ルドルフside
ルドルフ「以上で私からの挨拶とさせてもらう。改めて、諸君のこれからの活躍に期待している。生徒会長、シンボリルドルフ。」
パチパチパチパチッ!!
さて、これからどんなウマ娘が出てくるのか楽しみだ。獅子奮迅、少壮気鋭、新たな風がどのように吹くのか今から楽しみだ。
エアグルーヴ『ではこれにて入学式を終了致します。それでは今後、各クラスでオリエンテーションを行います。自身のクラスに戻って待機していてください。』
ーーー10分後ーーー
ルドルフ「皆、ご苦労だった。」
ブライアン「全くだ。こんな事、ソイツだけで充分だっただろう。」
エアグルーヴ「ブライアン。」
ルドルフ「そう言いながらも協力してくれたじゃないか、感謝しているよブライアン。さて、片付けが終わり次第、各自の行動を取ってもらって構わない。」
エアグルーヴ「それでは会長、この場は我々に任せて部室にお向かいください。この後はチーム・カペラのパフォーマンスレースが控えていた筈です。」
ルドルフ「あぁ、だがまだ時間には余裕はある。それに兄さんにはその事も伝えてあるから「いいえ、この場は我々だけでも人では足りますので大丈夫です。会長はどうぞそちらへ。」……ではお言葉に甘えさせてもらおう。後は任せたよ。」
そして私はジャージに着替えて部室へと向かった。
ーーー部室ーーー
ガチャッ
ルドルフ「済まない皆、遅くなった。」
シービー「漸く来た、遅刻だよ会長〜。」
ルドルフ「あはは、遅れる事は伝えていた筈だが?」
八幡「大丈夫だ、絶対ただの言いがかりだから。」
ラモーヌ「兄様、全員揃ったのだからそろそろ打ち合わせを始めましょう?」
八幡「そうだな。今回のパフォーマンスレースは理事長からの依頼だってのは皆には話したと思う。そんで誰がどう走るのかどうかだが、厳密にはトゥインクルシリーズで走ってるシービー、ライス、ルドルフの3人でやってもらう。アルダンとラモーヌはアップとサポートを頼む。タイム測定やゴール板の設置とかを頼みたい。」
ラモーヌ「ふふふっ、メジロ家の令嬢を雑用のように扱えるのは貴方だけね。」
八幡「令嬢だろうが貧民だろうが、この学園に在籍しているのなら同じ生徒だ。平等に扱うのが俺のやり方だ。それにそう言うのならルドルフも歴とした令嬢だと思うが?」
アルダン「兄様、姉様は断るとは言っていません。兄様の困るような事はしませんので、大丈夫です。」
八幡「そうか?ならいいんだが……3人共、このメンバーで本気で走るのは久しぶりだと思うが、手加減はしなくていい。寧ろGⅠレースだと思って全力でやってくれて構わない。」
ルドルフ「あぁ、分かったよ兄さん。」
ライス「う、うん!ライス頑張るよ!」
シービー「オッケー。」
八幡「よし。まだ時間には早いが、コース場に行くか。きっと今頃、オリエンテーションが終わって新入生達が集まってる頃合いだろうしな。」
シービー「それじゃあレッツゴ~♪」
ライス「お、おぉ~……っ!」
ーーーコース場ーーー
……ほう、私も予想していたが既にこれだけの人数が集まっているとはな。それに新入生だけでなく今年から中央トレセンに配属された新人トレーナーも居るみたいだ。
八幡「時間は少し早いが、始めちまうか。お前達、いつも通りのアップから始めてくれ。今日の先頭はアルダン、お前だ。コース3周してからストレッチ、ドリルをやってくぞ。」
シービー「よし、じゃあ走ってこう〜!」
ルドルフ「シービー、アップではアルダンが先頭だ。ペースを乱さないように。」
シービー「分かってるって〜。」
ーーー数十分後ーーー
アルダン「兄様、準備が整いました。」
ラモーヌ「音声も大丈夫よ。」
八幡「よし、準備ありがとうな。3人も準備が出来たらいつでも声を掛けてくれ、それまでは待つ。」
ライス「ライスはいつでも大丈夫!」
シービー「あたしもいつでも良いよ。」
ルドルフ「私もだよ、準備は出来ている。」
八幡「よし、じゃあ始めるぞ。距離2,500mの左回り、いつもの音でスタートだから集中しろよ。」
ガッコン!!
ーーーレース後ーーー
シービー「いやぁ〜ルドルフと競り合うだろうなぁ〜とは思ってたけど、ライスの走りも戻ってきたね〜♪3人並んでゴールするとはね〜。」
ルドルフ「あぁ。併走はこれまで何度もやって来たが、全力の走りでこれだけ接戦になるとは思わなかった。青天霹靂、本当に予想外だったよ。」
ライス「ありがとうございますシービーさん、会長さん。ライスも今日のレースで自信がつきました!」
ルドルフ「それは何よりだ、私も次の天皇賞に向けて良いレースが出来たよ。」
シービー「あたしも!次の香港のレースに向けて弾みがついたって感じ♪これから私達3人はGⅠに挑むわけだから、ちょうど良かったかもね。」
ルドルフ「それに、新入生や新人トレーナーにも我々の力も知ってもらえた事だしね。」
八幡「良いレースだったなお前達。」
アルダン「結果としては、1着がシービーさん。2着に会長、3着にライスさんとなりましたが、3人が並んでゴールしましたので、拮抗していたと言えます。」
八幡「だそうだ。シービーは今日の追込を香港でも出来るようにする事だな。香港と日本のバ場は似ているが、相手は世界だから油断は出来ないぞ。」
シービー「うん、了解♪」
八幡「ルドルフも最後までよく粘った。シービーには差されたが、並ばれても抜かせない走りは良かったぞ。天皇賞はもっと長丁場になるから、スタミナを温存しながら今日の走りを実現しような。」
ルドルフ「うむ、次は抜かれないようにして見せるさ。期待していてくれ。」
八幡「あぁ、そうする事にする。最後にライス、2,200mでこの走りなら宝塚記念でもきっと良い走りが出来る。それに先頭だったにも関わらずよくあれだけの走りを出来た。次は誰かの後ろにつけて走ろうか。」
ライス「うん。今日は前に行ったけど、本番では会長さんみたいに走ってみるね!」
八幡「あぁ、それが良い。」
こうして我々チーム・カペラのパフォーマンスレースは終了した。
タイトルの割に全くレースの内容がない件ww