比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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凱旋門賞ウィーク 前日

 

 

ライスside

 

 

カーネギー「はぁ〜楽しみだなぁ〜!!遂に明日から始まるんだよ!凱旋門賞ウィークが!!ライスも明日のレースに出るみたいだから絶対に応援しに行くからねっ!!」

 

ライス「ありがとうカーネギーさん。ライスも明日は勝てるように頑張るよ!」

 

「でも厳しい戦いになるかもよ?この週って特にこのヨーロッパの中でも色んな国から参戦して来るウマ娘が多いんだよ。ライスの参加するロワイヤリュー賞もフランス以外に居るんじゃないの?」

 

ライス「えっと……うん、居るみたい。イギリスからエイブマーロンさん、クローネさんの2人。アイルランドからクラウロードさん、アナハイムさん、ポルテスさんの3人。他は……居ないかな。フランスから5人と日本のライスから1人。それからドバイからも3人で14人だよ。」

 

「うへぇ〜……毎年思うけど、やっぱり凄い集まるよね〜この週は。日本にはこういうの無いの?」

 

ライス「えっと……無い、かな。」

 

 

10月の1日、いよいよライスの出走が明日にまで迫って来た。今言った通り、ライスのライバルは色んな国から集まって来る。明日のレースは緊張するけど、この1週間はロンシャンレース場でトレーニングをさせて貰えたからイメージトレーニング以上の成果を出せたってライスは思ってるんだ。でも本番は何が起こるか分からないから、お兄様ともしっかりとお話しておかないとっ!

 

 

カーネギー「あっ、そうそう!ライスに言いたかったんだけどね!なんか街に行ったら日本人が多かったよ!後なんか変な共通点があったんだ。」

 

ライス「え、そうなの?」

 

「共通点?何それ?」

 

「あっ、それ私もカーネギーと一緒だったから分かるよ。何かね、カバンに青いバラのキーホルダーを付けてたんだよね〜。しかも全員!凄くない?」

 

ライス「………」

 

 

それってもしかして……本当にひょっとしてだけど、ライスのファンの人達?

 

 

「それってライスのファンの人達じゃない?ほら、ライスの帽子にも青いバラが付いてるし。きっとそうだよ!良いなぁ〜国を越えても応援しに来てくれる人が居るって。」

 

ライス「……うん、そうだね。」

 

カーネギー「私にもそんなファンがついてくれると良いなぁ〜!」

 

ライス「皆ならきっと出来るよ!だって……皆とっても良い人だから!」

 

カーネギー「うぅ、ライス……君って本当に良い子だよね!」ダキッ!!

 

ライス「わぁっ!?カ、カーネギーさん!?急に来るとビックリしちゃうよ〜!」

 

「でも今のはライスのせいだよね〜。」

 

「あはは、だよね〜。」

 

ライス「フ、フランス語で何言ってるか分からないからこれに打ち込んでよ〜!!」

 

 

こんな感じでライスはフランスのお友達と会話を楽しむ事が出来ている。当然翻訳アプリを使いながらだけど、皆ライスの性格を理解してくれているから、嫌な事は絶対にしないし、これが悪ふざけでやっているっていうのはライスもカーネギーさん達も理解している。

 

 

カーネギー「じゃあライス、また明日ね〜!」

 

「明日、絶対応援しに行くからね〜!」

 

「ちょっと?先輩の応援はどうするの?」

 

「………はっ!!?」

 

ライス「ア・ドゥマン〜………はふぅ〜簡単な挨拶くらいならもう出来るようになったから良かった。よし、じゃあお兄様のお部屋に行こうかな。」

 

 

ーーー八幡の部屋ーーー

 

 

ライス「………」

 

八幡「よ、よぉライス………」

 

ライス「お、お兄様大丈夫?何だか疲れてる……」

 

八幡「あぁ……連日トレーニング内容の事で質問攻めに遭っていたから精神的に少し、な。俺も色々とトレーニングの事で時間を取らせてもらっていたんだが、俺の考えたトレーニングがこっちの人にウケたのか、すげぇ聞いてくるんだよ………」

 

ライス「そうなんだ………」

 

八幡「んんぅ〜……あぁ〜。いつまでもこうしてはいられない、明日の事だよな?」

 

ライス「う、うん!」

 

八幡「そうだな……まず言える事は、最後まで使える脚をしっかりと残しておく事、だな。今週に至っては現地でトレーニングを出来たからフォルスストレートのイメージは大体頭の中に入ったと思う。」

 

ライス「うん。」

 

八幡「それと、余計なスタミナは使わないようにする事。前走の天皇賞・春の京都レース場、あそこの高低差は4.3mだが今回のロンシャンレース場は倍以上の10m。そこで体力を使ってしまったら、最後は絶対に伸びなくなる。だからスタミナはしっかり温存しておく事だ。」

 

ライス「使える脚を残す事とスタミナを温存、だね。うん、分かったよ!あっ、カーネギーさん達から聞いたんだけどね、日本の人達が来てるんだって!カバンに青いバラのキーホルダーを付けてたって言ってたんだ。」

 

八幡「それ、絶対ライスのファンクラブの人じゃないか?すげぇな、青いバラの手紙の次は青いバラのキーホルダーかよ。色んなの作るじゃねぇか………」

 

ライス「そういうのがあるのかな?」

 

八幡「分からんが、あるんじゃね?じゃなかったら手紙とかキーホルダーとかでこんな事しないだろ。けど今度は何作るんだろうな?ひょっとしたら勝負服に下げてるダガーかもしれないな。」

 

ライス「そ、それは怖いから嫌だよぉ〜……」

 

 

けれど不思議。一体どうやって作ってるんだろう?

 

 

 




ライス、いよいよ出走!!
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