比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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自由人とのんびり

 

 

八幡side

 

 

シービー「♪〜♪〜」

 

八幡「………」ナデナデ

 

シービー「いやぁ〜……良いねぇ〜♪」

 

八幡「そうだなぁ〜。」ナデナデ

 

シービー「けどさ八幡、いいのかな?あたしもうすぐ香港に行くんだけど、こんなにダラァ〜ッとしてて。トレーニングしてた方がいいんじゃない?」

 

八幡「確かにその通りだが、詰め過ぎてもダメな時だってある。それに日曜日は休みにしてるんだから、休みの日くらいこうやってのんびりしてたって文句は言われないだろ。」ナデナデ

 

シービー「そだね〜♪」

 

 

春のGⅠ大祭の中、俺とシービーはNHKマイルCが終わって1週間後の今、のんびりしている。今頃は東京レース場でレースをしている時間だ。それに今は5月、さっきも言ったが春のGⅠ大祭で今週はヴィクトリアマイルが開催される日だ。その次はオークス、そしてダービーだ。シービーはオークスの日に香港へ旅立つ予定だ。

 

因みに今は俺の家でマジで何もしないでのんびりしている。ソファに座ってるんだが、シービーは俺の膝を枕にして丸くなってる。そんで俺はそのシービーの頭を撫でている。

 

 

シービー「……アルダン、決めてくれて良かったね。ダービーが楽しみなんじゃない?」

 

八幡「ハッキリ言うと超楽しみ。」

 

 

NHKマイルCを勝った後のインタビューで、アルダンは宣戦布告するかのようにダービー参戦を表明した。発言自体はかなりオブラートに包んでいたが、かなり挑発したかのような言い方をしていた。

 

 

アルダン『私は3週間後の日本ダービーに出走致します。日本ダービーではスタミナは勿論の事ですが、【最も幸運なウマ娘が勝つ】と言われています。皆様ご存知だと思われますが、私は生まれつきあまり丈夫な身体ではありません。しかしそんな私でも、このような大舞台で勝つ事が出来ました。実力がついてきた事も感じましたが、このような幸運は同世代の中で1番だと思っております。ですので次走の日本ダービーは自身の力で走り抜きたいと思っております。ご声援の程、よろしくお願いします。』

 

 

……っと言ったのだ。まるで他の17人には運が無いと言っているかのような発言をしたのだ。

 

 

シービー「あははっ!それにさ、今年も勝てば八幡ってばトレーナー初の3連覇になるじゃん。」

 

八幡「はぁ……3の数字を出すのはやめてくれ。俺にはその数字はあまり良い数字じゃないんだ。」

 

シービー「何で?」

 

八幡「3冠阻止に加えて3連覇阻止……そんでお前達の3冠達成が2年連続。これだけ言えば分かるだろ?」

 

シービー「あぁ〜……そういう事かぁ。八幡って3の数字に愛されてるね。」

 

八幡「要らねぇよそんなの……」

 

シービー「でもさ、今言ったのは最初のだけでしょ?後の3の数字は良い方向に向かってると思うよ?だってあたし達の3冠でしょ?ダービーの3連覇とこの前八幡が言ってた春の3冠だってライスが勝てば達成するんだから。」

 

八幡「……そうか、良い方向に向かってるのか。」

 

シービー「そっ♪だから大丈夫。」

 

八幡「少しスッキリした気がする、ありがとうな。お礼にまた頭を撫でてやろう。」ナデナデ

 

シービー「良きに計らえ〜。」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「………」カキカキ

 

シービー「ねぇねぇ。そろそろヴィクトリアマイルだからテレビ付けてもいい?」

 

八幡「いいぞ。」カキカキ

 

シービー「八幡〜何書いてるの?」

 

八幡「先生とプロフェッサーにエアメールを書いてる。今は向こうに帰ってるから近況を知らせておこうと思ってな。向こうでも日本のレースを見てくれてはいると思うが、一応な。」カキカキ

 

シービー「ふぅ〜ん……ミスタリアトとミスマンノウォーにねぇ〜。」

 

八幡「ライスの怪我の時には随分と世話になったからな、お礼はしたがまだし足りないくらいだ。」カキカキ

 

シービー「あたしもトレーニングでお世話になったなぁ〜。八幡に会いに行かせてくれなかったのはちょっとだけ根に持ってるけど。」

 

八幡「授業あったんだから先生が正しいだろ、抜け出してまで俺に会いに来る必要は無いの。」

 

シービー「分かってるけどさ〜2ヶ月会えなかったあたしの気持ちも汲んでよ〜!」

 

八幡「だからその日の放課後に会いに行っただろ?」

 

シービー「それに関してはありがとう!そして今回もそうなるかもしれないからよろしくね!」

 

八幡「え……1週間で?」

 

シービー「当たり前じゃん!八幡ってばあたしの事ナメてるでしょ!?八幡と会えないだけで力が70%も落ちるんだから!!」

 

八幡「……お前海外遠征向いてねぇよ。っていうかミーティングのイケメンっぷりはどこ行ったんだよ?あたしに任せてくらいの勢いで言ってただろ……」

 

シービー「帰って来たら八幡に真っ先に会いに行くからっ!!今日みたいにナデナデを所望するっ!!」

 

八幡「はいはい、分かったよ。勝ち負けに関係無くそうしてやるから。」

 

シービー「あっそうなの?じゃあ「因みに勝ったら俺の家に1日泊めてやる。」やる気出た!超やる気出た!!あたし絶対勝つからっ!!」

 

八幡「これでやる気を出す俺の担当、なぁ本当にそれでいいのか?」

 

シービー「いいのっ♪八幡の家で泊まれるんだからやる気が出るの♪」

 

 

………もっかい聞くけど、それでいいのか?

 

 

 




シービーのやる気の出し方が………
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