八幡side
八幡「………」
葵「あの、比企谷君?お疲れ様でした……」
1「あ、あぁ!よく頑張ってたと思うぞ!」
3「そうだな、お前は頑張った!」
八幡「……忘れてないよな、俺が言った事?」
1・2・3『えっ!?あれって継続だったのか!?』
八幡「だ~れも助けに来てくれなかったもんな?そそくさ~っと行ってたもんな?俺はちゃんと見てたぞ………オグリと飯、執行な?」
2「おい、だから止めてくれって!」
八幡「は?追加でスペシャルウィークも?」
1・2・3『ちげぇよ!!』
そんなに腹が減ってたのか……うん、分かった。オグリにちゃんと伝えておくからな。
3「おい、お前碌でもない事考えてんだろ?止めろよ絶対にっ!」
ーーー栗東寮・八幡の部屋ーーー
八幡「はぁ~………疲れた。」
マジでもう高等部3年とは関わりたくない……教官に頼んでみるか、誰が誰のペアを組むってのを。でもきっと俺には集中するだろうな……
コンコン ガチャッ
八幡「は?」
エアグルーヴ「……貴様という奴は本当にだらしないな。帰って早々ベッドに横になっているとは……弛んでるぞ。」
八幡「仕方ねぇだろ、今日の実習が高等部3年だったんだからよ。あの人達を全員まとめるなんて誰が出来るんだよ……てか応答待てよ。」
エアグルーヴ「それについては済まない。しかし今日は先輩方だったのか……それで、どうだったのだ?」
八幡「俺のグループだけ5人でやる事になった。だから俺は2枚分のレポートを提出する羽目になった……」
エアグルーヴ「……それは災難だったな、少し言い過ぎた。」
八幡「いや、労ってくれるだけでもありがたい。面子言おうか?」
エアグルーヴ「いいや、大体予想はついている。会長にシービー先輩、エース先輩にシリウス先輩、ラモーヌ先輩といったところではないか?」
八幡「正解……だからマジで疲れた。俺だけハードモードなの何とかならないのか?」
エアグルーヴ「高等部3年になった時は諦めるしかないだろうな。」
八幡「はぁ……同じ2年のだけでも教えてくんない?」
エアグルーヴ「出来ん相談だな、それだとトレーナー科でそうしてる意味が無くなるからな。」
だよなぁ……はぁ~何で俺、栗東寮にしたんだろう?美浦寮だったらライスが居たのに……こっちには癒しとなる存在が居ない、はぁ~……
八幡「そういえば、お前何で此処に来たの?何か用事?」
エアグルーヴ「会長にお前の様子を見に行ってほしいと頼まれたのだ。無理をさせてしまったと気にかけていたようだったからな。」
八幡「そうか……おかげで経験とレポートが2倍になりましたって伝えておいてくれ。」
エアグルーヴ「お前という奴は、全く………」ストンッ
………え?行かないの?
八幡「……まだ何かあるのか?」
エアグルーヴ「いや、会長が『最近働き詰めだから、少しは休め。』と言われてな、それで今日は暇をもらったのだ。」
八幡「ふぅ~ん……此処に居ても面白い事も楽しい事も何も無いぞ?つまらん男が寝そべってるだけだ。」
エアグルーヴ「安心しろ、少しくらいはゆっくりできる。」
八幡「………」
仕方ないから、俺は動画サイトでコイツの好きなショパンの曲を流した。
ーーー数時間後ーーー
???「……ろ、……きろ!…やく起きろっ!!」
八幡「……んぅ~何だようるせぇな……もう晩飯?」
エアグルーヴ「そうではないっ!!おい、今すぐ状況を説明するのに手伝えっ!!」
八幡「はぁ?何でそんな事……はぁ?」
俺が上体を起こして回りを見ると、フジを筆頭に栗東寮のウマ娘達と男子達が俺の部屋に入っていた。
八幡「……なぁ、不法侵入って言葉知ってる?君達人の部屋に勝手に入ってるわけだけども?とりあえず俺に言う事無い?」
フジ「そうしたいんだけど、とりあえず君達がどうしてたのかを説明してくれるかな?」
栗東寮のウマ娘「フジ先輩の言う通りですっ!」
3「そうだ、まずは説明をしやがれっ!」
八幡「ほう?じゃあ俺がお前達の部屋に無断で入っても問題無いって解釈でいいのか?エアグルーヴはノックしてから入ったが、お前達は違うよな?(まぁ応答待ってないけど。)」
フジ「うん……ちょっと急ぎ過ぎたみたいだね……ごめんよ八幡君。」
栗東寮のウマ娘「ごめんなさい……」
3「悪かった。でも男子だから「良くねぇよ、もし開けた時にお前の全裸を拝んじまった女子にどう説明すんだよ?早く謝れ。」いやどんな状況だそれ?けどとりあえず悪い。」
八幡「はい、いいですよ。んで、状況の説明って何を?俺達はショパンの曲を聴きながら少し仮眠をしていただけだが?」
エアグルーヴ「コイツの言う通りだ。それと八幡は私に気を遣って曲を流してくれたのだ、他に意図は無い筈だ。」
フジ「成る程ね……うん、事情はよく分かったよ。そういう事だから部屋に戻っててね、ポ二ーちゃん達?」
どうやら納得してくれたようだ。
フジ「騒がせてごめんね?でも流石に状況が状況だったからね、皆の前で説明させてもらったよ。」
エアグルーヴ「それは構わん。しかしもっと無かったのか?」
フジ「それが、最初に発見したのが男子生徒みたいでね……君達が仲良く寝てるのを見て嫉妬したんじゃないかな?」
八幡「フジ、今すぐソイツの名前教えろ。
エアグルーヴ「それは良い、私も付き合おう。フジ、そのたわけの名前をすぐに教えろ。」
フジ「あははは……君達がとてもご立腹なのはよく分かったけど、明日に響きそうだから秘密にしておくよ。」
八幡「……ラストチャンスだぞ?」
フジ「ごめんね?」
八幡「……仕方ない、自分で探すか。」
エアグルーヴ「八幡、見つけたらすぐに知らせろ。私も知る限りでハードなメニューを用意しておく。」
八幡「よし、頼んだ。」
フジ「君達、こういう時だけ息を合わせないでもらえるかい?何だか怖いよ。」
ーーーおまけーーー
1「比企谷~、比企谷居るかぁ~?今日のレポートで聞きたい事が………」
八幡「すぅ……すぅ……」(ベッドに横になる八幡。)
エアグルーヴ「すぅ……すぅ……」(並んで寝るエアグルーヴ。)
(これは………アレか?添い寝ってヤツなのか?しかもエアグルーヴ、だよな?はっ!!まさか比企谷の奴……『お前に絶対に無理だろうが、俺は【女帝】エアグルーヴと添い寝できるくらいまでには進んだ関係になってんだよ。お前は鈍感系主人公みたいに好意に気付けないまま学園生活を送ってくんだよ。今の内に【女帝】の寝顔拝んどけ。でも忘れんな、コイツも俺のだからな。』ってか!!?ふざけんなっ!!お前あんだけ良い成績に加えて実習のウマ娘達のペアも選びたい放題って贅沢三昧なのに、寮でもエアグルーヴとイチャコラしやがって!!!くっそぉ~………寮の皆に言いふらしてやるっ!!!)
※彼の頭の中が暴走しているだけです、気にしないでください。
1「おいお前等、大変だ!!」
2「ん?っていか比企谷居ないじゃん。連れて来いって「比企谷がエアグルーヴと添い寝してた!」詳しい話を聞こうじゃねぇかブラザー。」
3「ついでに現場もしっかり見ないとダメだよなぁブラザー?」
1「話が分かるじゃないかブラザー達。早速異端審問会を始めようじゃないか。」
彼等の作戦によって、八幡の部屋に栗東寮の生徒が集まったのであった。
尚、第一発見者のトレーナー科の生徒はブラザー達に売られ、八幡とエアグルーヴに追いかけ回された後に地獄の鬼スパルタトレーニングをさせられたという。
スピードが100上がった!
スタミナが100上がった!
パワーが100上がった!
根性が100上がった!
賢さが400下がった……
調子が【絶不調】になってしまった。
【寝不足】になってしまった。
【片頭痛】になってしまった。
【肌あれ】になってしまった。
1「もうしませぇ~ん!!!」