比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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大人の話し合い

 

 

ーーーーーー

 

 

スピード「急にお呼び出しして申しわけ無い、孫娘から貴女が来日していると聞いたものですので、是非お会いしたいと思って招待させていただきました。」

 

タリアト「構わない、それにこのメンバーが揃ってこの場に居るという事は去年の天皇賞の後の事だろう?八幡からある程度の事は聞いている。」

 

スピード「そうでしたか……でしたらお呼びしたのは余計な事でしたね。」

 

 

URA本部の会議室。この場にはURA副会長のスピードシンボリをはじめ、去年の天皇賞・春で比企谷八幡トレーナーに支持したURA役員と名家の当主達が集まっていた。そしてもう1人、八幡の師であるセクレタリアトが来ていた。

 

 

タリアト「そんな事は無い。後日談になるが、もし日本の者達に成長が見られず低人気の者を誹謗するような事があったら、遠慮無しにアメリカに引き抜いていたところだと言えるのだからな。」

 

トップ「っ!そのようなお考えをお持ちだったのですか。しかしそれは本人の意思を無視した行為なのでは?幾ら師弟関係とはいえ、勝手が過ぎるのでは?」

 

タリアト「それは分かっている。しかし弟子が不遇な立場にあるのを好む師が何処に居る?それに私は身内には厳しくもあるが、甘くもあるのだ。」

 

トップ「……矛盾しています。」

 

レディー「クククッ、しかしウマ娘の渡米、渡欧は過去に存在してもトレーナーは存在しない。そういう意味では貴重な被験体になるのではないのかい?」

 

スピード「皆落ち着いてくれ。結局のところ、セクレタリアト殿は比企谷トレーナーをアメリカには連れて行っていないのだから答えは出ているよ。」

 

タリアト「あぁ、ニュースにも出ていたからな。八幡のアメリカ移籍は保留にした。」

 

スピード「それでも保留なのですね………」

 

 

セクレタリアトの八幡への贔屓とも呼べるような優しさに苦笑いを浮かべていた。

 

 

タリアト「それにしてもスピードシンボリにメジロアサマ、君達の孫娘達は目覚ましい活躍だな。シンボリルドルフは今年のクラシックで2冠、メジロラモーヌは去年のDTシリーズで2連続制覇だ。誇らしいだろう。」

 

スピード「これも比企谷トレーナーの指導の賜物です。彼のおかげでルドルフも無敗の2冠を達成出来たのですからね。秋の菊花賞が楽しみです。」

 

アサマ「ラモーヌは我が家が始まって以来、【至宝】と呼ばれたウマ娘。これからもその輝きを照らしてくれる事を祈っております。他の子もこれに負けない活躍を期待したいですね。」

 

マサル「凄い高評価だね。まっ、孫娘が世話になってるトレーナーを贔屓するのは当たり前って事かい?」

 

トップ「……ルビーも彼に預けるべきでしょうか。しかし自身のトレーナーを決めるのもルビーに課した責務の1つ、見守るべきでしょうか。」

 

レディー「ふむ……彼が我が家の関係者と一緒に居る、良好な関係を築いているというのは聞かないが、まぁ今後に期待するとしよう。」

 

シンゲキ「バクシンオーはライスさんと同期ですから、お話しする事があると聞いています!それに彼は教え上手とも聞いていますので、学業方面の教えにおいても能力があるのでしょう!」

 

 

皆、八幡への評価は高く好印象だった。

 

 

タリアト「それにシンボリルドルフとメジロラモーヌ、メジロアルダンは八幡の家にお邪魔する程の仲だ。良好なのは良い事だが、距離が近過ぎないかどうかが師としては心配になるな。」

 

アサマ「ラモーヌとアルダンが………成る程。彼は我が屋敷にも赴いた事があるのですが、アルダンとラモーヌの施術のみならず他チームのマックイーンにもスイーツを作って下さいました。聞いた話ではありますが、比企谷トレーナーはトレーナーとしての能力だけでなく家事能力も高いとの事です。彼のような人がメジロ家に来て下されば安泰というものです。」

 

スピード「ふふっ、メジロアサマの言う事は間違いでは無いよ。我が家にも招いた事があるのだが、彼はフランス料理も難なく調理出来る程の腕前だ。味も美味でね、食べ過ぎてしまう程だったよ。聞くところによればセクレタリアト殿の教えの賜物だと伺った。彼のような有能な人材こそ、我が家の一員として迎え入れたいものだね。」

 

マサル「………ん?」

 

トップ「………」

 

レディー「ふむ……」

 

シンゲキ「おやおや?」

 

 

少し不穏な空気が生まれる………その原因を作り出しているのは間違い無く前者の2人だった。

 

 

タリアト「八幡の事を評価してくれるのはありがたく思うが、本人抜きにしてその話はするべきではないな。しかし当の本人である八幡はどう思っているのだろうな?気軽に家に招くのはあまり良くないとは思うのだが………」

 

シンゲキ「仲が良いのは良い事ですが、確かにそこは懸念すべきですね〜。」

 

マサル「あの子に限ってそんな事はないとは思うけど、どうなんだろうね〜?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「……ん?」

 

ルドルフ「む、どうしたんだい兄さん?」

 

八幡「あぁいや、なんか少し変な事を言われたような気がしたんだが………気のせいか?」

 

シービー「誰かが噂してるのかもよ?」

 

八幡「誰が?」

 

シービー「それは知らないけどさ、八幡の噂を立てる人は多いと思うよ?」

 

八幡「………まぁいいや。てかさ、君達何で俺の部屋に集まってんの?帰れよ自分の部屋にっ!」

 

アルダン「兄様のお部屋が1番居心地が良いので。」

 

ラモーヌ「自身のチームメンバーの面倒を見るのもトレーナーの役目ではなくて?」

 

八幡「度が過ぎてんの!お前等少しは遠慮しろ!」

 

ル・シ・ア・ラ「妹だからね。(だから!)(ですので。)(だもの。)」

 

八幡「………今更言うのも億劫だけどあえて言わせてもらおう。兄じゃねぇし。」

 

 

噂されていた八幡はセクレタリアトの懸念していた通り、合宿所で使用している部屋に自身のチームのウマ娘を招いて(?)いた。

 

 

 




面白いネタを頂いた(提供ではありませんけど。)ので、使わせていただきました。此処に大師匠が居たらどうなってたんでしょうね?
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