比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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復帰と隠し事

 

 

ライスside

 

 

え、えっと…ライスシャワーです!今はね、トレセン学園に戻ってトレーニングを再開しているんだ。今日はシービーさんの次走の為に追込トレーニングをしているんだけど、次のレースが1,800mのマイルレースだからスピード重視のトレーニングになってるんだ。勿論ライスもやってるけど、ライスは2,500mの日経賞だから2,000mでやってるんだ。シービーさんと会長さんの2人で併走しながらやってるんだ。ライスも頑張らないと……っ!ふぇ?ライスに併走相手?うん、勿論居るよ。その人はね………

 

 

ブルボン「はぁ……はぁ……ふぅ……流石はライスさんですね。とても良い走りです。それに、やはり貴女と走るのは楽しい。」

 

ライス「ライスも楽しいよ。ブルボンさんの後ろ姿を見てたら、追い越さなきゃって思っちゃうから……えへへ。」

 

ブルボン「成る程……ではライスさんが追い付けられないくらいのスピードを早く身に付けないといけませんね。」

 

 

実はブルボンさんと併走してるんだ!去年の11月に遠征が終わってすぐにお見舞いに行ったら、次の週で退院出来るところまで回復したって聞いたんだ。それで退院してからはトレーニングを頑張ってて、今日は初めての合同トレーニングなんだ。ブルボンさんとこうして一緒にトレーニングをするのはいつ振りかなぁ………

 

 

黒沼「ブルボン、脚の調子はどうだ?」

 

ブルボン「はい、マスター。良好の状態をキープしています。違和感は今のところはありません。」

 

黒沼「そうか……何かあったらすぐに言え。」

 

ブルボン「了解です、マスター。」

 

八幡「ライスも調子良いみたいだな。」

 

ライス「うん。ブルボンさんと走れて楽しいよ!」

 

八幡「楽しむのもいいが、トレーニングはしっかりな?」

 

ライス「うん、大丈夫だよ。ちゃんと走ってるから。」

 

 

早くブルボンさんと一緒にレース場で走りたいなぁ~。

 

 

シービー「五分五分だったね~。いやぁ~流石はルドルフ、簡単には前を許してくれないね。」

 

ルドルフ「君には負けていられないからね。それに私も君が相手では本気を出さないと簡単に抜かれてしまう。気を抜いてなどいられないさ。」

 

シービー「良いね良いね~そういうのっ♪あたしも抜かし甲斐があるってものだよ!」

 

八幡「しかしお前達の影響もあるとは思うが、回りは凄い事になってるな……」

 

黒沼「無理もねぇ。ライスは今や時の人そのものだ、海外GⅠを勝ったんだからな。それにブルボンの復帰、ミスターシービーとシンボリルドルフのトレーニングともなれば自然と人は集まる。今年のクラシックはどうなるかまだ予想はつかねぇが、きっとすげぇ事になるって思う。」

 

八幡「そうですね、主にコイツのせいで。」

 

シービー「何さ、自分は無関係みたいに言っちゃって!間接的な原因は八幡にあるんだからね!」

 

八幡「そこを突くか……それ言われると何も言えないな。」

 

シービー「当たり前でしょ!去年のライスの事、忘れたとは言わせないよ!?あの鬼トレーニングの時のライス、すっごい怖かったんだから!あんなの私にやらせたら絶対無表情になるからっ!!」

 

ライス「ふぇっ!?」

 

八幡「………確かにあの時のライスは愛玩動物の姿をした猛獣だったしな。うん、あのトレーニングは希望が無い限りはしないから安心してくれ。」

 

ライス「ちょっと待ってお兄様!今のお話ってどういう意味っ!?」

 

 

ライスが猛獣ってどういう事なのっ!?

 

 

ーーートレーニング後ーーー

 

 

八幡「じゃ、今日もお疲れさん。明日もトレーニングがあるから休むなよ?」

 

シービー「八幡は帰らないの?」

 

八幡「俺は仕事。やらないといけない事があるの。ルドルフは?生徒会の仕事は無いのか?」

 

ルドルフ「あぁ、既に片付けてある。問題は無いよ。」

 

八幡「そうか。なら早く帰れよ、まだまだ冷え「待った。」込む……何だよシービー?」

 

シービー「八幡……あたし達に何か隠してない?」

 

八幡「何故そうなる?」

 

シービー「だって普段の八幡なら絶対に聞かない事を聞くんだもん!何かあるに違いないっ!」

 

 

八幡(ホント、何でシービーはどうでもいい事に対しての勘がこうも鋭いんだ?お前に関係無い事だよ?)

 

 

八幡「それは否定しないが、君達に教える事じゃないの。お分かり?」

 

シービー「えぇ~でも八幡の事なら何でも知りたいしぃ~……」

 

八幡「はいはいどうもありがとうね。学生の頃の俺だったら今ので間違い無く惚れてるよ。」

 

シービー「じゃあ今は?」

 

八幡「とりあえずごめんとだけ言っておくわ。」

 

シービー「何であたし告白してないのにフられたの!?っていうか話を逸らさないで!」

 

八幡「あのね、さっきも言ったけど君達に教える事じゃないの。つまり関係無い、そんなどうでもいい事を君は知りたいの?」

 

シービー「知りたいっ!!」

 

八幡「お前ねぇ………」

 

 

……何だか段々、ライスも知りたくなってきちゃった。ライスもお願いしたらお話してくれるかな?

 

 

たづな「あら、比企谷トレーナー。こちらに居たのですね。」

 

八幡「お疲れ様です、駿川さん。すぐに行きますので待っててください。」

 

たづな「お待ちしてますから大丈夫ですよ。」

 

シービー「ねぇねぇたづなさん!八幡と何かあるの?もしかしてお出かけとか!?」

 

ルドルフ「兄さん、不純異性交遊は「してねぇよ。何勝手に話を飛躍させてんだよ。」そ、そうだったか……済まない、早合点した。」

 

たづな「残念ながら違います。比企谷トレーナーの住所変更等の手続きです。つまり、トレーナー寮からお引越しするという事です。」

 

八幡「はぁ………言っちまったか。」

 

 

………お、お引越しっ!!?

 

 

 




ブルボン、漸く復帰!!

そして八幡はお引越し!!
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