比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

625 / 1583
レース前日の晩餐

 

 

ライスside

 

 

八幡「………この時期に来るのも3ヶ月振りか。けど、何でだろうな。どうしてこんなに風景が違って見えるんだろうな、まぁどう考えても明日の宝塚記念が理由なのは分かってるんだけどな。」

 

ライス「……お兄様、やっぱり不安?」

 

八幡「当たり前だろ、お前が無事に走り切ってくれる事だけを願っている。あんな思いはもう2度とごめんだ。お前にも言ったと思うが、本当なら別のレースにしてほしいくらいだ。今年は特に、な。だがもう腹を括ってはいる。」

 

ライス「……明日、頑張るね。」

 

八幡「あぁ、そうだな。」

 

シービー「八幡〜、そろそろ行こうよ〜。」

 

八幡「分かった。じゃあ晩飯に行くか。」

 

ラモーヌ「それで、何処に行くのかしら?」

 

八幡「この前ライスと行ったかき揚げ屋さん。」

 

カーネギー「わおっ!かき揚げっ!何だかよく分からないけど美味しそうな名前っ!唐揚げに響きが似てるから絶対美味しいねっ!」

 

 

う、うん……唐揚げとは全然違うんだけど、大丈夫かなぁ?ガッカリしちゃわないかなぁ?

 

 

八幡「取り敢えずかなり人数が居るから予約だけしちゃうか。えっと人数が………」

 

アルダン「兄様、12人です。」

 

八幡「12人ね、ありがとうなアルダン。じゃあ少し聞いてみるか。」

 

 

ーーーかき揚げの定食屋さんーーー

 

 

婆「いらっしゃいませ。」

 

八幡「先程予約の電話をした12名の比企谷です。」

 

婆「お待ちしていましたよ、この前も来てくれたトレーナーさんですよね。お席も用意してありますので、ご案内します。」

 

八幡「ありがとうございます。」

 

クローネ「此処がかき揚げのお店……かき揚げを調べましたが、様々な野菜を油で揚げた料理みたいです。ドンブリ、ウドンという料理と一緒に食べるのが普通らしいです。」

 

クラウ「ほぉ〜そんな料理があんのか。けど野菜だろ?満腹になるのかね?」

 

オライエン「その時はお代わりをするといい、僕も少し楽しみだからね。」

 

カーネギー「ねぇライス、かき揚げって美味しい?」

 

ライス「美味しいよ。ライスはうどんと一緒に食べるのが好きかな。でも、タレに付けてご飯と一緒に食べても美味しいよ。」

 

カーネギー「そっかぁ〜。」

 

八幡「かき揚げ以外もあるから、美味そうなのがあったらそれを頼めばいい。ライスも最初来た時はどれにするか迷ってたからな。」

 

ライス「お、お兄様〜……」

 

ルドルフ「そうなのか……では私も吟味して選ぶとしよう。」

 

シービー「あたしは八幡と同じの頼む〜♪」

 

八幡「じゃあ水だけで。」

 

シービー「ねぇイジめ?イジめなの八幡?」

 

八幡「冗談だって。」

 

婆「こちらになります。只今、お冷とメニューをお持ちしますね。」

 

ファブル「オヒヤ?」

 

ルドルフ「冷たい水の事です。サービスなので無料で飲む事が出来ます。」

 

ファブル「成る程……」

 

 

その後にお婆さんがメニュー表とお冷を受け取って何を頼むのかを選んでいた。ライスはもう決まっているから見る必要は無かったんだけど、シービーさんに本当にお兄様と同じのにするつもりなのかと聞いてみたんだけど、どうやら本気だったみたい。

 

そして注文後に料理が来て早速頂きますをして食べたんだけど、海外組の皆にも好評だった。カーネギーさん達3人は自分の頼んだ料理と交換したりして食事を楽しんでいたよ。ライスは1品だけでは足りなかったから、3回お代わりしちゃった……けど余程美味かったのか、3人もお代わりをしたんだよ。

 

 

ーーー食後・外ーーー

 

 

クラウ「美味かったぁ〜!いやぁ〜これで満腹になるわけ無いって思ってたけど、結構ガツンとくるんだな。お代わりもしちまったからもう1回来たいくらいだぜっ!」

 

クローネ「クラウさんの言う通りですね。とても美味でした。また行きたいです。」

 

アップル「じゃあまた日本に来た時に来ようか。その時は東京ではなく、大阪に来ると思うけどね。」

 

クローネ「………と、いう事は?」

 

アップル「ミスライスシャワーと会えるかは分からないね。」

 

クローネ「っ!トレーナー、それはいけません。日本に来てライスさんを抜きに楽しむなんて言語道断です。絶対にライスさんも誘うべきです。」

 

ライス「ラ、ライスも一緒なの?」

 

クローネ「当然です。」

 

ファブル「相変わらずのようだね、ミスクローネは。ミスライスシャワーがお気に入りのようだ。」

 

アップル「この変わり様は私も予想外だよ。」

 

ラモーヌ「兄様。少し聞きたいのだけれど、明日のレースはいつ行くの?朝から?それともライスシャワーのレースから?」

 

八幡「悪いが俺は少し用事があるから宝塚記念が始まる1時間前くらいに行く。」

 

シービー「用事?」

 

八幡「あぁ、少し行く所がある。」

 

ファブル「我々は京都を見て回ってからレース場に行く事にしているから現地で会う事になるね。」

 

八幡「分かりました、じゃあ現地で会いましょうか。俺の名前でトレーナー専用席に入れると思いますので、それで俺の部屋に向かってください。何人か知らない人がいると思いますけど、気にしないでください。」

 

アルダン「他にもお誘いしている人が?」

 

八幡「ライスには熱心なファンが大勢居るからな。」

 

ライス「ふぇ!?」

 

 

そ、そうなの!?ライスにそんなファンが居るの!?

 

 

※当たり前だよ!!僕がその1人さっ!!!

 

 

八幡「まぁそういうわけだから俺は宝塚記念の1時間前まで用事でレース場には行けない。だから向かうのは各自の判断に任せる。」

 

 

お兄様、何の用事なんだろう?

 

 

 




もうすぐ宝塚記念……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。