比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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さて、いよいよ始まります模擬レース!

ですが皆さんの思ってるような内容ではないと思います。今後の事も考えた上でこの形にしました。

では、どうぞ。


模擬レース!(短距離編)

 

 

八幡side

 

 

ようやく始まった模擬レース。担当トレーナーの居ないウマ娘達がトレーナーを得る為に設けられたイベントだ。その為、周りには俺と同じトレーナーがそこら中に居る。そしてレースは短距離、マイル、中距離、長距離の4部門に分けて、それぞれ3レース行う形になっている。因みに今回はダートレースは参加者が少な過ぎた為、行わないとの事だった。

 

俺は桐生院と別れて見渡しの良い所に居る。その方がウマ娘の動きを見やすいからだ。あまり近くに行き過ぎると、他のウマ娘達の動きやタイムを測れない。俺に話しかけて来たウマ娘達は殆どが中長距離にエントリーしている。と言っても、知り合ったウマ娘なんてたったの6〜7人だけだけどな。

 

 

「それでは、短距離第1レース……スタートします!」

 

 

おっと、レースに集中しないとな。

 

 

ガッコンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短距離部門を見た中で俺が良いと思ったウマ娘はかなり居たが、その中でも1番飛び抜けていたのは第3レースで1着だったサクラバクシンオーというウマ娘だった。アイツの脚質、今回は先行だったが、あれは逃げでも充分に戦える。

 

第1レースで2着だったマルゼンスキーも中々の走りだった。距離も中距離までなら大丈夫そうな走りだった。今回は展開が早過ぎたから負けたような感じだが、あの走りは意外とオールラウンダーなのかもしれないな。走りにまだ余裕があった感じがある。

 

第1レース1着のタイキシャトルもかなりの素質だ。恐らくサクラバクシンオーに負けてはいないだろう。サクラバクシンオーが短距離専門だとするなら、タイキシャトルの走りは短距離からマイルまでを専門とする走りだった。間違い無く一線級の素質である事は間違いない。

 

最後に第2レースの1着だったビコーペガサスだが、走りは悪くない。悪くないんだが、あれは一体何と戦ってるんだ?2着のカレンチャンもビコーペガサスと負けてないくらいの良い素質を持ってるウマ娘だったな。うぅむ、悩むな………

 

 

???「おやおや、難しいお顔をしていますね〜。眉間に皺が寄ってますよ〜?」

 

八幡「………ん?え、俺?」

 

???「そうそう貴方ですよ〜トレーナーさん♪考え過ぎはダメですからね〜。」

 

 

誰だこのウマ娘は?格好から見るにレースに出るんだろうが、名前が分からない。

 

 

八幡「俺は新人だから、こうでもしないと好スタート出せないどころか、出遅れるので。」

 

???「まぁ!新人さんだったんですか〜。じゃあ初めましてですね〜、私はスーパークリークっていいます、よろしくお願いしますね〜。」

 

 

……何だろう、話し方といい見た目といい母性を象徴しているかのようなウマ娘だな。保育園の先生とかに居そうだ。もしかしたらだが、ウマ娘の世話係なのかもしれないな。

 

 

八幡「比企谷八幡です、よろしくお願いします。」

 

クリーク「はい、覚えましたよ〜。それと、私に対しては敬語でなくても大丈夫ですからね〜。というよりも、この学園のウマ娘達に敬語は必要無いと思いますよ?だって皆学生さんなんですし、トレーナーさんの方が年上ですから〜。」

 

 

………そうですね。

 

 

八幡「じゃあ敬語無しで。ところでお前もレースに出るんだろ?確か……長距離部門だったな。」

 

クリーク「そうですよ〜。トレーナーさん達に良いところを見せてあげなくちゃいけませんから〜。」ナデナデ

 

八幡「………何故頭を撫でる?」

 

クリーク「あらあらごめんなさい、私の癖みたいなものなので、気にしないでください。」

 

???「クリーク!何やこんな所におったんか!」

 

???「探したんだぞ、何処を探しても見当たらなかったから。」

 

???「それはこっちの台詞や!オグリの方向音痴にはホンマ困らされたわ!」

 

クリーク「あらあら、タマちゃんにオグリちゃん。ごめんなさいね〜このトレーナーさんとお話してたんです。紹介しますね、こっちの関西弁を話す芦毛のウマ娘がタマモクロスのタマちゃんです。そしてもう1人がオグリキャップのオグリちゃんです。」

 

八幡「タマモクロスにオグリキャップだな、俺は比企谷八幡。新人トレーナーだ。よろしく頼む。」

 

タマ「タマちゃん言うなやクリークっ!それに……クリーク、もう唾つけたんか?せやけどこのトレーナー、そんな凄そうやないで?やめといた方がええんちゃう?」

 

クリーク「もう、タマちゃん!そんな事初対面の人に言ったらメッ!ですよ!」 

 

タマ「じょ、冗談やって。」

 

八幡「お母さんに怒られてる子を見ているような気分だ………そしてそれを見守る姉。」

 

タマ「せやせや、ウチが悪い事したからおかんに………って誰が子供やねんっ!!しかもオグリが姉かいな!?」

 

八幡「何か漫才を見てる気分だ………それよりお前達もそろそろアップでもしておけ。オグリキャップはマイル、タマモクロスは中距離、スーパークリークは長距離だろ?早くしておかないと身体が動かないままスタートしちまうぞ?」

 

オグリ「むっ、それもそうだな。クリーク、タマ、アップをしよう。」グウゥゥー

 

八幡「………お前、腹減ってんの?」

 

タマ「オグリの腹の虫が鳴るんは日常や、気にせんといてや。」

 

 

いや、それにしてはメッチャ腹鳴ってるけど?どんだけ腹減ってんだよ………ていうか日常レベルで鳴ってるって結構ヤバくね?

 

 

八幡「はぁ……ほら、これでよかったら舐めてろ。ただの飴だけどな。レースになったら捨てるか砕いて飲み込めよ?」

 

オグリ「っ!!か、感謝する!タマ、クリーク、このトレーナーは良い人だぞ!」

 

タマ「アンタの場合、食い物くれる人は大概良え人やろ………」

 

クリーク「じゃあそろそろ行きましょうね〜。比企谷トレーナーさん、見ていてくださいね〜。」

 

 

………性格はバラバラだが、息の合ってる3人組だったな。

 

 

 




はい、今回は【芦毛の怪物】オグリキャップ、【白い稲妻】タマモクロス、【平成三強】の一角スーパークリークが登場です。

競馬ブームを巻き起こした世代のウマ娘達ですね。

名前だけ登場したウマ娘も居ますが、そちらは省きますね。ごめんなさい。

チョコっとマメ知識!

競馬とウマ娘の距離感は少しだけ異なっています。

ウマ娘
1,000〜1,400が短距離
1,500〜1,800がマイル
1,900〜2,400が中距離
2,500〜が長距離

となってますが、実際の競馬ではこのようになってます。

1,000〜1,300が短距離
1,400〜1,800がマイル
1,900〜2,100が中距離
2,200〜2,800が中長距離
2,900〜が長距離

という風になっています。厳密にはまだ距離名があるのですが、ゲームで細かくし過ぎたら面倒ですからね。短いのは短い、長いのは長いっていうのがちょうど良いですよね。

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