シービーside
八幡「それで、お前達はどうして此処に?」
シービー「いやぁ〜それがね!八幡と一緒に居ようかなぁ〜って思ってたら体が勝手に動いててさ〜、気付いたらこの部屋に来ちゃった♪」
八幡「なぁ〜にが『来ちゃった♪』だよ。お前のそれは絶対に分かっててやってるってのは見え見えなんだよ。んで、後の2人は?」
ルドルフ「シービーのお目付役、とでも思ってくれれば良いよ。部屋戻って来なかった時に連れ戻しに行くのも面倒だからね。ならば最初から居た方が兄さんも安心だろ?」
ライス「え、えっと……ライスは八幡成分っていうのが気になって。」
シービー「ライスッ!?それは「よし、一旦シービー口チャック。ライス、それって何?」ちょっ!?はちむぐっ!?」
ルドルフ「少しの間、黙っていようか。」
ライス、ダメ!!絶対にダメだよ!!喋ったらダメだってば!!ライスだったら、きっと恥ずかして顔真っ赤になっちゃうから!!
ライス「えっと……シービーさんが言ってたんだけど、抱き着きたくなったり、頭ナデナデとか膝枕とかしてもらいたくなっちゃうんだって。ライスはあんまりそういう事を思った事無いんだけど、シービーさんは感じてるみたいだから。」
八幡「ん、説明ありがとう。じゃシービー、ちょっとこっちに来なさい。」
ーーー廊下ーーー
八幡「お前ね、穢れを知らないライスに変な事を教えるんじゃねぇよ。親見てて分かるでしょ、あの純な塊みたいな一家の娘に何を教えてんだよ。」
シービー「だ、だってあたしが本当にやってもらいたかったんだもん!!しょうがないじゃん、2ヶ月の八幡が居なかった期間のあたしをナメないでよ!!」
八幡「そんな事で威張られてもな……とりあえず言える事は不必要にライスには変な事を教えないように、いいですね?」
シービー「はぁ~い……」
八幡「はい、じゃあ戻ります。」
ーーー部屋ーーー
八幡「悪いな、待たせて。」
ライス「ううん、大丈夫だよ。」
ルドルフ「すぐだったら待っていないよ。シービーにお説教かい?」
八幡「まぁそんなところだ。ライス、意味不明な成分が気になってたみたいだが、あれは現実に存在しないからな?ミスターシービーというアンポンタンが造語しただけの意味不ワードだから。」
ライス「う、うん!ライスもそれは分かってるよ!で、でもライスね?お兄様にナデナデしてもらった時はすっごく嬉しいなぁ〜って気持ちになるんだけど、それは違うの?」
シービー「そうだよ!!それが八幡成b「君は黙ってようか?」だ、だって本当の事だし!!」
八幡「……そこまで言うなら少し実験するか?ライス、確かお前に膝枕した事は無かったよな?試しに俺の膝を枕にして寝てみるか?」
ライス「え……い、いいのかなぁ?」モジモジ
八幡「シービーは膝、ルドルフは肩を枕にした事を何度かあったからな。ライスだけやってないのは不公平だろ?(何の不公平かは知らんが。)興味があるならやってみるといい。」
ライス「じ、じゃあちょっとだけ……」
シービー「八幡八幡!あたしも「今日は先約1名限りです。」ひっどぉ〜い!!」
八幡のケチ!!
ライス「………」
八幡「寝心地良いもんじゃねぇだろ?」
ライス「ううん、何だか安心する。気持ち良いよ。」
八幡「そうか?女が男に膝枕ってのは分かるが、男が女にってのはあんまり想像つかない。」
シービー「はい、ライス。コレ使って。」
ライス「ふぇ?でもコレってお兄様の上着「いいからいいから!ほら!」ふわぁ!?」
八幡「おいシービー……」
シービー「良いじゃん別に!!八幡成分には匂いを嗅ぎたくなるっていう影響もあるんだから!!」
八幡「何それ変態じゃん。ライスも……ライス?」
ライス「………」ポケェ∼
八幡「あの〜…ライスさん?起きてる?」
ライス「うみゅう………」ギュー!
八幡「あれぇ〜?」
シービー「ほ、ほらぁ!やっぱり存在するんだよ、八幡成分は!!」
八幡「んなバカな………」
ルドルフ「しかし、ライスがこうして蕩け切った顔をしているのは何よりの証拠とも言えなくはない。」
八幡「でもよ、この場合ってその成分どうなってんの?供給してんの?」
シービー「そうそう!きっとライスも八幡成分が枯渇してたんだよ!」
八幡(ただ単に眠たかっただけなんじゃねぇの?それが俺の膝と上着でトドメ刺したとかそんなだろうよ。)
ルドルフ「兄さん、どうだろう?頭を撫でてみたらどうかな?反応するかは分からないが、やってみても良いと思うよ。」
八幡「まぁライスだしな、やってみるか。」ナデナデ
ライス「んむぅ……えへへぇ……」
シービー「おぉ、嬉しそう!それにしても良い顔で寝てるじゃ〜ん!」
八幡「……なんかアレだ。俺今、末っ子の世話をする兄みたいな気分なんだけど。」
ルドルフ「あはは、確かにこう見ると兄妹のように見えるね。しかし、妹は後2人居るのだが?」
八幡「大丈夫だ。後で頭を撫でるくらいはする。それにもう1人は妹っていうよりかは大型犬だ。」
シービー「だってさルドルフ、大型犬だって!」
八幡「何所をどう切り取ってもこの中に大型犬はお前しか居ねぇよ。」
シービー「何であたしなのさ!?」
八幡「まぁまぁ落ち着けもちつけ。」ナデナデ
シービー「んうぅ〜良いねぇ〜♪」
八幡「……ほら、大型犬だ。」
ルドルフ「そうだな。済まないシービー、否定はできなかったよ。」
今は八幡のナデナデを全身全力で堪能するから何にも聞こえませぇ〜ん♪
ーーーおまけーーー
八幡「なぁルドルフ。シービーはいいとして、ライスどうする?なんかすごい起こしづらいんだが?」
ルドルフ「うむ……こんなにも気持ち良さそうにしていると、起こすのも申しわけ無くなるな。」
八幡「それにさり気なく俺の足掴んでんだよなぁ……」
ルドルフ「君の枕を完全に気に入ったみたいだな。」
八幡「おい、今のは冗談にしても笑えないって………」