比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ノラ娘と研修生

 

 

八幡side

 

 

弥生賞まで残り2週間、今は2月最後の週……つまりはフェブラリーSが開催されている。まぁ俺達にはあまり関係の無い話だが、一応は今年最初のGⅠだからな。そして3月に入ったら今年のトレーナー合格者の研修を行う。因みに俺は選ばれなかったから安心である。

 

まぁトレーナーになって1年の俺に言われたところで、ベテランの言葉と比べたら説得力は無いも同然だ。俺を選ばなかった事については正解だと思う。

 

 

ルドルフ「……ところでシービー、それでは比企谷君の仕事に支障が出る。離れた方が良いのでは?」

 

シービー「だって最近、八幡と全然絡めてなかったんだもん。だからこうやってくっつくのは至極当然なんだよ?ルドルフだって分かるでしょ?」

 

ルドルフ「済まないが、よく分からない。」

 

シービー「ふんだっ、いいもんね!ねぇ八幡?せっかく会えたんだからさ、お散歩行かない?」

 

八幡「………」カキカキ

 

シービー「……ねぇ八幡?」

 

八幡「………」カキカキ

 

シービー「………そろそろ離れる?」

 

八幡「そうしてくれ。」カキカキ

 

シービー「何でそこだけ反応するのさぁ〜!!」

 

八幡「あぁ〜うるさいうるさい、近くでそんな大声出すな。ってか君何しに来たの?」

 

シービー「え、話聞いてなかったの?八幡に会いに来たんだよ?」

 

八幡「そっか、じゃあ目標達成だな。トレーナーの所に帰りなさい。」

 

シービー「ヤダ!あたしはまだ八幡と一緒に居る!」

 

八幡「お前もしつこいなぁ………」

 

ルドルフ「シービー、あまり比企谷君に迷惑をかけてはダメだぞ。」

 

シービー「大丈夫、本当に嫌な事はしないから!」

 

八幡「そういう問題じゃねぇから。」

 

 

ったくコイツは……何度も思うんだがどうして俺の所に来るんだよ?君のトレーナー絶対に寂しがってんだろ……何故そっちに行ってやらんのだい?

 

 

シービー「ねぇルドルフ、君は弥生賞からスタートするんでしょ?調子はどう?」

 

ルドルフ「良い感じにキープ出来ているよ。比企谷君はトレーニング後のアフターケアも怠らないから、おかげで毎日良いコンディションでトレーニングに臨めるんだ。だから、次の弥生賞も勝つ自信しか無いよ。」

 

シービー「そのアフターケアって?」

 

ルドルフ「それは比企谷君に聞いてみるといいよ。と言っても応えてくれる保証は無いが。」

 

八幡「そうだな、答えるつもりは無い。言ったらお前までトレーニング後に来るかもしれないからな。」

 

シービー「うん、じゃあ行くね♪」

 

八幡「言っとくが何もしないし鍵もかけるから。」

 

シービー「え………もしかしていかが「するつもりはねぇしこれからもしねぇよ。」ふぅ〜ん、なら良いじゃん!1人くらい増えてもさっ♪」

 

八幡「あのなぁ、ただでさえここ最近俺の周りが騒がしくなってきてるってのにこれ以上うるさいのが増えたら俺の気が休まらないだろ。」

 

ルドルフ「そうなのかい?」

 

八幡「飯を止めるなって脅しをかけたお前が言えた義理か?まぁそれはいいとして、俺にも平和な時間ってのが必要なんだよ。」

 

シービー「ならさ、何もせずにあたしの頭を撫でながら楽〜に過ごせば良いじゃん。」

 

 

何でコイツの頭を撫でる前提?シービーの頭撫でるんならライスの頭撫でるわ。

 

 

八幡「今の状況分かってて言ってんの?俺今仕事中なんだけど?」

 

シービー「だから休憩としてさ〜……ね?」

 

八幡「何が『ね?』だよ。というかもう行ってください。もうそろそろミーティングのお時間なんでシービーさんは出ましょうね〜。」

 

シービー「イヤだぁ〜!!」ジタバタッ!!

 

 

その後10分くらい格闘した結果シービーを追い出す事は叶わず、頭を3分くらい撫でてやった結果満足して帰って行った。ウマ娘の力にただの人間が敵うわけも無いんだけどさ………非常に疲れました………

 

 

八幡「はぁ……………疲れた。」

 

ルドルフ「お疲れ様。力戦奮闘だったね。」

 

八幡「アイツ、マジで諦めが悪いっていうかすげぇよな。普通あんな風にはならんぞ?」

 

ルドルフ「彼女の場合、自由を求めるものなのだが、何故か君の前ではその自由すらも無くなってしまうようだな。ベッタリだったな。」

 

八幡「お前は他人事かよ……お前の時間も削られてる事を忘れんなよ?まぁ居なくなったからもういい、ミーティングを始めるがいいか?」

 

ルドルフ「あぁ、構わない。次からは止めに入るから許して欲しい。」

 

八幡「最初からそうしてくれ。」

 

 

その後、何の障害も無くミーティングが終わってお開きとなった。ホントあの時間は何だったんだ?マジで無駄な時間を過ごしていたような気がしてならない。

 

 

ルドルフ「そうそう比企谷君、来週から合格者が来る手筈になっている事は知っていると思う。担当する名簿を受け取っているんだが、見るかい?」

 

八幡「一応な。というか何でトレーナーの俺達よりもお前に渡すのが早いんだろうな?」

 

ルドルフ「あはは、私も生徒会長だからな。」

 

八幡「理由になってねぇんだよなぁ………ん?」

 

 

………はぁ、俺の嫌な予感ってのは本当に当たるなぁ。まぁでも、俺が担当になってないってだけでも救われてる方か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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研修生一覧

 

 

一色 いろは…東条T

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葉山 隼人…黒沼T

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見つかんないようにするのは……無理だよなぁ。

 

 

 




シービー、八幡に凄くベッタリなご様子。

そして俺ガイルキャラの登場予定!

一色は分かりますが葉山ァ!?お前の夢はぁ!?
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