比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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アニメ3期記念! 【お助け大将】

 

 

八幡side

 

 

八幡「ふっ……ふっ……ふっ……ふっ……」

 

 

とりあえずおはようの挨拶だけはしておかないとだな、皆さんおはよう。トレセン学園でトレーナーやってます、比企谷です。今俺は日課の早朝ランニングの最中だ。今日も今日とていつも通りの面倒な1日になりそうだが、最近はそれも良いと感じているかもしれない。

 

 

「おはようトレーナーさん、今日も精が出るね!」

 

八幡「おはようございます。」

 

 

こうやって街の人に挨拶するのも慣れた日課だ。けど意外なのはウマ娘に出会わない事。エアグルーヴから聞いてるが、サイレンススズカは朝のランニングを殆ど毎日行っているらしい。それでも出会わないから、きっともっと遠くのルートを選んでるんだろうな。別に誰かと走りたいってわけじゃないからどうでもいいけどな。

 

 

ーーー神社ーーー

 

 

八幡「ふぅ……なんかこの神社が中間地点みたいになってるな。でもちょうど良いんだよなこの場所……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「あっ!もしかしてチーム・ポラリスのトレーナーさんですか!?」

 

八幡「ん?あぁそうだが……そういうお前はスピカに新しく入った、確か……キタサンブラックだったか?」

 

キタサン「はい、キタサンブラックです!トレーナーさんは此処で何をしてるんですか?」

 

八幡「格好見て分からないか?お前と一緒で朝のランニングだ。」

 

キタサン「えぇ!?トレーナーさんもランニングするんですかっ!?」

 

 

え?トレーナーって運痴だと思われてんのか?だとしたらすげぇ偏見だな。

 

 

八幡「俺は運動するぞ。というか運動をして色んなトレーニングとか考えたりしてるから。」

 

キタサン「へぇ〜!あっ、これから学園に帰るんですけど、良かったら一緒に行きませんか?」

 

八幡「悪いが俺は寮じゃないから学園までは行けないが、途中までならいいぞ。」

 

キタサン「じゃあそうしましょう♪あっ、それと走りで何か変だったら遠慮無く言ってください!」

 

八幡「他の担当の子にそんな事言わないから。」

 

 

そして俺は帰りのランニングでキタサンと共に走る事になったんだが……キタサンは道行く道で困ってる人を誰彼構わず助けに行っては走るの繰り返しだった。この辺りでは『お助け大将キタさん』と呼ばれているらしい。おかげで俺も手伝う事になってしまった……

 

 

「いやぁ〜助かったよ〜流石は『お助け大将キタさん』!頼りになるね〜!」

 

キタサン「いえいえ!困った時は何でも言ってください!駆けつけますからっ!」

 

「でも驚いた、まさかキタちゃんと比企谷トレーナーさんが一緒に走ってるなんてね〜。今まで1回もそんな事無かったのに。」

 

キタサン「え?知ってるんですか?」

 

「おいおいキタちゃん、バカ言っちゃいけねぇよ。この比企谷トレーナーはトレセン学園でも超が付くくらいすげぇトレーナーだぜ?それに、此処らの商店街ではもう顔馴染みの1人さ。」

 

キタサン「へぇ〜そうなんですかぁ〜!」

 

八幡「まっ、よく利用させてもらってる。」

 

「つーわけだから、はいコレ!キタちゃんとトレーナーさんにお裾分けだよ。」

 

「ウチからもこれ持って来な!」

 

「おっ、キタちゃんにトレーナーさんじゃんか!ちょうど良い、ウチのも持って行きな!」

 

 

八百屋のおばちゃんや肉屋の爺さんを皮切れに他の店の人からも差し入れを貰った。それはそれで良いのだが………一気に大荷物になったな。

 

 

キタサン「なんかごめんなさい、大荷物になっちゃいましたね……」

 

八幡「そうだな。これだけの量、消費するのに少し日がかかるな……キタサン、お前朝は食べる方か?」

 

キタサン「うぇ?まぁそれなりには……」

 

八幡「………6時半か、大丈夫そうだな。キタサン、それ持って俺について来い。」

 

キタサン「は、はい!」

 

 

ーーー八幡の家ーーー

 

 

八幡「適当に寛いでてくれ、今準備する。」

 

キタサン「あの、準備って?」

 

八幡「朝飯。」

 

キタサン「朝飯っ!?」

 

八幡「座って待っとけ。いや、ストレッチだな。せっかく走ったんだ、ストレッチして柔軟上げておけ。あっためた身体を無駄にしないようにな。」

 

キタサン「は、はい!」

 

 

キタサン(一体どんな料理作るんだろう?でも男の人の料理だよね?やっぱり男焼きって感じの料理なのかな?想像つかないなぁ……)

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「出来たぞ〜。」

 

キタサン「あっ、待ってまし……えぇ!?こ、これを1人で作ったんですか!?」

 

八幡「あぁ、そうだが?」

 

キタサン「コレ、結構量ありますよね?」

 

八幡「そのくらい時短を使えばどうとでもなる。常温のを使うよりも加温した状態で使えばいくらかは熱の通りが良くなるからな。それをやっただけだ。それよりも冷めない内に食べて寮に戻れよ。いくら俺が学園のトレーナーでも、遅刻までは面倒見切れないからな?」

 

キタサン「はい!じ、じゃあ、いただきまーす!ズズ〜……っ!?お、美味しいっ!?」

 

八幡「不味いと思ってたのか?」

 

キタサン「い、いえ違います!!予想外に美味し過ぎて!貰った食材達がこんなにも美味しい料理になるなんて……」

 

 

それからキタサンの食べる速度は上がって、すぐに1食分を完食してお代わりを要求してきた。食べ盛りだからどんどん食べてほしい………ところだが、時間も気にしないとな。

 

 

キタサン「あぁ〜美味しかったぁ〜♪トレーナーさん、ご馳走様でした!」

 

八幡「おう、お粗末さん。とりあえず1度寮に戻って学園の準備しろ、ウチの流星のマジックならともかく、副会長の雷は受けたくないだろ?」

 

キタサン「そ、それは確かに……」

 

八幡「ほれ、分かったら行った行った。」

 

キタサン「はい!ありがとうございました〜!」

 

 

……キタサンブラックか。モーリスの1つ下の後輩だったが、どんな風に成長するのか楽しみだな。

 

 

 





アニメ代3期放送記念という事で、キタサンブラックさんに出て来てもらいました!


ーーーおまけーーー


ダイヤ「あっ、キタちゃん!もう朝食終わっちゃったよ?間に合わなかったでしょ?」

キタサン「えへへ、そうなんだけどね。大丈夫、食べて来たから!」

ダイヤ「え?何処で?」

キタサン「ふっふぅ〜ん……教えてあげよっかなぁ〜?どうしよっかなぁ〜?」

ダイヤ「教えてよキタちゃ〜ん!」

キタサン「あぁ、美味しかったなぁ……野菜たっぷりのミネストローネ、お塩が効いたちょい固のご飯、ジューシーな鶏肉のピカタ、オリジナルのソースをかけたサラダ、また食べたいなぁ………」

ダイヤ「キタちゃん!1人だけ余韻に浸らないで私にも教えてよ〜!」

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