ルドルフside
ルドルフ「……とても美味しかったよ比企谷君、今日のは特に美味しく感じたよ。」
八幡「ソイツは何よりだ。シービーも美味かっ……たのは言うまでも無いな。」
シービー「いやぁ〜ホントに美味しかったよ〜♪ルドルフっていっつもこんなに美味しいのを食べてるの?羨ましいなぁ〜。」
ルドルフ「毎日ではないさ、彼の気が向いた時だけさ。(日曜日に作っている事は隠しておこう。)シービーも気に入ったのかい?」
シービー「気に入った!あたしも食べたいっ!!」
八幡「って言われてもなぁ……俺の気分にもよるからいつでも作ってやれるってわけじゃねぇから、なんか悪いな。」
シービー「ん〜まぁしょうがないか、今日のところは八幡にハンバーグ貰ったという事で良しとしましょうかねぇ〜。」ダキッ!
八幡「おい、抱き着くんじゃねぇよ。」
シービー「い〜やぁ〜優しくしてよぉ〜♪」
八幡「乱暴した覚えはねぇよ。てかホントに離してくんない?ルドルフ、お前って食後はコーヒー?それとも紅茶?どっちだ?」
ルドルフ「……紅茶だな、コーヒーも飲む事はあるが、そこまで頻繁に飲む事は無い。比企谷君、それがどうかしたのかい?」
八幡「ちょいとクッキーを作ってな、かなりの量を作ったからデザートって形で食べないか?それか気に入ったら生徒会で引き取ってくれるか?」
ルドルフ「ほう……ではまずはそのクッキーの味を吟味するとしよう。」
八幡「んじゃ持ってくる。という事でシービー、ちょっと行ってくるから離して。」
シービー「八幡、あたしにはホットココア〜!」
八幡「……あいよ。」
それにしてもクッキーか……そういえば比企谷君は、去年の配属したばかりの頃にも同じクッキーを作っていたな。それを考えれば彼が菓子を作れるというのも不思議ではないのかもしれないな。
ーーー数分後ーーー
八幡「お待ちどうさん。」
シービー「わぁお〜……色んな色あるね〜!」
ルドルフ「たくさん作ったというのは本当の事みたいだね。これがまだあるのだろう?」
八幡「この皿に盛ったのは各種ほんの少しずつだから、まだまだクッキーはある。」
シービー「八幡、あたし食べてもいい?」
八幡「今更お前だけ食うな、なんて事は言わねぇから好きに食べたらいい。あっ、紅茶とココア用に砂糖と牛乳も持って来てあるからお好みでな。」
ルドルフ「比企谷君は将来、良い旦那になりそうだな。気の利く男性は人気が出るぞ。」
八幡「この職に就いた時点で結婚は諦めてる。それに俺みたいな物好き貰ってくれる奴なんていねぇだろ。」
シービー「サラッと悲しい事言わないでよ……」
八幡「ほれ、俺の事はいいからクッキー食べろ。気に入った味があったら持ってってもいいから。」
シービー「今日の八幡、サービス精神が旺盛だから好きっ♪」
八幡「はいはいどうもありがとうね。」
マックイーン「………」ジィ∼
どれから食そうか……比企谷君が作ってくれたクッキーだ、普段から料理を作っている彼だ、きっと菓子も美味だろう。では、この緑色のから食べてみよう。恐らく抹茶だろう。
サクッ
ルドルフ「……程良い甘味だ。それに抹茶の風味もしっかりしている。それでいて苦過ぎず甘過ぎない、とても美味だ。店舗に出されていても遜色無い程の見栄えと味だよ。」
八幡「一口食っただけでそんなに感想が出てくんのもすげぇな、俺には真似出来ねぇ……まぁでも美味しいって感じてくれてんのなら良かったわ。」
シービー「んんぅ〜どの味も美味しいっ♪ねぇ八幡も食べなよ。はい、あ〜ん♪」ニコッ
八幡「自分で食べ「あ〜ん♪」………あむっ。」
シービー「♪〜」ニコォ∼
八幡(………無駄に良い笑顔だなこんちくしょう。)
ルドルフ「比企谷君、君が言っていたようにこのクッキーを生徒会の皆にもお裾分けしたい。幾つか譲り受けてもいいだろうか?」
八幡「あぁ、こんなのほんの一部だ、持ってけ。」
シービー「八幡あたしも〜!」
八幡「おう。」
マックイーン「私もおこぼれをちょうだいしたくっ!!」
八幡「あぁ、いい……ん?」
メジロマックイーン?あぁそうか、確か彼女は甘い物が好物だったな。きっと我々の食べる姿を見て食べたくなったのだろう。
マックイーン「トレーナーさん、もし余っているようでしたら私にもおこぼれをいただけません事っ!?」
八幡「別にいいぞ。だが俺も食いたいから全部持ってくってのはやめてくれよ?」
マックイーン「そんなに持って行きませんわ!各種2個ずつ頂いても?」
八幡「ん、それならいい。」
マックイーン「ありがとうございます♪」
シービー「八幡、まだクッキーあるよ!あ〜ん♪」
八幡「もういいから、1回で充分だから。」
ルドルフ「………時に比企谷君。」
八幡「ん、何?」
ルドルフ「ウマ娘とトレーナー、今後の生活においてお互いのコミュニケーションが重要だと考えている。現に我々も来月で1年を迎える、そこで私もシービーを見習って君にクッキーを進呈しよう。」
八幡「……それだったらお前が俺に渡すって意味になるんだが?なんか逆じゃね?」
ルドルフ「細かい事は今はいい。さぁ比企谷君、口を開けてほしい。」
八幡「(……ルドルフを不機嫌にしたら後が怖い。仕方ない、ここは折れておくか。)あむっ……」
ルドルフ「ふふっ、中々どうして……悪くないな。」
シービー「八幡〜あたしももう1回〜!」
八幡「もう腹一杯です。」
ルドルフ、それよりも名前呼びの方がよかったのでは?