとうございます。」

 

ファブル「……これは驚いた、君は私の言った事が分かるのかい?」

 

八幡「ある程度は、ですけど。スピードシンボリさんから私達の事は聞いてるから気兼ね無く接してほしい、ですよね?」

 

ファブル「どうやら君とは良い関係を築けそうだ。見ての通り私はもうかなりの歳だ、晩年に近いが君のようなトレーナーと会えて良かったと思うよ。」

 

八幡「いえ、僕の方こそフランスの名伯楽であるアンドレ・ファブル氏と交流を持てて光栄です。」

 

ファブル「ははは、嬉しいねぇ。長旅で疲れているだろうから早速案内しよう。」

 

 

お兄様達、何のお話をしていたんだろう?ライスももう少しフランス語のお勉強しておけば良かった……

 

 

ーーー学園寮内ーーー

 

 

ファブル「この寮はトレーナーとウマ娘合同でね、右がウマ娘寮で左がトレーナー寮、そして私達が今居る所が共同エリアになっているんだ。ウマ娘がトレーナー寮に入るのは許可されているけど、トレーナーが入るのは禁止されているから気を付けてね。」

 

八幡「成る程……ライス、今俺達が居る所は共同スペースだ。右の通路に行くとウマ娘の寮で左に行くとトレーナーの寮になってるみたいだ。」

 

ライス「じゃあ一緒に住んでるんだ!」

 

八幡「そうなるな。けどトレーナーがウマ娘側に行く事は禁止になってるから、そこは日本と同じだな。」

 

ファブル「君達2人はトレーナー側で生活してもらう事になったよ。近くの方が何かと安心できると思ったんだ、部屋も隣同士だよ。」

 

八幡「それはとてもありがたいです。ご配慮ありがとうございます。」

 

ファブル「いやいや、遠く離れた場所だからね。言葉も違うから離れてると「トレーナー!!」不安に……ん?どうしたんだい?」

 

「この人達は?」

 

ファブル「この人達は日本から来たんだ。隣に居る子が1ヶ月後のレースに参加するから、今はこの寮の案内をしているんだよ。」

 

「この子が?可愛い〜お人形さんみたいっ!!」ダキッ!!

 

ライス「ひゃあっ!?」

 

「私この子好き!だって可愛いもん!ねぇ君、お名前は?なんていう名前なの?」

 

ライス「え、えっと………」

 

八幡「この子はライスシャワー。俺は担当の比企谷八幡だ……あっ、八幡が名前で比企谷が苗字な。」

 

「うわっ!!ゾンビッ!!?」

 

八幡「………」

 

ファブル「す、済まない……彼女は正直な子でね。」

 

八幡「いえ、ゾンビなんて久しぶりに言われたので少し新鮮でした。ゾンビじゃねぇから安心しろ。」

 

「そ、そっか……良かったぁ〜。ライスシャワーっていうんだ!よろしくね、私はカーネギー!」

 

 

 




競走馬紹介!今回は海外の名馬!!

名前はカーネギー。戦績は13戦7勝で、勝ち鞍はGⅢフォワ賞、GⅡユジェーヌアダム賞、ニエル賞、GⅠはサンクルー大賞と、世界最強馬決定戦でも知られている凱旋門賞!!それもこの馬の母親も凱旋門賞を制しており、史上初の凱旋門賞母子制覇を達成した1組でもあります!

引退後は種牡馬として活動し、日本にも滞在していました。日本では大きな活躍を見せた競走馬は出なかったものの、孫世代にモーリスを輩出しました。前回のフジキセキ編で出ましたねww
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