比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ルドルフとのTR、そして彼女も……

 

 

八幡side

 

 

エアグルーヴが熱発した次の日。今日から3日間、ルドルフの臨時トレーナーをする事になった。今のところはウマ娘からのお誘いが無いって事はルドルフは黙ってくれているのだろう。とはいえ、最初にやる事はもう決まってる。俺はルドルフの走りは見た事はあっても細部までは知らん。なのでエアグルーヴ同様、まずはルドルフの走りの特徴の分析からスタートする。点数も……一応付けておいた方がいいか。

 

 

ルドルフ「やぁ、比企谷トレーナー。トレーナー業務ご苦労だね。」

 

八幡「お前もお疲れさん。学業に加えて生徒会業務もこなすとは、忙しいこって。俺だったらごめんだ。」

 

ルドルフ「ははは、これも皆が快適に過ごしてもらう為さ。その為なら幾らでも協力は惜しまないさ。」

 

 

なんてご立派な考えをお持ちな事で。

 

 

八幡「まぁそれはさておいて今日のトレーニングなんだが、トレーニングらしい事は一切やらない。お前の走りの特徴を見る、それだけだ。物足りないと思うかもしれないが、今日はこれで我慢してくれ。」

 

ルドルフ「いいや、君が私の為に作ったメニューなんだ、私から文句なんて無いよ。ではコース場へと向かおうか。」

 

 

こんな感じでルドルフは朗らかに笑っていた。ルドルフは俺の出したメニューにいちゃもんをつけるような事はせず、寧ろ少し申しわけ無さそうにしていた。エアグルーヴだったらこんな事にはならないだろう。

 

 

ーーーコース場ーーー

 

 

八幡「じゃあまずはお前のいつもやっているアップをしてみてくれ。時間は任せるがあまり長引かせないようにな。後のメニューも出来なくなるから。」

 

ルドルフ「あぁ、分かった。因みに聞きたいんだが、構わないかい?」

 

八幡「何だ?」

 

ルドルフ「走りの特徴と言っていたが、具体的にはどんな方法で見るんだい?」

 

八幡「エアグルーヴの場合はクラシック、つまりはトリプルティアラを軸にした距離で走りを見ていた。1,600m、2,400m、2,000m、この3つで走り方、癖、その他を色々と分析した。それで改善点や長所を見つけていくようにしていた。」

 

ルドルフ「成る程、それを私にもすると?」

 

八幡「そうだ。俺に走り方を見せる事になるが、それでも構わないか?」

 

ルドルフ「あぁ、構わないさ。君が私のトレーナーとなってくれるのなら、ね。」

 

八幡「そっか、じゃあ俺はこの辺で「済まなかった、冗談だから何処かに行こうとしないでくれ。」……そういう冗談はシービーだけで充分だ。」

 

ルドルフ「彼女のアレも冗談ではないと思うのだがね。君にとても懐いているみたいだし。」

 

八幡「毎度会う度に走りを見てくれと言われる俺の身にもなってくれ。」

 

 

そう言ってから、ルドルフはアップを開始した。やはり個人でも練習しているからか、内容はトレーナー達も取り入れるようなメニューも組み込まれていた。前も思ったけど、アイツにトレーナーっているのか?

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

ルドルフ「比企谷トレーナー、アップは終了して水分補給も済ませた。いつでも行けるよ。」

 

八幡「よし、じゃあ今から走り方の特徴を見ていくが、距離は2,000mの左回りで頼む。スパートをかけるタイミングも何もかもお前に任せるからな。」

 

ルドルフ「承知した。」

 

八幡「スタートの合図も俺が出すから、しっかり反応しろよ。」

 

 

エアグルーヴはしっかりと反応をしてたが、お前はどうだろうな?

 

 

八幡「それじゃあ行くぞ?」

 

ルドルフ「あぁ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッコン!!

 

 

ルドルフ「っ!」ダッ‼︎

 

 

……出遅れるどころか好スタートを切りやがった。どれだけ集中してたんだよ、アイツ。

 

さて、俺もゴール板の所に行くか。

 

 

ルドルフ「はっ……はっ……はっ……」

 

 

ピッ!

 

 

八幡「………担当がついていなくてこの走り。誰もつきたがらないわけだ。」

 

ルドルフ「比企谷トレーナー、どうかな?」

 

八幡「結果、聞きたいか?」

 

ルドルフ「君からの視点はとても興味深いからね、今聞かせてくれるかい?」

 

八幡「総評95点。俺が今まで見てきた走りの中で1番理想的な走り方をしていた。タイムも1.59.4と平均ペースならかなり良いタイムだ。ホントお前ってすげぇな。」

 

ルドルフ「そこまで褒められると逆に嘘ではないかと疑ってしまうよ。けど、ありがとう。しかし、気になる点は無いのかい?」

 

八幡「あぁ、残りの5点はそれだ。腕の振り方を少し工夫したか?前見た時と少しだけ違うように見えたんだが?」

 

ルドルフ「あぁ、エアグルーヴが阪神JFを走る前に話していた時期があったのを覚えていてね。足だけ速ければ良いというものではない、君の言葉を感銘を受けてね。それから少し腕の振り方を変えてみたんだが、君からはどう見える?」

 

八幡「前よりも良くなってる。前のだったら今の評価は92か3だった。」

 

ルドルフ「そうか、それは何よりだよ。」

 

八幡「じゃあ次は2,400mを走ってもらいたい。左回りでな。水分をとって少し休憩してからにするから、5分間は楽にしてろ。」

 

ルドルフ「あぁ、分かった。それと比企谷トレーナー。」

 

八幡「ん?」

 

ルドルフ「後ろを見て欲しい。」

 

八幡「?何で後ろを………あ。」

 

シービー「………」ジィ∼…

 

 

oh………見つかってはいけないウマ娘に見つかってもうた。

 

 

八幡「………よし、ゴール板の位置を変え「八幡?」な………はい、何でしょう?」

 

シービー「私も八幡に走りを見てもらいたいなぁ〜♪」

 

八幡「いや、今はルド「休憩中、だよね?」……アップは「終わらせていつでも行けるよ?」……適性とか「ルドルフと同じ距離で大丈夫。」………」

 

シービー「八幡!走り、見てくれるよね!よね!?」

 

八幡「………分かったよ。」

 

シービー「うわあぁぁいやったあぁぁぁ!!」

 

 

うわぁ……耳が逆立つレベルで立ってるし、尻尾もブンブン振り回してる。どんだけ嬉しいんだ?

 

 

八幡「悪いな、ルドルフ。」

 

ルドルフ「いや、構わないよ。私もシービーの走りは気になっていたからね。」

 

 

 




ルドルフとのトレーニングが開始!

そしてシービー乱入!!
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