比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

651 / 1583
シンボリルドルフ編 〜【勇往邁進】未来の為に〜
未来を作る為の目標


 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

 

八幡はコース場に来て、担当希望のウマ娘に声を掛けてからスカウトをした。そのウマ娘は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルドルフ「待っていたよ比企谷トレーナー、君に選んでもらえた事をとても嬉しく思うよ。君の力、是非とも私に貸してほしい。頂点に立つ為にも。」

 

八幡「あぁ、こちらこそよろしく頼む。」

 

ルドルフ「……ところで比企谷トレーナー、1つ聞いてもいいかな?」

 

八幡「何だ?」

 

ルドルフ「他にも候補になりそうなウマ娘は大勢居たと思う。それこそ、私がスカウトしたあの場に居た生徒達も実力のあるウマ娘達だ。その中で私を選んだ理由を教えてもらいたい。」

 

八幡「理由ねぇ……特にこれといってあてはまるのは無いんだよなぁ。」

 

ルドルフ「……理由は無い、と?」

 

八幡「勿論、お前の実力を考慮した上でスカウトしたのは間違いじゃない。他のウマ娘がそうでないと言ったら嘘になるからな。けど強いて言うなら………順番だな。」

 

ルドルフ「……順番?」

 

八幡「ほら、お前トレーナー室で逆スカウトした時に1番最初に俺にスカウトしただろ?この学園に来て初めて声を掛けたのもお前だ。なら1番最初のウマ娘に声を掛けるべきだと思っただけだ。」

 

ルドルフ「………」

 

 

八幡がルドルフを選んだ理由、それは順番だった。トレーナーとしては考えられないような理由だった。

 

 

ルドルフ「……ふ、ふふふ、あははははっ!」

 

八幡「………」

 

ルドルフ「ふぅ……済まない、別にバカにしたわけじゃないんだ。」

 

八幡「別にバカにしてもいいぞ?断られる理由としては充分だと思ってるし。」

 

ルドルフ「いやいや、こちらから先に声を掛けた手前、そんな事はしないさ。だが少しだけ君という人間性が分かった気がするよ。」

 

八幡「そりゃどうも。お眼鏡に適ったのか?」

 

ルドルフ「あぁ、その通りさ。では比企谷トレーナー、早速ではあるが今後の事を「待った。」話し……む?」

 

八幡「確かにそれも大事だが、俺はお前の目標を聞いていない。それを聞かない限り今後の目標も何も無い。まずお前の1番近い目標は何だ?それ次第でどんなトレーニングをするのかが変わってくる。」

 

 

ルドルフ(ふむ、成る程……確かにその通りだ。今後を見据えなければ先行きの見えない日々を過ごす事になる。であれば決まっている。)

 

 

ルドルフ「私が目指すのは頂点、つまりはクラシック3冠だ。皐月賞・日本ダービー・菊花賞……この3つのタイトルを制したウマ娘だけに与えられる称号、【3冠ウマ娘】……それが私の目標だ。」

 

八幡「クラシック3冠か……そうか。」

 

ルドルフ「何処か不服そうな顔をしているね?何か気に障る事でも言ったかな?」

 

八幡「いや、そういう事じゃない。ただ……実力に対して目標が合ってないって思っただけだ。」

 

ルドルフ「っ!………つまり私では不可能だと、そう言いたいのかな?」

 

八幡「ん?あぁ違う違う、そっちじゃない。寧ろ能力は申し分無いと思ってる、ただお前の理想と比べると見劣りすると思っただけだ。」

 

ルドルフ「……というと?」

 

八幡「お前は全てのウマ娘が幸福になれる時代を作りたいんだろ?ならお前は今もトゥインクルシリーズで活躍しているウマ娘、これまで数々の偉業を成してきたウマ娘達よりもすげぇ事を成し遂げないと、お前の言う事に誰も納得はしないだろう……獲るのであれば、これまで3冠を獲った2人よりも更に上を獲るしかないと俺は思うぞ。」

 

ルドルフ「3冠よりも上を……しかしそんなものがあるのか?」

 

八幡「あるに決まってんだろ。未だ誰も成し遂げた事の無い事だ、あの【セントライト(黒鹿毛の勇者)】に【シンザン(最強の戦士)】でさえもだ。これを成し遂げれば、ウマ娘のレース界隈はすげぇ事になると思うぞ。」

 

 

八幡の言葉にルドルフは前のめりになっていた、そして震えていた。それも高等部とは思えないような顔をしていた。その答えを早く知りたい、早く教えてほしい、切望するかのような表情に加えて紫色の瞳を輝かせていた。

 

 

ルドルフ「……その、誰も成し遂げられていない事というのは?」

 

八幡「………無敗の3冠。今現在誰も成し遂げられていない大偉業にして、不可能とも言われている内容だ。これまで何人ものウマ娘がその壁に阻まれてきた。どうだ?不可能と言われている事に挑戦してみる気はないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルドルフ「あぁ……あぁ!望むところだっ!!これまで3冠達成するのが1つの目標だと思っていた!しかし、まだ先があるのであれば私は喜んでその道に進もうっ!!」

 

八幡「そうか……新しい目標が掲げられたようで何よりだ。」

 

ルドルフ「感謝する比企谷トレーナー!私はいつの間にか視野が狭まっていた。3冠を達成する事こそがクラシッククラスにおける1番の近道だと思っていた。だが……無敗か、高過ぎる目標だな。」

 

八幡「そうだろうな……けど、その壁だって1つ手をかけなければ挑戦する事さえ出来ないわけだ。一応聞くが、どうする?お前は才能あるウマ娘として既に知られているわけだが、片や俺は配属したばかりの無名トレーナーだ。俺を信用出来るか?」

 

ルドルフ「私に新たな道を照らしてくれたんだ、そんな優秀なトレーナーをどうして信用出来ないと言うだろうか?これでもっと君との担当になりたいという思いが強まったよ。改めて、私の理想の為にも共に切磋琢磨し、勇往邁進して行こうではないかっ!」

 

八幡「振り落とされないように頑張る事にする。」

 

 

 




はい、というわけで4人目のウマ娘はシンボリルドルフさんになりました!

アンケートをとっていたわけではありませんが、このウマ娘でやって欲しいとの要望が幾つかありましたので、検討の結果生徒会長が選ばれました!

因みに他にはサイレンススズカ、ナイスネイチャ、メジロアルダンの3人が要望として挙げられていました。

端的に出さなかった理由を書きますね。(ホントにメッチャ簡単です。)

まずはスズカ…アニメでは骨折からの復活シーン、アプリでは大欅越えての天秋優勝、これ以上何を書けと?

次にネイチャ…書けるかもですけど、この子の強みでもある【ブロンズコレクター】の部分が無くなっちゃうかも。

最後にアルダン…これまでチームメンバーという形で出て来ているので、メインだとやり過ぎかも。(ライス出してる時点で説得力ありませんけど。)

っというのが主な理由です。ルドルフも結構出てますけど、まぁ最初のエアグルーヴ変では生徒会繋がり、フジ編ではその続きだからカウント無し、ライス編ではチームメンバーだったので、まぁ妥当かなと思いました。

なので、ここからはシンボリルドルフ編として筆を進めていきたいと思います!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。