比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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突然の訪問

 

 

シービーside

 

 

シービー「んんぅ〜……どうしたものかなぁ〜。」

 

ルドルフ「………」

 

ラモーヌ「………」

 

 

ホント、どうしたものかなぁ〜この状況。

 

 

ルドルフ「ラモーヌ、一体何の用があってこの部室に居るんだい?もしや兄さんを待っているのかい?」

 

ラモーヌ「あら、それ以外に何があって?」

 

ルドルフ「どうしてそんなに堂々と言えるんだい?」

 

 

……ラモーヌが兄さん目当てでまたこの部室にやって来た。何で自分のトレーナーの所に行かないのかな?仲が良いとか行き違いがあったとかそういうのは聞かないから、大丈夫だとは思うんだけど、最近は八幡に会う事が多くなった気がする………

 

 

ラモーヌ「それで?彼は何処に居るのかしら?」

 

シービー「あたし達にも知らないよ。ライス、君は知ってる?」

 

ライス「えっと、沖野トレーナーさんの所に寄るって言ってましたよ。マックイーンさんの怪我の事で相談を受けてたみたいだから。」

 

ラモーヌ「……そういえば繋靭帯炎を発症していたわね。今は経過観察中みたいだからメジロ家所有の療養施設で過ごしていると聞いていたけれど、今はどうなのかしらね。」

 

ルドルフ「把握していないのか……」

 

ラモーヌ「良好とは聞いているけれど、それ以外は何も知らないわ。」

 

シービー「君らしいね。けどそろそろ来てもおかしくない頃合いだと思うけど、何してるのかな?やっぱその怪我をしてる子のリハビリメニューを作ってくれ〜って頼まれてるのかな?」

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「済まない、少し遅れ………何でラモーヌが居るんだ?ダメとは言わないが、俺達はもうすぐトレーニングを始める時間なんだが?」

 

ラモーヌ「あら、居てはダメなのかしら?」

 

八幡「ダメとは言わないが、お前はどうするんだ?トレーニングはしないのか?」

 

ラモーヌ「……つまらない事を聞くのね。」

 

八幡「聞きたくもなるだろそりゃ。お前にだってトレーナーが付いてるんだから、あまり勝手な行動はするものじゃないぞ?」

 

ラモーヌ「あら、じゃあ貴方の担当になれば多少の融通は効くのかしら?」

 

八幡「何でそうなる……」

 

ライス「でもお兄様、今の担当を持てるのは3人までなんだよね?」

 

八幡「あぁ、だから仮にラモーヌが希望したとしても受け入れるのは無理だな。まぁそれも4月の辞令が出てみないと分からないけどな。」

 

ルドルフ「ふむ……これ以上となるとチーム設立の話になってもおかしくはないな。兄さんはチームを作りたいと思っているのかい?」

 

八幡「俺は別にそういう考えは無い。ていうか俺はラモーヌを受け入れるつもりなんて無いぞ?既に契約済みのウマ娘に手を出そうなんて思わない。探すのならまだ担当の見つかっていないウマ娘限定だ。」

 

 

へぇ〜……八幡はそういう考えなんだ。それじゃあアレかな?担当が付いていなければ誰でも可能性があるって事なのかな?じゃあ、担当が居たけど今は居ないって事だったら大丈夫なのかな?

 

 

八幡「ていうか本題に戻るけどよ、結局のところお前って一体何しに来たの?」

 

ラモーヌ「貴方に会いに来た、と言ったらお兄様は信じるかしら?」

 

八幡「一応は信じるぞ。お前が俺に嘘を付いた事は無いからな。お前がそう言うならそうなんだろ?」

 

ラモーヌ「随分と信じてくれているのね。」

 

八幡「つっても、そろそろトレーニングが始まるから本当に相手は出来ないぞ?」

 

ラモーヌ「なら近くで見ているだけでにするわ。お邪魔かしら?」

 

八幡「……見る分には構わない。」

 

 

ーーートレーニング中ーーー

 

 

八幡「………」

 

ラモーヌ「………」ジィ∼

 

八幡「………」

 

ラモーヌ「………」ジィ∼

 

八幡「……おい、見る人を間違えてないか?」

 

ラモーヌ「間違えてないわよ。」

 

八幡「………いや絶対間違えてるよな?何でルドルフ達じゃなくて俺を見るんだよ、俺を見て何があるんだ?面白いのか?」

 

ラモーヌ「えぇ、面白いわよ。」ジィ∼

 

八幡「………後さ、なんか近くね?」

 

ラモーヌ「そんな事は無いわ。」ジィ∼

 

八幡「………いや、明らかにくっつ「そんな事は無いわ。」………そうか。」

 

 

ラモーヌ……君は何でそんなに八幡との距離が近いのさっ!!おかしいよね!?だってもうくっついてるじゃん!!しかも八幡の方しか見てないしっ!!

 

 

八幡「………シービーに見られてるぞ?」

 

ラモーヌ「トレーナーなのだからしっかり見てあげなさい?それが貴方の務めでしょう?」ジィ∼

 

八幡「絶対お前が原因だろ……」

 

ラモーヌ「ふふふっ。」ジィ∼

 

 

何さアレッ!おかしいじゃん!!八幡ももっと強く言ってよ!!

 

 

シービー「むうぅぅ〜……」ググググ…

 

ルドルフ「シービー、気持ちは分からなくもないが、今はトレーニングに集中すべきだ。君は皐月賞に出るのだから、踏ん張りどころだよ。」

 

ライス「そ、そうですよシービーさん!後でお兄様に色々聞いてみればいいんですから、今はトレーニングに集中しましょうよ、ね?」

 

シービー「むぅむうぅぅ〜!」プクゥ∼!

 

ルドルフ「ほらシービー、再開しよう。」

 

 

八幡、後であたしも同じ事するからね!!

 

 

ラモーヌ「ふふふ、可愛いわね。」ジィ∼

 

八幡「お前なぁ………はぁ、後で大変だぞこりゃ。」

 

ラモーヌ「アフターケアも頑張りなさい、担当トレーナーさん。」ジィ∼

 

八幡「他人事だと思って……」

 

ラモーヌ「他人事だもの。」ジィ∼

 

八幡「じゃあ今後は飯作ってもお前にはやらない。」

 

ラモーヌ「………少し言い過ぎてしまったわ、ごめんなさいお兄様。」

 

八幡「都合悪くなったからってお兄様って呼ぶんじゃねぇ。」

 

 

 




ラモーヌ、突然の訪問に加えて見学?
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