比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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長い待ち時間

 

 

八幡side

 

 

ライスの受け入れ態勢も整って俺は自宅の自室でトレーニングメニューを作成している。あっ、因みに昼食は醤油ラーメンと炒飯、青椒肉絲、野菜炒めを美味しく頂いた。あっ、因みに炒飯の味付けは塩こしょうだ。厳しい審査員(エアグルーヴ)も居たが美味そうに食ってたから大丈夫だろう。アルダンとラモーヌも中華なんて食べないだろうから新鮮だっただろうな。

 

担当の4人は下で暇を潰していると思うが、この家そんなに娯楽品無いから退屈してると思うが、仕方ないと思ってほしい。

 

 

八幡「……こんなところか。少しアイツ等の様子でも見に行くか。時間もまだ夕方前なんだよなぁ……意外と長いよなぁ待つ時間ってのは。」

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

シービー「♪〜♪〜」ノビィ∼

 

アルダン「兄様、お仕事は終わりですか?」

 

ラモーヌ「客人を放っておくのはどうなのかしら?」

 

ルドルフ「兄さんにもトレーナーの仕事があるんだ、そんな事を言うものじゃないよ。」

 

八幡「……そういやお前達ってやる事って無いのか?凱旋門賞までまだ時間はあるんだから好きな事をしてていいんだぞ?」

 

シービー「ん〜でも八幡の家って居心地良いからさ、出掛ける気にはあんまりならないんだよね〜。」

 

八幡「……お前達もか?」

 

ルドルフ「初めての兄さんの家だが、快適に過ごさせてもらっているよ。」

 

アルダン「アットホームな感じがとても良いです。」

 

ラモーヌ「退屈じゃないから大丈夫よ。」

 

八幡「そうか……」

 

 

意外にも退屈は感じていないようだ。それはそれで良い事なんだが、生産性の無い時間を過ごさせているようで何だか申しわけ無い気持ちだ。

 

 

ラモーヌ「けれどそうね……少し刺激も欲しいわ。兄様、少しデートに行く気は無いかしら?」

 

八幡「はぁ?」

 

シービー「あっ、ちょ、ズルい!それならあたしも立候補する!あたしも八幡とデートッ!!」

 

アルダン「あの、私も立候補致します。」

 

ルドルフ「では、私も兄さんとの逢引に立候補するとしよう。」

 

八幡「……結局全員立候補してんじゃねぇか。」

 

ラモーヌ「あら、兄様は私と一緒にお出かけしたいと言っているのよ?横から割り込むのはよろしくないのではなくて?」

 

ルドルフ「おや、兄さんからそんな言葉を聞いた覚えは無いんだが?」

 

シービー「八幡はあたしと出掛けたいって言ってた!だからあたしが行ってくる!」

 

アルダン「シービーさん、兄様はそんな事言っておりません。私が行きます。」

 

ラモーヌ「アルダン、ここは姉に譲ってくださる?」

 

 

……お取り込み中のところすみません、俺は了承した覚えは無いんですけど?

 

 

八幡「………外の空気吸うか。」

 

 

ーーー玄関ーーー

 

 

八幡「はぁ〜………争いが無いって良いわぁ………」

 

執事「比企谷トレーナー様。」

 

八幡「ん?もしかしてメジロ家の?」

 

執事「左様にございます。この度はお嬢様方の勝手な行動、誠に申しわけございません。」

 

八幡「あぁ~……気にしないでください。多分ですけど言い出したのはラモーヌですよね?」

 

執事「ご慧眼です。」

 

八幡「まぁそれのおかげでアルダンが院長に交渉してライスの外出許可を貰えたので。」

 

執事「そう言っていただけると私も気が楽になります。」

 

 

執事さんも大変だなぁ……

 

 

執事「ところで、トレーナー様は何をされておられるのですか?」

 

八幡「ちょっと外の空気を吸いに。今家の中では何でか分かりませんが、俺の取り合いをしてるんですよ。何でそうなったのか、突然ラモーヌが『デートに行く気は無いかしら?』とか言ったのが事の発端です。」

 

執事「ラモーヌお嬢様が………成る程、ラモーヌお嬢様はトレーナー様の事を大層気に入っておられるようです。これからもラモーヌお嬢様を末長くよろしくお願いします。」

 

八幡「担当切られないように頑張りますよ。そろそろ中に戻りますね、放ったらかしのままにしてたら何を言われるか分かりませんから。」

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

ワイヤワイヤ!

 

 

八幡「アイツ等はまだやってるのか……はぁ、仕方ない。止めるか。お〜いお前等、まだモメてるのか?」

 

シービー「あっ、八幡!!だってあたしが「その前に色々と待って。」はちま……ん、何?」

 

八幡「そもそも前提の話なんだが、俺は行くとも行きたいとも言ってないし行く気も無いぞ。だからお前達の言い合い、ハッキリ言うと無駄だぞ?」

 

アルダン「そんな……いえ、そうでしたね。確かに兄様は出掛けたいとは言っていませんでしたね。」

 

八幡「分かってくれてありがとな。」

 

シービー「えぇ〜……」

 

ルドルフ「仕方ない、か……」

 

八幡「……しかし今晩の食材も買わなきゃならん。冷蔵庫を見たが食材そんなに無かったから買いに行こうと思ってる。ラモーヌ、付き合ってくれるか?」

 

ラモーヌ「………」

 

 

ラモーヌに頼むのは間違ってるというのは分かってる。そういうのを引き受けるような性格じゃないのも知ってる。だがあえて言ってみた、だってこの話を始めたのはラモーヌだからな。

 

 

アルダン「あ、あの!それでしたら私が「いいわ、付き合いましょう。」っ!?」

 

ラモーヌ「今日の夕食は私達で決めましょう?調理は貴方が、決めるのは私が、どうかしら?」

 

八幡「庶民的なものにしてくれよ?」

 

ラモーヌ「決まりね♪」ニコッ

 

 

……めっちゃ嬉しそうだな、ラモーヌの奴。

 

 

 




早く凱旋門賞を出さないとっ!
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