比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お茶会の約束?

 

 

シービーside

 

 

ダービまで残すところ3週間、この前の天皇賞でライスが勝ってからはあたしもダービーを獲らなきゃって柄にも無く思ちゃったんだよね。それからライスなんだけど、次は宝塚記念に決めたみたい。八幡曰く、1度もグランプリレースに出ていないのと今年は京都主催で行われるって言ってたから、1つ勝負として出たいみたい。確かにライスは京都では1度も負けた事が無いしね。自信を持って参戦させるのも当然だよね。

 

そんであたしはダービー、ライスは宝塚記念、ルドルフがデビュー戦に向けてそれぞれトレーニングを積んでいるんだけどね?最近おかしいんだよ……何がって言われるとよく分かんないんだけどさ、ホントにおかしいんだよね。だってさ、アレ見てよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「成る程……ならここのメニューをコーナーからスピードメニューに変えてみたらどうです?ラモーヌもそれでどうだ?」

 

ラモーヌ「貴方の言う事なら従うわ。」

 

「あはは……なんかごめんな比企谷?」

 

八幡「いや、気にしないでください。また困ったらいつでも来てください、ある程度のアドバイスはしますから。お前もあんまわがまま言うなよ?」

 

「いやいや、ラモーヌはそんな事してないから安心してくれ。俺が決め切れなかっただけなんだ。」

 

八幡「……ならいいんですけど。」

 

「じゃあ俺達も行くか、またな比企谷。」

 

ラモーヌ「えぇ、それじゃあまたね、お兄様。」

 

八幡「いつも言ってんだろ、取ってつけたようなお兄様は止めろって。はぁ……」

 

 

なんかね、5月に入ってからなんだけど〜。八幡の周りにラモーヌとラモーヌのトレーナーが来るようになったんだよね。一緒にトレーニングをする事もあるんだけど、今日みたいにトレーニングメニューの事を聞きに来る日だって珍しくないんだよね〜。んでさっきに戻るけどさ、おかしいよね?

 

 

シービー「ねぇ八幡~、また来てたんだね?」

 

八幡「あぁ、最近多いな……俺は別に構わないんだが、他の時間に聞きに来たりはしないんだよなぁ。決まって俺達がトレーニングをしているこの時間に来るんだよなぁ………何でだ?」

 

ルドルフ「もしかすると君の技術や知識を盗む為、ではないだろうか?兄さんはセクレタリアト殿の弟子にしてマンノウォー殿の孫弟子。これだけでもインパクトは充分だが、しっかりとした実績も出している。そんなトレーナーの知識を少しでも盗めるのなら、これ以上の得はないだろう。」

 

八幡「いや、けどあの先輩トレーナーってそんな狡い事をするような人じゃ無いし、ラモーヌも居るんだぞ?そんな事を堂々とやろうと思うか?」

 

ルドルフ「ふむ、それもそうか………」

 

ライス「はふぅ〜……お兄様達はどうかしたの?」

 

八幡「お疲れライス。いやな、最近ラモーヌとそのトレーナーがよく来るだろ?目的は何だろうなぁって3人で話してたんだよ。」

 

ライス「うぅ〜ん……ライスもよく分からないけど、確かにラモーヌさんはよく見かけるかも。それにこの前はカフェテリアでお兄様と「八幡とっ!!?」ひゃっ!?」

 

八幡「シービー落ち着け。」

 

シービー「はっ!……んんっ、それでライス?ラモーヌがカフェテリアで八幡と?」

 

ライス「えっと……カフェテリアでお兄様と一緒にお茶してましたよ。テーブルにはカップとお茶菓子があったので。」

 

 

何それ初耳なんだけど?つまり何?八幡はあたし達のトレーニングが終わった後、ラモーヌと2人で楽しくお茶会してたっていうの?

 

 

八幡「あの日は偶々会っただけで、俺もああなるとは思わなかったんだよ。それにアイツ、毎度のように現れるから俺も少し驚いてんだよ。それに意外と食いしん坊だよな、ラモーヌって。」

 

ルドルフ「本人が聞いたら即否定しそうな言葉だね、今のは。しかし兄さん、その日は何故カフェテリアに?もしかして料理を?」

 

八幡「というよりも菓子作りだな。家でも作れるには作れるんだが、学園の厨房が1番馴染みがあるから使いやすいんだよ。」

 

シービー「ねぇ八幡?今度はあたし達……ううん、あたしと一緒にお茶しようよ。あたしとは1回もそういう事してないでしょ?」

 

ルドルフ「ならば私も所望するぞ兄さん、兄さんと2人でお茶をする機会はそうある事ではない。」

 

ライス「じゃ、じゃあライスも!」

 

八幡「………お茶するのは構わないが、そっちも何かは用意してくれよ?紅茶淹れるとかお茶菓子持って来るとか。」

 

シービー「でもお茶菓子は八幡のが良いなぁ〜。」

 

ライス「お兄様の作るお料理もお菓子も美味しいですからね。あっ、でもお兄様!一緒に作るっていうのはどうかな?」

 

八幡「それでもいいぞ。」

 

 

……成る程、敢えて作る時間を設ける事で八幡と2人の時間を長くするって作戦か。ライス、可愛い顔して中々の策士だね。

 

 

※考え過ぎな上に深読みし過ぎです。

 

 

シービー「じゃああたしは八幡の家に「だからそれはダメだ。」えぇ〜何でぇ〜!?」

 

八幡「入れるわけ無いだろ、君は学生で俺はトレーナー。恋人じゃないんだから未成年を易々と自分の家に入れてたまるか。お前もそうだろ?」

 

シービー「あたしは八幡だったら全然入れちゃうけど?寧ろ来て〜!って思ってるけど?」

 

八幡「ダメだコイツ、もう手遅れだった。」

 

ルドルフ「であれば兄さん、生徒会室はどうかな?それ以外にも良い場所を知ってるんだ。」

 

八幡「お茶会だよな?お茶会をするんだよな?お前は俺を何処に連れて行く気だ?」

 

シービー「ルドルフ、それって何処?」

 

ルドルフ「ふふふっ、企業秘密だ。」

 

八幡「何それ怖い……」

 

ライス「あわわわ………」

 

八幡「……ライス、2人で買い物して準備してお茶会するか。」

 

ライス「ふぇ?あ、う、うん!」

 

シービー「あぁ〜八幡あたしも〜!!」

 

ルドルフ「私も同席させてもらうよ、兄さん。」

 

八幡「結局全員か。」

 

 

 




ラモーヌとトレーナーによる八幡への突撃訪問。

そしてお茶会、2人きりではなく全員で。
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