比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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就寝後に

 

 

ライスside

 

 

お兄様のマッサージが終わったライス達はお部屋の中で余韻に浸りながらゆっくりしてる最中です。お兄様のマッサージを受けると、とっても気持ちが良いんだよ。ライスなんて受けてる時、無意識に声が出ちゃうくらいで会長さんとシービーさんからは「本当に気持ち良さそう。」とか「蕩けてる。」って言われちゃったくらい……えへへ、ちょっぴり恥ずかしかった///

 

 

シービー「そういえばライスはさ、去年に実家に帰省したんだよね?八幡と一緒に。」

 

ライス「は、はい。お父様とお母様もお兄様に会いたいからお誘いしてって言われてたので。お兄様に言ってみたら大丈夫だって言ってくれたから……」

 

シービー「良いなぁ〜八幡と2人で遠い場所にお出かけって。あたしもやってみたいなぁ〜。」

 

ルドルフ「どうしたんだい、突拍子も無くそんな事を言い出して?」

 

シービー「いやだってさ?八幡が遠くに行く時って必ずライスと一緒でしょ?ほら、今話した実家の帰省とかフランスとか。」

 

ルドルフ「……まぁ、そうだね。」

 

シービー「それならあたしも八幡と一緒に何処か遠くに行ってみたいなぁ〜って考えちゃったわけ。」

 

ルドルフ「そう言われてみれば、私も兄さんと遠出をした事は無いな……関西で行われるレースを見に行く時に同行する程度だ。」

 

シービー「あたしも帰省するって言って誘ってみようかなぁ〜♪」

 

ライス「っ!」

 

 

ど、どうしよう……シービーさんお兄様をお家に誘うのかな?けど、今年もライスのお家に来るって約束しちゃってるし……はうぅ〜…どうしよう………

 

 

ルドルフ「君は良いとして、兄さんの予定が空いているとも限らないだろう?」

 

シービー「年末なら空いてるでしょ!」

 

ライス「あっ!?」

 

 

ラ、ライスのお家に居る日だ!年末3日前の29日から新年3日までの予定だからシービーさんのお誘い断られちゃう………

 

 

ルドルフ「どうかしたのかいライス?今し方、声が聞こえたが?」

 

ライス「ふぇ!?あ、えっと……シ、シービーさんの言ってる事なんですけど……じ、実は今年もライスのお家に行くって事になってて……そのぉ、お兄様を誘ってもきっと断られちゃうからどうしようって思ってて………」

 

シービー「………つまり今年も八幡はライスの実家にお邪魔するって事?」

 

ライス「は、はい………」

 

シービー「………」プルプル…

 

ルドルフ「………」

 

ライス「あ、あの………お母様は『せっかくならお友達も一緒に連れて来たら?』って言ってたんですけど……ど、どうですか?」

 

シービー「ライス、君は本当に良い子だよ……こんなに良い子に育ってくれてあたしは嬉しいっ!」

 

ライス「……ふぇ?」

 

シービー「そういう事なら是非行かせてもらうよ。けど本当にいいの?突然行っても。」

 

ライス「お母様に連絡しておくので、大丈夫です。」

 

ルドルフ「ならば私も一緒に行って良いだろうか?同じトレーナーのメンバーとして、ちゃんとご挨拶をしておきたい。」

 

ライス「はい、分かりました!」

 

 

よ、良かったぁ〜何とか怒られずに済んだ。それにシービーさんも落ち込まなくて良かったぁ〜♪

 

 

ライスsideout

 

ルドルフside

 

 

ーーー1時間後ーーー

 

 

ライス「すぅ……すぅ……」

 

シービー「すぅ……すぅ……」

 

 

ーーー檜の間ーーー

 

 

八幡「んで、またお前だけこの時間を独り占めってわけか?独占欲が強いんだな。」

 

ルドルフ「取られてしまう前に取っておこうと思っただけさ。シービーは寝惚けてもこの部屋に来そうだからね。保険という事さ。」

 

八幡「物は言いようだな。」

 

ルドルフ「報告をしておこうと思ってね。ライスの実家帰省の事だが、私とシービーも一緒に行く予定になった。把握しておいてほしい。」

 

八幡「そうか、分かった。」

 

ルドルフ「数時間前は不覚を取ったが、次はそのようなミスはしないよ。」

 

八幡「いや、お前が勝手に隣に来て勝手に寝ただけだろうが。何カッコ良い事言って誤魔化してんの?チェス盤も持たずに何しに来たかと思えば夕方の続きかよ……」

 

ルドルフ「仕方ないだろう、眠ってしまったのだから。時には妹のわがままにも付き合うのも兄の役目だとは思わないかい、兄さん?」

 

八幡「こんな夜にか?随分と悪い妹も居たもんだ。実兄だったら廊下に放り投げてるぞ?」

 

ルドルフ「大丈夫だ、満足したら部屋に戻って寝るよ。夕方のアレでは満足出来なかったからね。」

 

 

……なんか良いように利用されている気がしなくもないが、まぁいいだろう。

 

 

ルドルフ「しかし兄さんが飲酒をしているところは初めて見たよ。風情があるね、月見酒とは。」

 

八幡「熱燗じゃなくて缶だけどな……そういやお前の小さい頃のあだ名ってルナだったな。ちょうど月を見て思い出したわ。」

 

ルドルフ「今は私と兄さんの2人だからいいが、ライスやシービーが居る時はその呼び方はしないでくれ。少し恥ずかしい。」

 

八幡「前にも言ったと思うが、あだ名で弄る趣味は俺には無いから安心しろ。それに俺の中ではお前はルドルフで定着してるから、今後ルナって呼ぶ可能性は限りなく低いと思うぞ?」

 

ルドルフ「そう言われると少し複雑だが、まぁ2人の前で呼ぶ事が無いだけでも良いと思うべきか。」

 

八幡「試しにやってみようか?」

 

ルドルフ「……いや、遠慮しておこう。」

 

 

物は試しという言葉があるが、流石にルドルフも羞恥心が上を行く内容もあるらしい。

 

 

 




次回、帰省再び!
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