比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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バレた秘密と新契約?

 

 

八幡side

 

 

八幡「ほい、お代わりお待ちどう。」

 

ライス「ありがとうお兄様っ!」

 

八幡「まだまだ作るからダメそうになったら言ってくれよ。出ないと作り続けちまうからな。」

 

ライス「うん♪」

 

 

本日、11月の日曜日。トレーニングは休みにしているので、俺も1日フリーの状態だった。メニューも一通り作ってしまっているからやる事が無くなった俺は、学園をブラついていた。そんな中、トレーニング終わりのライスと出会い、お腹が鳴ってしまったライスにご飯を提供しているってわけだ。それに俺にとっても都合が良かった、鈍っているかもしれない料理の腕を少しでも取り戻す機会だ。なので俺はライスに取引を持ちかけた。

 

内容は日曜日のトレーニング後の食事の提供だ。俺も暇な日ってのは日曜くらいなんだが、何もしないってのは生産性が無いからな。んでライスの取引の事だが、ライスは逆に………

 

 

ライス『い、いいの?ライスはお兄様の作ってくれる料理、とっても美味しいから嬉しいけど……お兄様は忙しくないの?平気?それに……ライス、ちょっと食べるの多いし。』

 

 

っと言ってくれたのだ。そんな事気にしなくていいってのに、本当に良い子だよあの子は。逆にこっちは言い方悪くすれば、『飯を提供してやるから日曜日トレーニングやれ。』って言ってるみたいなもんだ。だから俺は思った、ライスに取引とか駆け引きとかは絶対にやらないようにしようって。いや、やっちゃダメな存在だ。

 

 

八幡「まっ、俺も腕を磨けるしちょうど良いよな。ライス〜、作る料理は同じでいいのか?」

 

ライス「うん、いいかな?」

 

八幡「おう、任しとけ。リクエストしてくれても大丈夫だからな。遠慮無く言ってくれよ。」

 

ライス「……じゃ、じゃあお兄様、次は生姜焼きから何か違うのに出来る?」

 

八幡「勿論出来るぞ、何がいい?中華か?それとも揚げ物?丼物でもいいぞ。」

 

ライス「じゃあ……丼物、かな。」

 

八幡「よし、じゃあこの生姜焼き作り終わったら次は丼作るから。とりあえず中身は秘密にしておく。」

 

ライス「お兄様の作る料理はどれも美味しいから、何でも食べるよ!」

 

 

ライスのこの言葉、ホントに料理人冥利に尽きるよなぁ……俺別に料理人じゃないけど。

 

っと、油を用意しておかないとな。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

ルドルフ「……むっ?今日は学園が休みだというのにこんなにも良い匂いが漂っているとはね。」

 

エアグルーヴ「休みに学食を利用する生徒は少なくないと思いますが……」

 

ルドルフ「しかし賑わっているようにはあまり見えないが、どうした事だろうか?」

 

ブライアン「………おい、あそこにライスシャワーが居るからじゃないか?」

 

 

ルドルフ(ふむ、積み上げられた皿を見るとそれなりの量を食べたのだろう。しかしまだ食べられるのか……それ程までに美味しい料理を食べているのだろうな。)

 

 

ライス「ふぅ〜……ご馳走様でした♪」

 

八幡「お粗末さん、たくさん食ったな。」

 

ライス「えへへ、とっても美味しかったよお兄様。今日も作ってくれてありがとう!」

 

八幡「おう、それよりもいいのか?日曜日にトレーニングするのが決まっちまった感じになったが。」

 

ライス「いいよ♪だってトレーニング終わりのご飯ってとっても美味しいから。お兄様が作ってくれるご飯だったら格別だよ!」

 

八幡「そうか……ならこれからも頼む。トレーニングを休む日があったら言ってくれ、その日も作ってやるから。」

 

ライス「ふぇ!?いいの?」

 

八幡「あぁ、モチだ。」

 

ルドルフ「では私の分もお願い出来るかな?」

 

八幡「………ん?」

 

 

………あっ、ルドルフ。

 

 

ルドルフ「やぁ比企谷君、日曜日に食欲そそる香りがカフェテリアに漂っていると思って来てみれば、君がライスシャワーに料理を作っていたんだな?」

 

八幡「あぁ〜………まぁ、そういうわけだ。」

 

ルドルフ「酷いなぁ君は。それなら私にも言ってくれれば良かったじゃないか。」

 

ライス「あ、あの!お兄様は悪くないんです!ライスの為にお兄様は料理を作ってくれてたんです!なのでお兄様は悪くないんです!」

 

八幡「ライス、自分が悪いみたいな言い方はするな。そもそも誘ったのは俺だ、お前の方こそ悪い事はしていない。そんな事言うな、な?」ナデナデ

 

ライス「う、うん………」

 

八幡「……ルドルフ、見つかっちまったからには正直に言うが、俺はライスに日曜だけ昼食を作る事にしてる。ちゃんと理由もある、俺は一応料理は出来るが少し間隔を空けてたから感覚が鈍ってるかもしれないから取り戻そうとしていたんだよ。」

 

ルドルフ「ふむ……そういう事だったか。事情は分かったよ、であれば私も協力しよう。」

 

八幡「やっぱ、そうなるよな。」

 

ルドルフ「今日はエアグルーヴとブライアンも居る。3人になるが、構わないかな?」

 

八幡「分かった。じゃあルドルフも日曜日にカフェテリアに来るって事でいいのか?」

 

ルドルフ「あぁ、そうさせてもらうよ。」

 

ブライアン「……おい。」

 

ライス「は、ひゃい!」

 

ブライアン「………何を食べた?」

 

ライス「ふぇ?え、えっと……生姜焼きとタレカツ丼、だよ?」

 

ブライアン「ほう……美味そうだ。」

 

エアグルーヴ「では、用意を頼む。」

 

 

さて、頑張って作るか。もうライスに作った料理と同じでいいよな。

 

 

 




ルドルフも日曜日に食べに来る模様……ブライアンも料理が気に入ったら来るかもしれませんねww
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