比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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シービーだけじゃない

 

 

シービーside

 

 

シービー「はあああああぁぁぁぁぁ〜………」グダァ∼

 

アルダン「……いかがされましたか、シービーさん?」

 

シービー「言わなくても分かるでしょ?寧ろ分かってもらわないと困るんだけど?」

 

アルダン「……えぇ、お気持ちはとても伝わります。私も同じ気持ちですから。」

 

シービー「八幡に会いたいよぉ〜!だってもう1ヶ月だよ!?1ヶ月も八幡に会えてないんだよ!?これっておかしくない?あたしだって担当なのにぃ~!」

 

アルダン「兄様のがフランスへと旅立って、トレセン学園から姿が見えなくなってからというものの、物足り無さを感じます。」

 

シービー「そう!そうなんだよね〜!いやホントにさ、充足感が無いっていうかさ、ただただ日が過ぎていくって感じ?」

 

アルダン「こうして聞くと、私達の中での兄様がどれだけ大きい存在かを身に染みて理解出来ますね。」

 

 

アルダンも苦労してたんだね……あたしやミスマンノウォーだけじゃなかったんだ。こうなったら八幡が帰ってきたらとことん甘えてやるっ!!

 

 

シービー「他に居ないの?あたし達の同類?」

 

アルダン「いえ、私には………」

 

シービー「そっかぁ……じゃあ八幡が帰ってきたらお出かけは絶対に外せないよね!」

 

アルダン「そうですね。欠かせません。後はやはり兄様の手料理を………あっ。」

 

シービー「ん?どうかした?」

 

アルダン「いえ、気にする事でもないと思うのですが……最近姉様も兄様の事を気にしておられるのです。何故かは少し分かりませんが……」

 

シービー「ラモーヌが?けどさ、ラモーヌと八幡って何か接点ってあったっけ?」

 

アルダン「食事を振舞ってもらったと聞きましたが、他は特に……」

 

シービー「ん〜まぁ大丈夫じゃない?」

 

 

それにラモーヌが他人に対してそこまで深く探りを入れるようには思えないしね。それよりも今は八幡に何をしてもらうのかをいっぱい考えておかないとっ♪

 

 

シービーsideout

 

ルドルフside

 

 

ルドルフ「まさか君がこんな所に来るとは思わなかったよ、何か用でもあるのかい?」

 

ラモーヌ「あら、用が無ければ此処に来てはいけないのかしら?」

 

ルドルフ「そういうつもりで言ったわけじゃないさ。少し意外だったからね、話相手ならば他にも居ると思っていたからね。」

 

ラモーヌ「つまらない会話は嫌いだもの、興味無いわ。それに最近、彼を思う事が多くなったのよ。」

 

ルドルフ「……彼、とは?」

 

ラモーヌ「惚けなくてもいいわ、貴女の担当トレーナーの比企谷さんよ。いいえ、お兄様と言った方が良いかしら?」

 

ルドルフ「それは君の自由だが……ラモーヌ、君が兄さんに興味を持つような事があったのかい?それが本当なら驚きだよ……」

 

 

兄さんとラモーヌが一緒に居る所なんて、私が知る限りでは食堂の1度きりくらいしか知らない。それ以前にラモーヌがレース以外の何かに興味を持つとはね……

 

 

ラモーヌ「何故かしらね、私も驚いているのよ。彼とは食事を共にする関係だったけれど、それでは物足りないと思うようになっているの。」

 

ルドルフ「つまり君は兄さんの担当になりたい、そういう事なのかな?」

 

ラモーヌ「……さぁ、どうかしらね。私の妹も彼が居なくて寂しそうにしていたわ。姉妹揃って毒牙にかけるなんて、悪い人ね。」

 

ルドルフ「おそらく君の場合は偶然だと思うが……では兄さんが帰ってきた時に少し話し合ってみてはどうかな?兄さんと意見交換をしてみれば、何か見えると思うよ。」

 

ラモーヌ「そんな事を私に言ってもいいのかしら?貴女の時間が無くなってしまうかもしれないわよ?」

 

ルドルフ「おや、兄さんを独占するつもりかい?それは聞き捨てならないね。シービーは既にあんな状態だが、私とて1人のウマ娘である以上、我慢の限界はある。そこまで融通を効かせるつもりは無いぞ?」

 

 

他の誰かに私と兄さんの時間を渡すわけにはいかない……

 

 

ラモーヌ「貴女とシービーは彼の担当でしょう?融通を利かせてくれてもいいのでなくて?」

 

ルドルフ「君こそ、他人に興味が無かった割には随分と兄さんに興味があるようだな。言伝があるのであれば預からせてもらうよ?」

 

ラモーヌ「いいえ、結構よ。彼とは直接お話がしたいもの。それに初めて会った時も、2度目に会った時も誰も居ない時だったから2人きりの方が良いわ。」

 

ルドルフ「そうか、では私も君に習って兄さんと2人の時間を設けるのも良いかもしれないな。シービーのおかげであまりそういう時間は無かったが、今度からは増やしてみる事にしよう。」

 

ラモーヌ「ルドルフ、貴女……独占欲が強いのね。」

 

ルドルフ「何、触れ合う時間を増やしたいだけさ。」

 

ラモーヌ「………」

 

ルドルフ「………」

 

 

済まないがラモーヌ、兄さんとの時間を易々と渡すわけにはいかないな。私もお預けにされているんだ、その分はきちんと兄さんに支払ってもらわないと気が済まないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エアグルーヴ(生徒会室であまり私情を挟んだ事をしないでほしいのですが……)

 

ブライアン(チッ……こんな事になるんなら見回りにでも行くんだった。こんな狭い場所で兄貴の取り合いをするな。)

 

 

 




まさか……メジロの姉妹も?
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