比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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会えたのに……

 

 

シービーside

 

 

シービー「………」ドヨォ∼ン…

 

エース「おいシービー、お前いつまでそうしてるつもりなんだよ?今日なんだろ帰って来るの?」

 

シービー「うん……そう………」ドヨォ∼ン…

 

エース「だったら何でそんなこの世の終わりみたいな顔と雰囲気出してんだよ?久々に会えるんだからもっと喜べよ、お前らしくもねぇ。」

 

シービー「あたしは朝一で会いに行きたかったの!!それなのにミスタリアトが『学生のお前が朝からそんな行動、許されるわけが無いだろう、学園で待て。』ってぇ!!いいじゃん別にっ!!あたしがどれだけ八幡に会いたいかはルドルフとミスタリアトとミスマンノウォーがいっちばん理解できてる筈なのにどうしてっ!!?」クワッ!!

 

エース「いや、そりゃあその人の言う通りだろ……会いに行きたいってだけで学校サボろうとすんじゃねぇよ。あたしでも分かるぞ。」

 

シービー「あああぁぁぁぁぁ………八幡に会いたいよぉ〜!何で今日がこんなに長く感じるのぉ〜!!?」

 

 

エース(マジで言ってんだなコイツ……走り以外でシービーをこんな風に出来んのはあのトレーナーくらいだぜ?一体何したらこんな風に出来るんだよ……)

 

 

シービー「あぁ〜あぁ………」ドヨォ∼ン…

 

エース「後少しの辛抱だろ、トレーナーだってお前の気持ちくらい汲んでくれるだろ。」

 

シービー「それなら1回のレースで帰って来るよ……何さ、勧められたから滞在延期するって。あたし今週出走だよ?最下位になったらどうするのさ………全部八幡のせいなんだから。」ドヨォ∼ン…

 

エース「めんどくせぇな、お前………」

 

 

会いに来てくれたって良いじゃん、八幡のバカ!!

 

 

ーーー放課後ーーー

 

 

シービー「やっと、終わった………」

 

エース「おうシービー、1日の授業お疲れ。これで漸く会いに行けるんじゃねぇのか?」

 

シービー「行ける……八幡成分を摂らないとっ!!」

 

エース「何だその意味が永遠に理解出来なさそうな成分?まぁいいや、行ってこいよ。」

 

シービー「ありがとね、エース!「シービー、やはりまだ居たか。」あっ、ルドルフ~。早く部室行こうよ、あたしもう待ち切れないんだから!!」

 

ルドルフ「それは私も同じさ。兄さんに会いたくて仕方ない気持ちだ。ではなエース、シービーの面倒を見てくれて感謝するよ。」

 

エース「いいって事よ、気にすんな。それとよシービー、分かってるとは思うが窓から飛び出していくなよ?廊下も走ったらルドルフに怒られっからな?」

 

シービー「分かってるよそのくらい。あたしがそんな事するようなウマ娘に見える?」

 

エース「見えるから言ってんだよ!!」

 

 

えぇ〜そうかなぁ〜?

 

 

ーーー部室前ーーー

 

 

ルドルフ「着いたな、開けるのが楽しみ……はぁ、シービー。きっと居る、だから鼻息を荒くするな。」

 

シービー「ふぅ〜……ふぅ〜……!!」

 

ルドルフ「……何も言うまい。」

 

 

ガチャッ

 

 

ルドルフ「………」

 

シービー「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「来たな、2人共。長い間空けてて悪かったな。お土産とか買ってあるからこっちに「ちょっと待ってよ。」来い………何?」

 

シービー「おかしいよね?何で?」

 

ルドルフ「シービーの言う通りだ。何故此処に彼女達が居るのか、それから聞かせてくれ。」

 

ラモーヌ「あら、2人してそんなに怖い顔をして私を睨まないでほしいわね。」

 

アルダン「申しわけありません、兄様にお会いしたくて先にお邪魔していました。」

 

八幡「何でかは俺も聞きたいくらいなんだが、別に拒む必要も無かったから。」

 

シービー「だからって!!ラモーヌは何八幡の隣で呑気に優雅にお茶してるのさっ!!?そこはあたしとルドルフの席なんだけど!!」

 

ラモーヌ「ふふっ、私も兄様が恋しかったのよ。貴女が毎日のように八幡と叫ぶから私も寂しくなっちゃったのよ。だから仕方ないわ。」

 

 

全然仕方なくないからっ!!

 

 

八幡「まぁそう荒れるなよ、お前達も座れ。トレーニングが始まるまでは相手するから。」

 

ルドルフ「始まるまでは?兄さんはトレーニングに参加しないのかい?」

 

八幡「見る予定だったんだが、先生に止められてな。今週のトレーニングは任せろって言ったんだ。」

 

シービー「えぇ〜!!?じゃああたし八幡と一緒に居られる時間が少なくなっちゃうじゃん!!」

 

八幡「一応学園には来るつもりでいるからその辺は安心してくれ。ただ今週のシービーのデビューが終わるまでは先生が見てくれる。」

 

ラモーヌ「じゃあ今日のこの時間は私達の時間という事なのかしら?」

 

シービー「それは違うっ!!あたしの時間だからっ!!」

 

ラモーヌ「兄様、シービーが襲ってきそうで少し怖いわ。助けてくれるかしら?」ニコニコ

 

シービー「ちょっと!!あたしの八幡に抱き着かないでよ!!」

 

八幡「俺はお前のじゃねぇよ………」

 

アルダン「久しぶりの兄様の温もりはやはり気持ち良いです。では兄様、寮に帰る時もお供致します。」

 

 

はぁ!!?何それ!?あたしだって八幡にくっつきたいのに!!何でこの姉妹に初日から譲らないといけないのっ!!?

 

 

シービー「ふぐうぅぅぅぅぅ〜っ!!」

 

ルドルフ「まぁ寂しい思いをしたのは皆同じだ、今日のところは君達にその場所は譲るとしよう。」

 

八幡「俺の隣ってそんなに価値ねぇからな?」

 

 

 




メジロ姉妹に先を越される担当2人。
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