比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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バ場慣らしと約束

 

 

八幡side

 

 

八幡「っというわけで今日から宝塚記念までの3週間、この3人がトレーニングに加わる。欧州ウマ娘界の中距離王者と長距離の1、2を争うトップウマ娘とのトレーニングだ、きっとお前達にも良い刺激になるだろう。」

 

ルドルフ「いや、兄さん。事情はよく分かったがいきなり過ぎて状況が飲み込めていないのだが………」

 

八幡「うん、まぁその気持ちは分かる。俺も最初はそうだったから。」

 

カーネギー「ふぅ~ん……君達がトリプルクラウンを獲ったウマ娘かぁ~。良いね、強そう!早く走りたいっ!」

 

八幡「今からトレーニングだからその気持ちは抑えろ。それとプレッシャーを与えるわけではないが、後ろに居る3人もお前達の動きを見てるからそのつもりでな。」

 

シービー「のびのび走れるかな、あたし……」

 

 

するなとは言わんが、毎日それやってたんだったらトレーニング終わった後にトレーナー室でじっくりお話しようじゃないかシービーさんよ?

 

それからチーム・カペラと欧州3人組を含めた8人でトレーニングを始めた。俺のトレーニングがそんなに面白いのか、欧州組は感心した様子を見せたり、時には『それって意味あるの?』みたいな表情を見せ、実践後に『何これ面白っ!』みたいな顔をするのが少し笑えた。しかもそれを1セット終える度にミスターファブル達が聞いてくるからどっちにも集中していたからちょっと疲れちまった。

 

 

ーーートレーニング後ーーー

 

 

クラウ「なぁトレーナー!ライスのトレーニングに協力して正解だぜっ!あたし、こんなに面白ぇトレーニングは生まれて初めてだったぜ!!」

 

カーネギー「私も私もっ!!楽しかった〜♪」

 

クローネ「……以下同文です。」

 

アップル「何だか少し自信を無くしたよ、こんなに奇想天外なメニューがあったなんてね。」

 

オライエン「全くだね。しかし良い手土産が出来たと思えばまだ救われるよ。しかもそれがこの3週間、じっくりと見られるんだからね。」

 

ファブル「フランスに来ていた時にも感じていたが、ミスター比企谷の育成理論には驚かされるね。」

 

八幡「ははは………」

 

カーネギー「良いなぁ〜皆は。こんなトレーニングを毎日やってるんでしょ?」

 

アルダン「いえ、今日の内容はあまりやらない内容のものばかりでしたので私達も新鮮に感じました。何故ですか兄様?」

 

八幡「海外組に此処のバ場に慣れてもらう為だ。初めて来る国で慣れない言語、これだけでも苦労するだろう。バ場だけでも慣らそうと思ってな。」

 

ファブル「ふむ、それで脚の使い方をメインとしたトレーニングが多かったのか。理解したよ。」

 

八幡「当然ライス達のトレーニングでもある。今ミスターファブルも言ったが脚の使い方をメインにしたトレーニングだったが、慣れたバ場の中でもやり方1つで感覚ってのは違ってくる。そこを意識したトレーニングでもある。」

 

 

いきなり本来の実力を発揮しろなんて無理な話だ。ならば少しでもそれに近い動きを実現させる為には、現地の環境に適応する必要がある。そのための第一歩がバ場の適応ってわけだ。まぁ流石に今回は本来の実力の7割を出せれば充分だろう。

 

 

八幡「さて、明日もいつも通りトレーニングをやるから同じ時間に来てくれ。トレーナーの皆さんもお疲れ様でした。」

 

アップル「いやはや、有意義な時間だったよ。この3週間は勉強させてもらうよ。」

 

八幡「若輩の俺のトレーニングを見て勉教になるかは分かりませんが、お手柔らかにお願いします。」

 

 

八幡sideout

 

ライスside

 

 

カーネギー「いやぁ〜ホントにっ!わけを聞いたとはいえこの充実感!やっぱり凄いね、ライスのトレーナーさんは!」

 

ライス「えへへ、ありがとう。」

 

クラウ「けど運が良かったよな、あたし達も。全員美浦寮で過ごしていい事になったんだからよ。トレーナー達はホテルだけどよ……」

 

カーネギー「仕方ないんじゃない?だってトレーナーのお部屋が空いてたとしても、ホテルの料金だって安いわけじゃないんだからさ。」

 

ライス「そうだよね……ライス達は運が良かったんだね。本当ならそれが普通だもんね。」

 

カーネギー「まぁね……でも今となってはそれも感謝だよ。そのおかげで私はライスと出会えたんだしさっ♪」

 

クローネ「そうですその通りです。ライスさんがフランスへ遠征しに来なければこんなに素晴らしい出会いは無かったのですから。」

 

クラウ「………ずっとツッコむの我慢してたんだけどよ、お前ライスから離れろよ。何ずっとライスに抱き着いてんだよ?ぬいぐるみじゃねぇんだぞ?」

 

クローネ「生のライスさんに出会えたのですからこのくらいは当然です。それに私達をあれだけ心配させたのですから、このくらいは甘んじて受けるべきだと思いますが?」ギュー!

 

カーネギー「でもそれってさ、自分がライスに抱き着きたいっていうこじつけだよね?」

 

クローネ「そんな事はありません。」ギュー!

 

クラウ「はぁ……相変わらずだなコイツも。悪いなライス、しばらくコイツの我が儘に付き合ってやってくれ。どうにも歯止めが効かなくなってるらしい。」

 

ライス「うん、いいよ。それにライスも皆ともっとお話したいから夕食とか一緒に食べよ?」

 

クローネ「それは良い考えです、是非そうしましょう。そうするべきです。」ギュー!

 

クラウ「調子の良い奴だな、お前って。最初の寡黙なイメージはどこ行ったんだよ……」

 

カーネギー「こっちが見慣れちゃったよね。」

 

 

今日の晩ご飯、ちょっと楽しみ♪

 

 

 




遅くなって申しわけ無いです!

現実世界で少し慌ただしかったもので……多分明日も少し投稿が遅れると思いますので、ご容赦を!
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